毎日続いて、途絶えることのない子育て。
そんな子育てを毎日続けているお母さんには、本当に頭が下がります。
私の母親も、私の事をここまで育ててくれて、私に対してイライラしたこともあるでしょうが、イライラで怒られた記憶はありません。これがどれだけすごいことなのか、自分が母親になって、初めてわかりました。
どうしても我慢しきれずに、怒鳴ってしまうお母さんもいるかもしれませんが
- そんな風に、悟りを開いたようなお母さんばかりではないですから
- 子育ては思うようにならなくて、イライラの連続なんだから
- 子育てのイライラを切り替える方法って?
- それでもイライラしてしまう私って…
子育てのイライラを切り替える8つの方法
イライラした時に、具体的な行動をとることでイライラを軽減できる、8つの方法をご紹介していきますね。
1.ストップシンキング
イライラが襲ってきた時に「1,2,3」とゆっくり数えて、思考停止状態をつくります。
2.キープメーター
何でも相談できる人を見つけて、不安や不満を吐き出すことで、精神状態が安定します。
一人で抱え込まないことが大切です。
3.リロケーションアイ
いつもと違う景色だったり環境に身を置きます。
- 旦那さんや子供が寝てから、一人でドライブに行く。
- 子供を預けカフェに行く
4.リフレーム
自分にある、ルールや規則などを変化させます。
「時間厳守」から「子供がいるんだから変更しても仕方ない」に変えたり、「部屋は綺麗に片づけたい」から「この部屋ぐらい汚くてもいい」に変えるなど、許容範囲を広げるのです。
5.ポジティブフォーカス
相手のいいところを思い出します。
相手が子供なら「お母さんのご飯が一番と言ってくれた」
相手が旦那さんなら「私に優しくしてくれた」など、幸せに感じたことを思い出すのです。
6.ファーストファクター
人間の感情というのは
- ストレス
- 不安
- 寂しさ
- 悲しみ
- 恐れ
- 絶望
自分が何にイライラしているのか探ることによって、「なるほど、自分は不安だったのか」となって、イライラを別の感情に変化させることが出来るのです。
7.ファーストファクター
自分の立場を子供に置き換えます。
例えば
あなた:成績が悪いから勉強しなさい
子供 :太ってるから痩せなよ
子供 :料理が美味しくない、料理習いにいけば?
この様に、お互いに欠点をつかれて、するべきことを言われるのは気分が悪いでしょう。
そうすることで、言ってはいけない言葉を言ってしまう前に冷静になることができるようになります。
8.コーピングマントラ
イライラが襲ってきた時に、口にする魔法の呪文をあらかじめ決めておきます。
例えば、魔法の呪文(マントラ)を「これはいいや!」にしたとして。
子供がコップの水を床にまき散らした時、「これはいいや!」と言います。
そうすると脳は「何が、これはいいやってなんだろう」と答えを求め、「ついでにキレイに床掃除が出来る」と答えを導き出します。
子育ての気持ちの切り替え法!それでもイライラしてしまう私って…
そんな風に、いろいろと試行錯誤してみても。それでもやっぱり、どうしてもイライラしてしまう。そんな私と同じようなあなたへ。
固定観念にとらわれないで
人には多かれ少なかれ、固定観念と言うものが存在します。
そして、この固定観念にとらわれてしまうことによって、自分自身でストレスを生み出してしまう結果になってしまいます。
この固定観念は、本人にとっては普通の事ですが、他者から見ると「ただのこだわり」でしかないのです。
例えば、ストレスが悪いものと考えるのは、これも固定観念です。
ある心理学者は「ストレスはその人の捉え方によって、体に害があるどうかが変わってくる」と言っています。
固定観念はストレスだけでなく、人の健康状態まで左右しますので、とらわれすぎないでください。
イライラしてもいいんです
イライラして苦しい時には、「イライラしてもいいよ」と自分自身に言い聞かせてあげましょう。
「・・・でイライラしたんだからしょうがない」と自分に共感することで、イライラしてしまっている自分に共感して、子供にきつく言ったり手を出したりすることはなくなっていくでしょう。
もしも、またきつく言ってしまったり、手を出しそうになったら、きつく言ったり手を出してしまった時を振り返ってください。
「もう、あの時のような思いはしたくない」と感じれば、その衝動は少しづつでも抑えられるはずですよ。
子育てでの気持ちの切り替えって難しい。のまとめ
「子育てのイライラを切り替える方法」や「固定観念にとらわれないで」「イライラしてもいいんです」ということについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
イライラした気持ちを切り替える方法に関しては、ちょっと心理療法的な内容でしたが、子育てでイライラした際には是非、試してみてください。イライラを忘れられるはずですよ。
また「こうじゃないとダメ」とか「こうするもの」と、自分で思い込んで、自分自身にストレスをかけすぎないでくださいね。負のスパイラルから抜けられなくなりますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。