小児科はいつまで受診できる?内科に変わるとき紹介状は必要?

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子供が産まれて、生後2ヶ月ごろから予防接種や体調不良などで度々お世話になる小児科。

子供の体調不良はとにかく小児科!という感じですよね。

でも小児科には、いつまでかかって良いのでしょうか?

大人になっても、小児科で診てもらえるんでしょうか?

小児科にかかって良いのはいつ頃まで?

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小児科は15歳までが一般的のようです。

そもそも小児科がなぜ必要なのかというと、大人とは違う特有の病気やトラブルがあるからなのです。

子供特有の病気やトラブルのある年齢が、産まれてすぐの新生児期から体が大人になる準備が始まる思春期のころまでです。

なので、15歳ごろまでは小児科にかかるのが一般的と言われています。

子供の病気は一見ただの風邪に見えても、他の病気が隠れていることがあります。

他の病気が隠れていないか全身しっかりチェックしてくれるのが小児科なのです。

では15歳を過ぎたら、たとえば高校生になったら内科に行くときは紹介状が必要なのでしょうか?

基本的には必要ありません。

喘息やアレルギーがあるとか特に定期的な通院が必要な場合は紹介状が必要です。

それ以外の場合は紹介状なしで内科にかかって大丈夫です。

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小児科は何歳までかかれるの!?大人が受診することもできるの?

さきほど小児科は一般的に15歳までといいましたが、明確に決まっているわけではありません。

16歳になったので内科にかかってくださいとか言われることもないです。

赤ちゃんの頃、子供から風邪をもらってしまうことが多くありませんか?

親子で風邪をひいた時に、小児科に行って子供を診てもらって、自分のために内科にかかるのも手間ですよね…

小児科に子供と一緒にかかることもできるのです。

行く前に電話や受付で一緒に親も診察してもらいたいと伝えておくと良いでしょう。

私自身引っ越しする前まで実家のそばの小児科に27歳までかかっていました。

断られることもありませんでしたので、病院によるかもしれませんが、基本的に小児科の年齢制限というのはありません。

しかし、小児科は内装が子供らしくなっていたり、キッズコーナーがあったりしますよね。

なので、子供本人がもう子供じゃないから小児科は嫌だよという場合もあります。

小学生高学年や、中学生の頃になったらかかる病院について相談してみてもいいかもしれません。

内科は何歳から?子供は診れない?

逆に内科は何歳から良いのでしょうか?

こちらも特に年齢制限はありませんが、赤ちゃんは症状をきちんと説明できません。

大人と同じように自分の体のどこがどうなのか説明できる年齢であればOKです。

つまり幼稚園児や小学生など、会話が上手になってからは内科に行っても問題ないということになります。

小児科に大人がかかりたい場合も、内科に子供がかかりたい場合も、一度電話で問題ないか確認すると安心です。

基本的には問題ありませんが、内科の先生も「子供は慣れていないから」という方もいらっしゃいます。

初めての病院にかかる場合はどこでも電話で事前に相談してからいくと心配や不安が減ってかかりやすくなります。

特にコロナ禍の現在は病院も症状によって診察時間をわけている場合や、予約制にしている場合も多いです。

ホームページがしっかりある病院ばかりではないので、一度電話で確認するのが安心です。

私も、引っ越してきた後に咳喘息になり、近くの内科に駆け込みましたが、次からは電話してきてくださいと言われ少々気まずい思いをしました。

ちょっとの電話で解決することですので、一度相談するのがおすすめです。


小児科と内科の違いは!?小児科医が診るメリットと慢性疾患

具体的に小児科と内科は何が違うのでしょうか?

違いは得意とする年齢です。

小児科は子供を、内科は大人を得意とする病院なのです。

小児科は子供専門のお医者さんであり、子供には大人はかからない特有の病気があります。

子供は体重にあった薬の量を処方する必要がありますし、子供の年齢によっては水薬、粉薬、坐薬など切り替える必要があります。

また、幼い子供は症状を正確に伝えることができませんので、小児科では全身しっかりとチェックしてくれます。

全身チェックすることで、隠れた病気がないか診てくれるのです。

さらに、小児科は子供の病院なので待合室に絵本やおもちゃのあるキッズコーナーがあるだけではなく、医師看護師も子供の対応に慣れています。

診察や注射など嫌がる子供は多いですが、小児科の医師看護師は慣れています。

注射もテキパキと抑え、笑顔で「少しちくっとするだけだから」と伝え、手早く済ませてくれますよね。

小児科に通い続けた方がいい場合もある!

大人になるまでのどこかで小児科から内科に変えてしまうのが必ずいいのかというと、そうではない場合もあります。

  • 生まれつきの病気がある場合
  • 子供の頃に発病した病がある場合
などは、発病の経緯や治療の経過などよく知っている小児科医に通い続けるのがおすすめです。

アレルギーなどは成長に合わせた治療計画をしますので、相談して決めた治療をきちんと把握している小児科医に通い続けるのが安心です。

内科で子供が断られたなんてことはあるの?行く前に確認しておきたいこと

お話ができる年齢であれば、子どもが内科を受診しても問題はないのですが…

子どもへの対処(薬の処方、診察方法など)が専門外の内科だと、子どもの受診を断ることもあるようです。

なので、いきなり内科を受診するのではなく、事前に電話で受診可能かどうか確認するようにしましょう。

事前に内科に伝えておくべき内容は、子どもの年齢、症状、これまでの病歴、服用しているお薬についてです。

子どもの症状やこれまでの薬の処方によって、同じ内科でも診てくれるときと診てくれないときがあるかもしれません。

あなたから子どもの情報を全て内科に伝えた上で、診断可能かどうかきちんと内科に判断してもらいましょう。

とはいえ、小児科に行けないから内科に行きたいような状況で、内科から子どもの受診を断られてしまうと腹立たしい気持ちにもなってしまいますよね。

「内科も小児科も似ているし、内科が子どもを診ることができないなんてあり得ない!」と、つい思ってしまいそうですが…

それぞれの内科で得意とする分野や専門外の分野があるのです。

子どもを診るのが専門外の内科なのに、なんとなく子どもを診てしまうような内科はあまり行きたくないですよね。

「専門外なので診ることはできません」と断ってくれる内科のほうが良心的で信頼できると考えましょう。

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小児科はいつまで受診できる?のまとめ

小児科に通える年齢は、結論制限はないということでしたね!

逆に内科であっても、子供が症状を説明できるのであればかかれるということでした。

意外と「病院の垣根」というのが、低いと感じたのではないでしょうか?

小児科は子供が行くところとなんとなく思っていましたが、大人を診られないというわけではありません。

内科や眼科など大人の病院に子供を診せたら迷惑では?と思っていましたがそれも違うようです。

内科にせよ小児科にせよ、初めて行く病院にはまずは電話をして、行っていいか、診てもらえるか、確認をしましょう。

特にインフルエンザの流行シーズンや現在のコロナ禍は感染対策が各病院でなされています。

電話で確認するワンクッションで病院に行く方も、受け入れる病院側も安心できます。

ぜひ、休診日で初めて行く内科しか開いていないから…と受診を諦めずに、事前に電話で確認してみましょう。