フレグランスオイルが入ったボトルにラタンスティックを挿すと香りが拡散して芳香を楽しむことができます。
ラタンスティックはヤシ科の植物であるラタンで作った細い木の棒です。
ラタンスティックの本数が多いほど強く香ります。
本数を変えて好みの香りの強さにするといいでしょう。
置く場所ごとに香りの強さを調整してみましょう。
また、オイルの量によって香りが届く範囲が違ってきます。
リビングなら200mlを目安に、玄関やトイレや洗面所など狭い場所では60ml~100mlを目安にするなどします。
リード(ラタンスティック)ディフューザーで使うオイル(エッセンシャルオイル)はアルコールなどで希釈したものを使っています。
火気が無いところで安全に使ってくださいね。
ラタンスティックが吸わないときはどうすればいい?香りが弱い時に確認するポイント
では、ラタンスティックが吸わないときの対処法を見ていきましょう。
ラタンスティックが吸わないときの対処法①スティックの上下をひっくり返す
ラタンスティックが吸わないときは、まずはスティックの上下をひっくり返すのを試してみてくださいね。
ラタンスティックが吸わないときの対処法②スティックの本数を増やす
そして先に述べたように、スティックの本数を増やしてみることもおすすめします。
スティックの本数の目安は3~5本ですが、香りの強さの好みによって自分なりに本数を調整してみてくださいね。
スティックはただ挿すだけでなく意識して広げるように挿しておきましょう。
ラタンスティックが吸わないときの対処法③風通しのよい暖かい場所に置く
置く場所は風通しのよい暖かい場所が香りの拡散を助けてくれます。
直射日光に触れるとオイルが劣化するので避けましょう。
水気の多い洗面所では水が入らないように気を付けます。
水道水に含まれる塩酸もオイルの劣化を招きます。
ラタンスティックが吸わないときの対処法④オイルの量が多いボトルに変える
それでも弱い場合はオイルの量が多いボトルに変えてみましょう。
また、始めの1週間は強く香る傾向にありますが、それ以降は吸い上げる速さがゆるやかになっていき、香りが落ち着いていくことを念頭に入れておきましょう。
強く香り過ぎる場合はスティックの本数を減らすことで調節できます。
ラタンスティックが吸わないときの対処法⑤スティックがベトベトしたら交換する
使い続けているうちにスティックがしっとり感からベトベトになっているように感じたら、スティックの細かい穴にオイルが詰まっている状態です。
スティックは再生できないので交換時期と言えるでしょう。
部屋のサイズによってオイルの量を変える!
リビングなどの広い部屋には多めのオイルを使い、玄関やトイレなどの狭い場所には少な目のオイルで十分です。
量によって香りが広がる範囲が違うからです。
また、オイルの量で香る期間が変わります。
60mlで約1ケ月、100mlで約1~2ヶ月、200mlで約2~3ヶ月です。
これらは置く環境によって左右するのであくまで参考程度として捉えてくださいね。
中には1年以上香りが持続した、なんて声も聞きます。
純度の高いオイルほど長持ちする傾向にあるようです。
また、香りの成分は空気の流れとともに下から上へとのぼっていきます。
鼻から下の位置に置いておくと香りをより感じやすくなりますよ。
ラタンスティックの替え時を見極めるポイント!寿命ってどれくらいなの?
ラタンスティックの替え時を見極めるには基本的に、オイルがラタンスティックの断面にしか触れていない状態になったら交換と考えていいでしょう。
純度がそれなりに高いオイルを使っていることと、環境を考えて調整して使っていれば、あくまで目安ですが寿命は約4か月~6ヶ月くらいです。
でも基本的に、100mlのオイルでラタンスティックを使っている場合は、1か月経ったら様子をチェックしてみてくださいね。
置く場所によって香りの拡散の仕方が変わる!
また、置く場所が適切でないと香りが広がらないことがあります。
ラタンスティックを置く場所の注意点①鼻より高い位置に置かない
香り成分は下から上へたちのぼります。
目線より上に置くとあまり香りは感じられなくなるので注意してくださいね。
ラタンスティックを置く場所の注意点②風通しが悪い場所に置かない
ドアの開閉や人の行き来がよくある場所など、空気の流れがある場所に置くと香りが拡散する傾向にあります。
ラタンスティックを置く場所の注意点③エアコンなどの空調のあたる場所に置かない
エアコンの風が直接あたると香りが拡散するのでは?と思っているのは間違いです。
香りを揮発させる溶剤が無くなってしまう可能性があるからです。
オイルの減りが速くなるのでエアコンの風は当てないでくださいね。
ラタンスティックの詰め替えのタイミングは?
また、レフィルオイルの詰め替えのタイミングはオイルが全て無くなってからにします。
残っている状態でつぎ足すとスティックの目詰まりを起こす可能性があります。
基本的にオイルがすべて無くなってから詰め替えをして、同時にラタンスティックも新しいものに交換するようにしましょう。
オイルを処分する場合は、流しに捨てずにビニール袋に入れた新聞紙やティッシュに吸わせてから捨てましょう。
ラタンスティックの使い方のまとめ
ラタンスティックが吸わないときは順に、
①スティックの上下をひっくり返してみる
②スティックの本数を増やしてみる
③オイルの量を増やしてみる
④風通しのいい暖かい場所に置く
などして様子をみてみましょう。
また、香りの成分は下から上はたちのぼるので鼻から下の位置に置いておくと効果的です。
ラタンスティックの本数で香りの強さが調節できます。
また、リビングなどの広い部屋には200mlを目安としてオイルを使います。
オイルが多ければ多いほど香りを広範囲に拡散できます。
トイレなどの狭い場所は少ない量で十分です。
スティックは長い間オイルを吸い上げて目詰まりを起こします。
しっとり感がなくベタベタな感じになれば交換しましょう。
オイルの継ぎ足しはせず、完全にオイルが無くなってから詰め替えを注ぎ、その時にスティックも新しいものに交換するといいですよ。