赤ちゃんの便秘って気になりますよね。
私の上の子は、赤ちゃん時代は快便(なんなら一日数回出てた)でしたが、小学生の今は便秘で5日間(!)出ないこともあります。
下の子は赤ちゃん時代は便秘で、幼児になった現在は快便。
成長するに従ってお腹の具合も変わっていくようですが、悩みは尽きません。
排便した日のカレンダーにチェックを入れる。そんな日々を過ごして早3年…。
私はずっと子どもたちのトイレ事情を気にしています。
便秘の原因は
- 水分不足
- 運動不足
- 食物繊維不足
「そんなん知ってる!」と言いたくなりますよね。
赤ちゃんに原因を解消するケアをするのって、想像以上に大変だし、効果がなかなか現れなくてもやもやしてしまいます。
子どもがすっきりするまでは、自分も便秘をしている気分になり、数日ためたものが出たら自分もすっきりした気分になりますよね。
赤ちゃんの便秘について、私の経験も含めて詳しく見ていきたいと思います。
赤ちゃんが便秘に!機嫌がいい時はそのままでも大丈夫?病院へ行く目安
日本消化器病学会の関連研究会の「慢性便秘の診断・治療研究会」では“便秘”の定義を「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」としています。
(参考記事:新たな段階に移る“便秘ケア”)
つまり、○日間出ていないから便秘、というわけではないようです。
なので「○日以上出ていないから病院に行かないといけない」というわけでもありません。
病院へ行く目安となる症状は
- お腹(下腹部)が張っている
- うんちが固い(出血することもある)
- うんちの量が少ない
- 出るときに痛がって泣く(出そうで泣いているけど出ない)
- おならがくさい
- 飲むミルクの量が減った
- 産まれてからずっと便秘
- ぐったりして、発熱や嘔吐がある
毎日出ていなくても、機嫌が良ければ病院に行かなくて良いようですが、上記のような症状が出たときには病院に行ってくださいね。
ちなみに、我が家の場合、便秘だけで病院にかかったことはなく、病院に行くタイミングで便秘の相談をしていました。
乳児検診のときや、風邪で病院にかかったときなどです。
下の子の乳児検診のときに上の子も連れて行って相談をしたら、その場で浣腸をされて泣きながら出したこともあります;
機嫌が良いときにわざわざ病院に行って、病気をもらってしまうのもショックですし、
- 病院に行くのが大変だったり
- お子さんが病院嫌い
しかし、1週間以上出なかったら、一度診察してもらった方が良いかもしれません。
浣腸をしてもらったり、毎日寝る前に飲むゆるい下剤(ラキソベロンなど)を処方されてしばらく様子を見てください、と言われる可能性があります。
下剤はお医者さまの指示に従って服用することになりますし、下剤をもらうのには診察が必要です。
赤ちゃんの便秘!機嫌が悪い時にするべき事と手当の方法
機嫌が悪くてどうにもならないときは、即病院で良いと思います。
しかし、ちょっと機嫌が悪くなりそうで怪しいな、というときに私がやっていた方法は
- 水分
- オリゴ糖(幼児期以降)
- 食物繊維
- お腹マッサージ
- 綿棒浣腸
- 市販の浣腸
やはり水分が足りていないと出ないので、意識して水分を与えるようにしていました。
まだ離乳食が始まっていないお子さんであれば、ミルクや母乳の量を増やしたら良いと思います。
オリゴ糖は便秘に効果がある?
オリゴ糖は、ドラッグストアで売っています。
はちみつみたいに甘くてとろっとした甘味料です。
飲み物や料理に入れられますし、そのまま舐めさせても良いそうです。
オリゴ糖も食物繊維も便秘に効果が期待できると聞いて、藁をもすがる気持ちであれこれ試してみましたが、うちの子には効果があまりありませんでした;
お腹マッサージは、お腹に“の”の字をかくようにぐるぐるなでてあげるものです。
他には、仰向けに寝かせて足を自転車こぎのように動かしてあげる方法もあります。
お腹を優しく圧迫させるイメージです。
これも我が子にはあまり即効性はありませんでしたが、喜ぶのでよくやってあげていました。
赤ちゃんへの便秘には綿棒浣腸!
そして、赤ちゃんの便秘で即効性ナンバーワンは「綿棒浣腸」です。
私は、大人用の綿棒の先にワセリン(orベビーオイル)を塗って、使用していました。
仰向けに寝かせて、足を持ち上げ、お尻の穴に綿棒の先を5mmほど入れて円をかくようにやさしく刺激します。
その結果…すぐ出ます。
ほんとすぐ出ますので、オムツを下に敷いておくことをオススメします。
下の子の便秘を相談したとき、助産士さんに綿棒浣腸を教えてもらい、「クセになるものでもないし、うんちがずっとお腹の中にある方が良くないから、毎日やってあげて」と言われました。
最初はとても怖かったのですが、慣れてくるとなんでもなくなってきました。
むしろ、練り辛子がむにゅーっと出るようでおもしろくなって…あぁごめんなさい。
時間を決めてする必要はないかもしれませんが、私は、少しでも体のリズムができればいいなと思って、毎日夕方頃に時間を決めてしていました。
1ヶ月ほど綿棒浣腸を続けましたが、そのうちに自力で出せるようになり、今に至ります。
市販の浣腸も試してみたことがありますが、暴れてうまくできなくて、大変な思いをしました。
暴れる子であれば、綿棒浣腸か、病院で浣腸してもらうことをオススメします。
赤ちゃんの便秘!のまとめ
赤ちゃんの便秘について、いろいろとご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にポイントをまとめておきますね!
- 機嫌が良いときは病院に行かなくても良い(でも1週間こえたら病院へ)
- 気になる症状が出てきた場合は、迷わず病院へ
- 家庭でできる対処方法は、「水分」「オリゴ糖」「食物繊維」「お腹マッサージ」「綿棒浣腸」など
先日、上の子に腹痛・発熱・頭痛の症状が現れて病院にかかったのですが、その原因は「おそらく便秘によるもの」だと言われました。
先生の言葉通り、浣腸してすっきりしたら翌日には全ての症状が消えていました。
たかが便秘、されど便秘。あなどってはいけませんね。
お子さんの便秘が解消されて、親子ですっきりした日々を過ごされること、お祈りしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。