妊娠中の体調管理ってとても気を遣いますよね。
日々、風邪をひかないようにと常にマスクを着用している人も多いのではないでしょうか。
私も、妊娠中は外出時必ずマスクをしていました。
寒くなって風邪が流行る時期は、仕事中もずっとマスクをしていたので、冬場は顔の下半分は化粧をしていませんでした。
妊婦用のインフルエンザの予防接種もきちんとしたし、人混みにも極力でかけませんでした。
妊娠中に打てない風疹の予防接種は、夫に受けてもらいって家族からの感染も予防しました。
そんなこんなで一人目は、無事に風邪をひかずに出産することができました。
そして、二人目の妊娠中も同じように予防接種や(夫はもちろん、祖父母も全員)マスク、手洗いうがいも励行しましたが、疲れや季節のせいもあってか妊娠6か月の
真冬に風邪をひいてしまいました。
少しの発熱・咳・鼻水・喉痛が症状だったと思います。
できる限りのことをしても防げない風邪もあるのだなと悔しいのと、赤ちゃんに申し訳ないのとでかなり落ち込みました。
妊娠していないときに飲んでいた風邪薬は手元にあったのですが、飲んでいいものかわからなかったので、すぐに産婦人科へ行き、診察を受けて漢方薬を処方してもらいました。
風邪の症状は軽い方だったので、お医者さんにも「漢方薬飲んで安静にしてください」ぐらいしか言われず、数日で治っていったように思います。
妊娠前ならば、市販薬でごまかしたりできるレベルの症状であっても、お腹の中の赤ちゃんに悪い影響があるんじゃないかと思ったら気が気じゃないですよね。
私のように、万が一妊娠中に風邪をひいてしまったときの注意点について、見ていきたいと思います。
妊娠中に咳が激しく出るとき!赤ちゃんへの影響がないか心配…
妊娠中の風邪の症状で困るものの一つに、「咳」があります。
熱はなくても、咳って長引いたりしますよね。
夜に横になったら気管の向きによって喉が刺激されて咳が出続けたりもします。
妊娠してなくても辛いですが、お腹に赤ちゃんがいるときならなおさらです。
咳をするたびに、赤ちゃんが締め付けられて苦しい思いをしていないか心配ですよね。
しかし、赤ちゃんは、子宮の中で羊水に浮かんでいるため、咳をする程度では影響は受けないようです。
ふぅ、良かった。
しかし、注意点はいくつかあります。
咳が続いて1日に200回した場合は400キロカロリーも消費することになります。
咳のせいで、元気に妊娠を継続していくための体力を奪われてしまう恐れがあります。
私は、咳をしていなくても妊娠後期は笑うだけでお腹が圧迫されて尿漏れしていました。
尿漏れは、咳がおさまって、出産後に体操をすることで改善されることがほとんどです。
私は、改善するまでの尿漏れ対策として、おりものシートを使っていました。
張ってしまうと、赤ちゃんは窮屈になってしまいます。
体力回復するためには、睡眠はとても重要です。
以上のいろいろな注意がありますので、咳がなかなか収まらないときは、まず病院に行って診察を受けるようにしてください。
そして、喉の乾燥対策として水分をとると少しましにあるかもしれません。
妊娠中に風邪をひいたらどうする?服用できない薬に気を付けて!
慌てて市販薬を飲むことだけは絶対にやめてください。
市販薬であれば、箱に「妊娠中の人は服用しないこと」などと注意書きがあると思います。
もしない場合は飲まないか、箱に書いてある電話番号に問い合わせして確認してください。
しかし、市販薬を飲もうか迷っているのであれば、飲まずに妊婦検診に行っている病院か、普段のかかりつけの病院に診察してもらってください。
妊娠中にかかると赤ちゃんに影響がある病気
一般的な普通の風邪であれば、漢方薬や安静にすることで治っていくと思います。
でも妊婦さんがかかったらよくない病気がいくつかあるので、ご紹介します。
よく聞く病気としては、
- 風疹
- AIDS
- おたふくかぜ
- 水ぼうそう
- 麻疹(はしか)
- りんご病
これらにかかってしまうと、赤ちゃんになんらかの障がいがでてしまったり、流産などの危険があります。
この他にも、
- B型肝炎
- C型肝炎
- クラミジア
- 梅毒
早期に発見できた場合は治療方法があります。
インフルエンザも、妊娠中は重症化しやすいため注意が必要ですが、抗インフルエンザ薬の服用は可能です。
妊娠中に風邪をひいてしまった!のまとめ
- マスクや予防接種、人混みを避けるなどの対策は必ずしましょう。
- 咳をすることによって赤ちゃんに直接の影響はありません。
- 咳が続くと、体力消耗・尿漏れ・お腹が張る・睡眠が浅くなるなどの原因になる可能性があります。
- 市販薬は飲まずに病院へ診察してもらってください。
- 妊娠中にかかると赤ちゃんに影響がある病気もあります。
なので、ちょっとでもおかしいなと思ったら、病院に行ってくださいね。
あなたと赤ちゃんが、健康で出産の日を迎えられますように、心から祈っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。