いつかはやってくる大切な身内の命の終わり。
私自身も25歳の時に、闘病中の父親が亡くなってしまった経験者です。
そういったときに、やりきれない気持ちや喪失感・絶望感を味わってしまいますよね。
頭の中が真っ白になってしまいますから、ほぼ考える力がゼロです。
そんなときに、自分の勤めている会社に
- 身内が亡くなってしまったこと
- 通夜や葬儀のこと
- 忌引きで休むこと
そして、そんなとき。
最近増えている「家族葬」のとき、会社にはどう伝えればいいのでしょうか?
家族葬のとき、ちゃんと伝えるべきことは伝えておかないと、いろいろなすれ違いや誤解が生まれてしまいます。
そういうとき、会社に伝えるポイントさえおさえておけば、安心です。
- 亡くなった方の氏名 年齢 続柄 命日
- 家族葬の日時
- 喪主の氏名 続柄
- 家族葬で葬儀を執り行うこと
- 参列や弔電・香典・供花等の辞退
- 忌引き休暇の申請の旨を記入する
このときのポイントは「家族葬で行う事」を必ずきっちり伝える事です。
これが伝わらないと、家族葬だと知らないままいろいろな方が参列したり、弔電を送られたりしまう事になってしまいます。
家族葬なのにも関わらず、混乱をきたしてしまう可能性が高くなってしまいます。
家族葬のときって会社の人にはどう伝えればいい?
家族葬でも、家族葬以外の葬儀でも、自分が務めている会社には連絡をしなければなりません。
こんな時の対応まで、サラリーマンの方はいろんなことを陰で言われてしまいますからね。
会社務めの方は、こんな時にでも理解を得難い状況なんですよね。
それを、避けるためにも、最初の連絡は直属の上司に電話でする事です。
中にはメールでもとOKという人もいますが、最初の連絡は電話の方がベストです。
この時に伝える事は、
- 自分の母親が亡くなったこと
- 葬儀については、別途メールで連絡をする
この段階で、葬儀の内容が確実に固まっていない可能性もあるので、確定した段階で、再度直属の上司に連絡することになります。
この場合には、電話で伝えてもいいですが、メールで葬儀内容を伝える方が伝達ミスがなくなるので、細かい内容は口頭よりもメールの方がいいでしょう。
メールの内容には、先ほど紹介したポイント踏まえて送ります。
- 亡くなった方の氏名 年齢 続柄 命日
- 家族葬の日時
- 喪主の氏名 続柄
- 家族葬で葬儀を執り行うこと
- 参列や弔電・香典・供花等の辞退
- 忌引き休暇の申請の旨を記入する
この時に「家族葬で葬儀を執り行うことと、「参列や弔電・香典・供花等の辞退」は特に強調しておきましょう。
そうすることで、家族葬で行う事が確実に会社に伝わります。
後は直属の上司が、部長や総務部等に連絡することになりますので、この辺りは気にしなくても大丈夫でしょう。
家族葬のとき 香典を職場から頂いたらどうすればいい?
確実に、こちら側から「家族葬」で行う事と「参列や弔電・香典・供花等の辞退」を伝えているにも関わらず、職場の方が代表で香典をもって参列するケースも多くあります。
この場合、断る事は失礼にあたるので、香典は頂いて置きましょう。
この時の香典の名前が
- 会社名のみ:香典返しは不要
- 福利厚生や労働組合などの場合:香典返しは不要
- 個人名:香典返しが必要
- 職場の方の連名:連名の人数分の香典返しが必要
こう言う場合に限って下請けメーカーや取引先からも弔問や香典が届いたりするものです。
この場合は別途香典返しをする必要性が出てきます。
家族葬という事と参列や弔電・香典・供花等の辞退などしているにも関わらす、会社規定や同じ職場で働く仲間としての人情がありますからね。
これは致し方ないところだと思います。
家族葬のときの会社への対応は?のまとめ
家族葬の時に会社に伝えるポイントや香典などについて、紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
自分の親が亡くなるという喪失感は、測り知れない物があります。
自分の父親が亡くなった時には、この先の事など全く考える余裕はなかったですね~
今でさえも、父がいたらどう考えて行動したのだろうか?との疑問と推測での行動がありますからね。
当時の会社はきっちりしていましたから、その辺りのフォローも万善でしたが、転職した会社はあまりにも対応が酷すぎましたからね~
両親が亡くなった時の忌引きが3日しかないので、後は有給というなんて非情な会社でしたからね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。