台風って、怖いですよね。風でいろいろなものが吹き飛ばされて、危険なのもありますが、それだけではありません。
台風による大雨で、大切な家が浸水してしまった…なんてことになってしまうと、その家に住む人は泣くだけではすまない事態です。
家を復旧するのには、トンデモない費用と労力がかかってきてしまいます。
そんな台風から、少しでも人と家、財産などを守れるようにしたいものですよね。
最悪は、自分の身一つだけで逃げるしかないとは思いますが、そうならない為に。
今回は、そんな台風の被害に対して、事前にできる備えについて取り上げていきたいと思います。
「備えあって憂いなし」ですよ!
台風に備えて準備しておくことは?
平成30年に発生した台風12号は、いつもとは違う進路をたどって本州に近づいてきました。
そして、通常とは違う「東から西へ」という進路を通って、西日本から九州を横断していったんですよね。
その直前には、西日本では大雨によって被災してしまった地域もあり、二次災害の恐れもあるのではないかと、みなさんかなり心配されていたのではないでしょうか?
幸いなことに、被害はそう大したことが無かったようでしたね。
そういった「これまでの常識からは考えられないような台風」も発生してきている世の中、これからは気象情報をしっかりと確認して、事前にできる準備はしっかりとすることが大切です。
台風に備えて家の中での心構え
台風の接近に伴ってすることとしては、家電や家財類などについては、できるだけ高所へ移動させるようにしましょう。
家の窓については、窓ガラスにヒビなどが入っていないか確認して、必要があるのであれば、テープなどで補強するようにしましょう。
窓ガラスが割れても被害を軽減できるように、カーテンは閉めるようにしましょう。
断水する可能性もあるので、できるだけお風呂の水を張って準備しておきましょう。
台風が接近してきたら
そして、台風が接近してきたら、できるだけ外出を控えてください。
夜になるとなおさら、視界が悪くなって危険なので外出はやめましょう。
車で大雨を移動するのも、事故の危険性が高まるので控えるべきでしょう。
また、何と言っても重要なのが、避難に関することです。
避難情報などで、避難勧告や避難指示などが出ているのであれば、速やかに避難してください。
避難情報がない場合でも、自分で危険と思ったのであれば自主避難することも重要です。
以前の大雨などで、地盤が緩んでいるような地域では、その上に台風が来るだけで、大きな災害につながってしまいます。
事前の心づもりが重要な備えになってきますよね。
台風に備えて事前に対策できること
台風から大事な家族や家、家財などの財産を守るには、どのような対策をするのがよいのでしょうか。
非常時に必要な物を準備
- 水
- 食料
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 救急薬品
他にも、小さい子どもがいれば
- 紙おむつ
- おしりふき
- 粉ミルク
- 離乳食
家族状況によっても必要になる非常品は変わってきます。
子供でも持ち運びできる防災セットもあるようなので、事前に備えておくのも大事ですね。
■■■人気の子供用防災セットを見てみる【楽天市場】■■■
ハザードマップを持っておこう
ハザードマップの中には、避難場所や避難経路などが掲載されています。
なので、このハザードマップに沿って避難することによって、身の回りの安全を確保することが可能になります。
ハザードマップは、役所で配布もされていますし、自治体のホームページにも公開されています。
いざという時のために、手元に置いておくことをおすすめします。
正しい最新の台風情報を知っておこう
台風の状況は、刻々と変化していきます。
その時の正確な情報を入手できないと、正しい判断もできません。
そんな時に必要なのがラジオです。
停電の際に対応できるように、手回し式ラジオや、予備の乾電池を準備をしっかりとしておきましょう。
窓や雨戸の補強、浸水対策
ガラスに、ひび割れや窓枠にガタつきはありませんか?
そんなときには、テープを貼って補強しましょう。
ガラスが割れた時のために、カーテンを閉めるようにしましょう。
家電や家財は、先ほどもいいましたが、高いところへ。
電気器具はコンセントを抜いてショートや漏電、感電を防ぎましょう。あとは、土のうなどで家への水の侵入を防ぐことも効果的な対策ですよ。
家の外にあるものを撤去する
自分の家のものが台風の強風で飛ばされて、他の家などに二次被害が出てしまっては大変です。
台風が来る前に、確実に撤去しておきましょう。
停電した時に備える
台風など天災で、停電してしまうことなども考えられます。
そんな時のために、懐中電灯や予備の電池、マッチやろうそくを準備しておくといいでしょう。
命を繋ぐ水を確保する
台風などの天災で、断水なんてことにもなりかねません。
そのようなことになってもいいように、ある程度の水の備蓄も必要でしょう。
トイレが流せなくて困ったときには、浴槽に水をはっておくと、数回はやり過ごすことができるでしょう。
台風への事前の備え 災害への対策でできること!のまとめ
「台風に備えて、準備しておくことは?」「怖い台風に備えて対策しよう!」ということについて、取り上げてきましたが、いかがでしたか?
避難情報が出るまでは、できるだけ外出は控えるようにして、危険から身を守るようにしましょう。
そして、避難情報が出た際には、その指示に速やかに従ってください。
台風が来るまでには、今回取り上げた内容を参考に、備えを整えるようにしてくださいね。
また、子供のいるご家庭では、台風や地震などの天災が起きた時には
「どのような心づもりでいればいいのか」
「ここに気をつけようね」
「どうやって逃げようか」
などと、普段から意識して、普段から安全意識を高めあっておくことが大切ですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。