子どもの食事、喜んでたくさん食べてくれると嬉しいですよね。
食べるのが大好きな子どもは、食事の時間も楽しめるでしょう。
でも、なかなかそうはいかない子どももいます。
好き嫌いが激しい子、偏食の子、食事の時間を楽しめない子どもも少なくありません。
もし、自分の子どもが偏食だったら・・・
しっかり栄養が足りているのか、ママやパパも心配になりますよね。
また、小学生だと給食がある学校がほとんどです。
偏食で給食を残すことが多ければ、先生や周りから注意されたりして、本人も嫌な思いをすることもあるかもしれません。
親としては、気がかりな子どもの偏食。
なるべく何でも食べられるようになって欲しいものです。
では子どもの偏食はどうやって直したらいいのでしょう?
偏食改善のためのアイデアを詳しく見ていきましょう。
食育ってどういうことを言うの?
最近よく聞く「食育」というキーワード。
食育とは、「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること」だそうです。
(参考HP:農林水産省)
具体的には、自宅で野菜を育ててみてはいかがでしょうか。
毎日野菜のお世話をすることで、野菜に対する親しみがわいてくるかと思います。
また、一緒に料理することも有効です。
親子で料理した経験のある子どもは、偏食である割合が低いという報告があります。
小学生だけではなく、小さい子供さんでも取り組める活動なので、ご家庭でも試してみてください。
しかし親がイライラすると、子どもはさらに食事が楽しくなくなってしまいます。
「偏食で食べられない」→「親がイライラ」→「子どもは嫌な気持ち」→「食事が苦痛」→「さらに食べられない」の悪循環に陥ってしまいます。
なので、食事の時間が楽しいと思えるようになっていくことが重要です。
ある調査では、食卓の雰囲気が楽しいと感じている子どもの方が、偏食になる割合が低いんです。
テレビを消して、家族で一緒に会話をしながら食事をとることが、偏食の改善へつながっていくことも少なくありません。
「食べられない」という失敗体験が繰り返されると、より偏食が強くなってしまう可能性があります。
それを防ぐためには、成功体験を積ませることが大切です。
例えば、カレーなどにわからないように嫌いな野菜を混ぜてみて、食べられたらたくさん褒めてみるのはどうでしょう。
私は人参をすりおろしてホットケーキに混ぜて食べさせていました。
調理方法を工夫して、なるべく子どもが食べられそうなかたちにするのがポイントです。
どんなかたちであれ「食べられた」という成功経験を積むことで、食事への苦手意識を克服していきます。
子どもの偏食には理由がある!原因を知った改善方法とは?
一見ただの好き嫌いと思えるような子どもの偏食ですが、激しい偏食は発達障害が原因の可能性もあります。
発達障害がある子どもは、
- 触覚
- 味覚
- 嗅覚
- 聴覚
ママやパパにとっては普通のコロッケでも、発達障害のある子どもにとっては「コロッケの衣」が口の中に刺さる棘のように感じられてしまうかもしれません。
食べるときの「パリパリ」「もぐもぐ」といった咀嚼音(そしゃくおん)が苦痛に感じる子どももいるそうです。
もし、子どもの偏食があまりにも激しい場合には、背景に発達障害がある可能性があるので、病院などで専門家に相談をしてみることをおすすめします。
偏食が多い子どもは家庭にも原因が!うまく対応するコツとは?
偏食が多い子どもは、家庭での食生活に原因がある場合もあります。
例えば、
- 親が偏食
- 子ども好みの味付けや調理法ではない
親自身が偏食だと、親が食べられないものは食卓にはのぼりませんよね。
そうなると、子どもがその食材を食べる経験を積むことができないので、必然的に子どもも食べられなくなります。
ママやパパが偏食の場合は、子どもと一緒に克服できるように挑戦してみてください。
また大人向けの食事だと、子どもが苦手で食べられないこともあります。
- 苦み
- 酸味が強い
- 噛み切れない
なるべく子どもも食べやすい味付けや調理法で作ってみてくださいね。
子どもの偏食はどうやって治す?のまとめ
1日3食、毎日のことなので子どもの偏食はとても心配ですよね。
しかし、すぐに改善するものではないので、長い目で見て少しずつ楽しく食事ができるようになれるといいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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