子育て期間も長いように感じますが、そんな期間はあっという間にすぎていって、気がつけば成人式を迎える年ごろになってしまいます。
「ついにわが子も、大人の仲間入りか~」と感激している暇もありません。それはそれは、忙しい成人式でした。
おおわらわで終わった式までの日々。多忙でしたが、それなりに充実した成人式という行事でした。
そんなうちの娘の成人式の体験談を交えて、成人式の準備をするときのポイントをご紹介していきたいと思います。
- 成人式の準備は一年前から
- 驚きの2箇所での成人式
- 着物のお下がりを使うときに必要な準備
- 成人式当日の着付けと美容院
- 成人式の記念写真も忘れずに
一年前から始めた成人式の準備
「成人式の一年もまえから、何を準備することがあるの?」と不思議に思いますよね。
当の本人もピンときてないので、成人式のことを話題にして、モチベーションをあげるのに苦心しました。
その時、娘の髪型はショートボブ。親としたらやっぱり、着物を着せて髪を結いあげた着物姿を見たかったのです。
なので、髪を切らないで、長く伸ばしてと娘に言い含めておきました。
最初は、めんどくさがった娘も、着物姿のカタログなどをみせると納得してくれて、こんな髪型がいいねと、楽しみに伸ばすようになりました。
- 成人式に向けて、娘にも心の準備をさせておく
- 成人式のイメージを膨らませるような会話をこころがける。
美容院では、ショートヘヤーも上手にまとめてくれますが、やはり自毛を結いあげるのとでは風情が違います。
一生に一度は、そんな楽しみもあっていいのではないでしょうか
何と2箇所で成人式?!
何の手違いか
- 家を出て一人暮らしをしていた娘の住所
- 実家の住所
「えっ?2回も出ていいの?」と娘は大喜び。
市町村に問い合わせもせず、両方出席することになりました。「それぞれの場所での友人とお祝いできる!」と張り切っていました。
こんな手違いはめったにないでしょうから、ラッキーでしたね。
着物の準備に必要なこと
最初は、袴を着たいと言っていた娘ですが、レンタル料がかかるのでもったいなくて、私が成人式に着ていた、大振袖の着物を着てもらうことになりました。
最近では、奇抜な着物も見かけますが、オーソドックスなものは、流行に左右されず、親から子供へと連綿と伝えていけるのでいいですね。
この大振袖は私と二人の娘の成人式に活躍してくれて、大助かりでした。
親の着物を娘に着せるために早めの準備を
ただ、着物を着せるために、着物屋さんで洗い張りをしておかないといけないのですが、早めの予約をしておくに限りますね。
成人式を目指して殺到しますので、ぎりぎりで焦りました。
- 半年くらい前から着物屋さんを調べておく・予約は早くてもよい
- 持ち込み当日には、揃ってない小物(帯を結ぶ紐・おたいこ・足のサイズにあった足袋など)をきちんと調べてもらい購入しておく。下駄のサイズも親とあわないので、買っておく
- 身長にあわせて、着物のサイズも調節してもらう
- 必ず本人を連れて行って、合わせてもらう
当日になってから「しまった~もっと早くちゃんと準備しておけばよかった!」と思わないように、入念な準備が必要です。これは結構重要事項ですね。
成人式当日の着付けと美容院
成人式当日の着付けと美容院ですが、着付けがセットできる美容院も最近では少なくなっていますので、良く調べて早めの予約が必要です。
当日は、押すな押すなの大盛況で、狭い美容院内は、着物を抱えた女の子でいっぱいです。
予約が遅かったので、ちょうどいい時間をとってもらえなくて、朝の6時からの着付けでした。
なので、ここも、早めの予約をお勧めですね。
- 着付けと髪のセットをしてくれる美容院を探して早めに予約する
- 髪型は事前にお気に入りの写真などを持っていくと、スムーズに進む
- 髪飾りは美容院においてあるのを購入できるが、自分で用意していくほうが、思い通りの髪型になる。
などが、気付いたことですね。
成人式の記念写真も忘れずに
せっかくの成人式の着物姿ですから、やっぱり記念写真は欠かせませんよね。
当日は、成人式に打ち上げと忙しいので、うちの場合は成人式の後日に回しました。
そのほうがゆっくりと撮ってもらえるので、落ち着いてのぞめたので、よかったですね。
写真も、結構時間をとって何枚もポーズを決めて写します。
全身、座った姿勢と3枚購入することになりました。
表装をこだわったので、出来上がりは一か月後でした。
もう一度着付けしなおさなくてはいけませんが、その手間も出来上がった写真をみると「よかったな」という想いに変わります。
成人式の準備は1年前からのまとめ
早め早めの準備、それが肝心ですね。一生に一度の成人式で、大人の仲間入りです。
でも、まだ、親に準備してもらっての、できごと。
手をかけてあげられるのは、ここまでだなーという気持ちであれこれ楽しみましょう。
きっと、良い記念になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。