金魚が秋になりやすい病気にはどんなものがある?

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お祭りの出店で代表的なもののひとつ金魚すくい。

「子供が夢中になって、ついついたくさんつれて帰ってしまった^^;」なんて経験ありませんか?

私も夏祭りでたくさんすくって、夏休みは金魚の世話でてんやわんやということがありました(^_^;)

そんな金魚ですが、実はとてもデリケートな生き物なんです!

今回は出来るだけ金魚を長生きさせるため、夏や秋につれて帰った金魚の飼い方のポイントを見ていきましょう!

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金魚って秋になったら餌のあげ方は変えた方がいい?

最初に言ったようにとにかく金魚はデリケートな生き物です。

環境の変化でストレスを感じたりすると、免疫力が低下して死んでしまうこともあります。

なので気温(水温)にも敏感!

人間の私たちでも秋になると少し冷えて風邪を引きやすくなったりするのと同じなんです!

季節が変わったら金魚の様子を見て、餌のあげ方やお世話を変えてあげましょう。

(1)金魚の餌の種類

まずは餌の種類について知っておきましょう!

金魚の餌にも色々と種類があります。

選ぶ上で注意するべきは

  • つぶの大きさ
  • 水に浮かぶタイプなのか沈むタイプなのか
この2つです。

では、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

①つぶの大きさ
金魚は自分の口に入るサイズのものは、何でも口に入れます。

逆に、自分の口より大きいものは食べられません。

「つれて帰った金魚がまだ小さいのに、買ってきた餌が大人用の餌だった…」なんてことのないようにしましょう!

②水に浮かぶタイプと沈むタイプ
浮上性、沈下性と書かれていたりします。

浮かぶタイプは水面に浮かぶ餌で、沈むタイプは水槽の中に沈んでいきます。

初めて金魚を飼う人には浮かぶタイプの餌がおすすめです。

これは、金魚が餌を残してしまっても簡単にすくって水が汚れるのを防げるからです。

ただし、金魚の種類によっては水面を浮かぶ餌を食べるのが苦手な金魚もいるので、あなたがお迎えした金魚がどの種類なのか調べておきましょう。

(2)季節ごとの餌の量と注意点

金魚は季節を感じる生き物です。

水温が上がる春から夏はよく食べて、秋は徐々に食欲が落ち着いてくる季節です。

更に水温が下がる冬はもっと食べなくなります。(自然の金魚は冬の水温が低い季節は冬眠します。)

秋の少し涼しくなってきた頃の餌は

  • 1日に2~3回(多くても1日に4回)
  • 2~3分で食べきれる量
  • 毎日決まった同じ時間にあげる
この3つがポイントです。

私が子供の頃は、金魚が餌を食べる様子が可愛くて、ついつい見るたびにあげていたりしました。

でもそれは「金魚の寿命を縮める行為そのもの!」なんですよね。

金魚は消化器官が弱くすぐに消化不良を起こしてしまうので、餌のあげすぎには十分に気をつけましょう。

また、餌のあげすぎで起きる問題が食べ残しによる水質悪化です。

金魚は汚れた水で飼っていると、病気になってしまします。

(3)体調が良くないときには食事は1日1回で

体調が悪そうなら、餌は1日1回でも大丈夫!

2~3分で食べきらず残した場合は、ちゃんと食べ残しをすくって水が汚れないようにしましょう。

餌の回数が減った場合、餌の減りが遅くなって古くなり、酸化してしまうことがあります。

古い餌は病気の原因にもなるので、絶対にあげないようにしてくださいね!

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金魚が秋にかかる病気にはどんなものがある?

年中かかりやすいものから、季節の変わり目で水温の変化によってかかりやすいものをまとめてみました。

(1)寄生虫が原因の金魚の病気

①白点病(はくてんびょう)
  • <症状>
    白点虫という白い点がつく
  • <時期>
    春~秋
    水温15℃前後に多発
②ウオジラミ病
  • <症状>
    ウオジラミの吸血で体やヒレなどに出血斑が出来る
  • <時期>
    年中伝染しやすい
③イカリムシ病
  • <症状>
    糸クズのようなイカリムシが寄生
  • <時期>
    春~秋
    新しい金魚についてくることも

(2)カビや細菌が原因の金魚の病気

  • <症状>
    ヒレが白くなりボロボロになる
  • <時期>
    年中
    傷口から感染
    感染しやすい
②水カビ病
  • <症状>
    水を含んだわたのようなカビがつく
  • <時期>
    春~秋
    水温15℃前後に多発
    傷口から感染
③松かさ病(※運動性エロモナス病という病気の一種)
  • <症状>
    うろこが逆立ち松かさのようになる
  • <時期>
    年中
    突然感染する
④穴あき病(※運動性エロモナス病という病気の一種)

  • <症状>
    細菌によって充血からはじまり皮膚に穴があく
  • <時期>
    春~秋に多発
    古い餌が原因のことも
代表的なものを簡単にご紹介しました。

秋になり涼しくなって水温が低下するのが原因で、かかる病気もあります。

金魚にとっての適温は15~28℃ほどなので、しっかり水温管理をして防ぎましょう。

寄生虫は新しくお迎えする金魚がもっていたり、カビや細菌は汚い水が原因でなることが多いので、金魚のストレスにならないようお掃除もしましょうね。

(3)気になることがあったらすぐに調べてみることが大切

病気は寄生虫や細菌の違いによって細かく分類されるので、症状などすべてを書ききれていません。

あなたの目で見て「なんだかいつもと様子が違うな?」と思ったら、すぐに調べてみましょう。

金魚は病気で体がかゆくなったり異変を感じたら、水槽や砂利に体をこすりつけたり、人間と同じように食欲が落ちたりします。

また、金魚は動物病院では診てもらえません。

しっかり観察してどの病気かは自分で判断しましょう。

どうしてもわからない時は、お薬を買いに行った時に店員さんに聞くのもいいですね(^-^)

こちらのサイトでは症状を写真で詳しく紹介しているので、気になる症状があるときにはおすすめですよ。
代表的な金魚の病気の外部症状<日本動物薬品株式会社>

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金魚を秋に飼う時のポイントのまとめ

今回は金魚の餌やりや病気について、季節の変わり目の秋頃のポイントを紹介しました。

元気でキレイな金魚でいてもらうためにもにも、餌は

★金魚を秋に飼う時のポイント
  • 金魚にあった餌を選ぶ
  • 秋の餌は1日に2~3回(多くても1日に4回)
  • 餌は2?3分で食べきれる量
  • 毎日決まった同じ時間に餌をあげる
  • 食べ残しはこまめに取る

そして病気にならないために

  • 餌はやりすぎない
  • 水の汚れはこまめに取る
  • 新しい金魚を入れた時は様子をしっかり見る

加えて秋は季節の変わり目では、水温が下がりすぎて発生する寄生虫や細菌に注意しましょう。

屋台の景品になるくらいなので、タフなのかなと思ってしまう金魚ですが、当然ながら命ある生き物です。

小さな金魚でも大切な命です、正しくお世話をしていっぱい癒してもらいましょう(*^_^*)