気づいたら子供の目が真っ赤だった!結膜炎かな?
そんな時って
- 病院に行くべきか
- 市販の目薬で様子を見るべきか
いろいろ悩みますね。
でも、子供はどうしても我慢ができず、目を触ってしまいがちですし、大人しく眼帯を付けていてくれるわけもなく・・・
学校は?保育園へは行っていいの?
そんなお悩みを解決するため、今回は子供の結膜炎についてご紹介いたします。
結膜炎は市販のお薬でも治るものなの?
ドラッグストアや薬局には結膜炎用の目薬があります。
商品によって成分が違うため、効果も違うようなので薬剤師さんとしっかり話して決めるのが一番です。
但し、ひとことで「結膜炎」と言っても、実は結膜炎には
- ウイルス性結膜炎
- 細菌性結膜炎
- アレルギー性結膜炎
の3つの異なる原因のものがあるんです。
でも、薬局においてある市販目薬には
- 細菌性結膜炎用
- アレルギー性結膜炎用
の2種類の目薬しかありません。
それに、市販目薬はあくまでも「時間がなくて病院に行けない時」の応急処置だと考えましょう。
自分でウイルス性か細菌性かなど判断せず、しっかり病院で診察を受けて、自分の症状に合った目薬を処方してもらうのが安心です。
子供の結膜炎は家族にはうつらない?
実は我が家の子供も、つい最近結膜炎になりました。
病院の先生には「うつらないものだから安心していいよ」と言われたので完全に安心しきっていました。
でも、数日後私の目にごろごろする感覚があり、病院に行ったら「結膜炎ですね・・・」
イヤイヤ、先生この前、うつらないって言ったじゃないかー!
と悶々とした気持ちでしたが、うつらないと言われようがしっかり感染予防はするべきということですね。
子供の結膜炎に二次感染しないためにできること
言い聞かせることができる年齢の子供や、大人であれば
- マスクをしたり
- 眼帯を付けたり
といった感じで、予防策はたくさんあります。
ママのお洗濯は大変になってしまうけど、家族でタオルを共有しないことも大事な予防策です。
目薬もできれば共有せず、使う人で分けるのが適切です。
結膜炎の種類とその特徴
前述しましたように、結膜炎には3つの種類があります。
ここでは、結膜炎という病気はどんな病気なのか、その種類ごとの特徴とあわせてご紹介していきますね。
結膜炎ってどんな病気?
白目とまぶたの裏を覆っている、「薄い膜」のことを結膜と呼びます。
そして結膜炎とは、その結膜に細菌やウイルスが入り込み
- 充血
- 目やに
- かゆみ
などの症状を起こす目の病気です。
病気なので症状が軽い時もあれば重い時もあり、症状や年齢などによっては対処の仕方も変わってきます。
結膜炎の3つの原因
結膜炎の原因には主に
- ウイルス性結膜炎
- 細菌性結膜炎
- アレルギー性結膜炎
の3つがあって、大きく分けると感染性と非感染性に分かれます。
もちろん、感染性の結膜炎は保育園や学校をお休みしなければなりません。
- アデノウイルスに感染することにより発症する流行性角結膜炎や咽頭結膜熱
- エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる急性出血性結膜炎
などがあります。
流行性角結膜炎は「はやり目」とも呼ばれ、白目だけでなく黒目の角膜にも炎症を起こします。
咽頭結膜熱とは通称プール熱とも呼ばれ、プールでの感染が高いことからこの呼び名が付いたといわれています。
比較的子供がかかりやすく
- 高熱
- 目やに
- 目の充血
などを引き起こし、飛沫感染や接触感染します。
急性出血性結膜炎は主に感染者の涙や目やにを触ることによる接触感染が多く、発熱や白目の部分に出血が見えることがあります。
感染力が強いので、注意が必要です。
目の充血や、黄色のねばねばした目やにが出ることが特徴です。
「鼻水の付いた手で目を触ったらいけない」ということがまだ理解できず、思いのままに目をいじってしまう
- 赤ちゃん
- 小さな子供
が感染することが多いです。
- 花粉
- ハウスダスト
- ダニ
などのアレルギーの原因となるもの(アレルゲン)が目に付着することで発症します。
目の強いかゆみや涙がでるなどが主な症状で、鼻水やくしゃみを併発することもあります。
その人それぞれで持っているアレルギー源が違うため、感染することはありません。
赤ちゃんよりも3歳くらいを過ぎた子供によくみられます。
さいごに
子供の結膜炎について、目薬でも治るのかということについてご紹介してきました。
少しでも早く治るためにも、早めに病院に診てもらうことをお勧めします。
家庭内での二次感染を防ぐためにも、ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。