不要不急の反対語は?同じ意味の言葉には何がある?

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2019年の年末から、新型コロナウィルスが世界中で猛威をふるっています。

世界で感染者は300万人を超え、死者も20万人を超えました。

日本での感染者は1万4千人にせまり、死者の数も400人に達しました。

そんな中、日本では2020年四月半ばに「緊急事態宣言」が発令されました。

この宣言により、私たちは外出の自粛をすることとなりましたね。

その後も、新型コロナウイルスのさまざまな変異株が猛威を振るって、第2波、第3波。

2021年8月には、なんと第5波がやってきていて、「こんな状況がいったいいつまで続くの?」とますます不安になってしまいます。

そんな中、「不要不急の外出を控える」という言葉がテレビなどでもたびたび取り上げられるようになりました。

でもこの「不要不急」というワード、今回の事態が起きるまでは、あまり聞いたことのない言葉だったですよね。

そんな「不要不急」というこの言葉は、他にも使い方があるのでしょうか?

同じ意味の言葉などはあるのでしょうか??

不要不急の反対語は何?

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「不要不急の外出を控える」とメディアなど色々な所で耳にしますが、実際にはどんな意味なのでしょうか?

類義語と対義語を交えて、ご説明します。

まずこの「不要不急」という四字熟語。

この言葉の意味は、

「重要ではなく急ぐ必要もない」
「大したことではない」

というものになります。

つまり、「不要不急の外出を控える」とは「重要や急ぎではない外出はしないように」という意味になります。

不要不急の同義語は?

この“不要不急”の類義語・同義語は、

  • 必要性がない
  • 急を要しない
  • 間に合っている
などの言葉となります。

不要不急の対義語は?

反対に、この「不要不急」の対義語・反対語ですが、漢字だけを見て考えると、「重要至急」が対義語となります。

ただ、この言葉は郵便物に書かれるくらいで、日常的にはつかわない言葉です。

「不要」の反対語は「必要」となり、この「必要」をさらに強調した言葉が「必須」になります。

この「必須」は、必須条件などと強いイメージの言葉として良く使われる言葉ですね。

「必要」を少し弱くした言葉が「入用」になります。

この入用は、「欲しい」や「手に入れたい」などの意味で使われています。

「不急」の反対語は、一番に思いつくのは「至急」ですが、他にも「火急」という言葉があります。

「火」という文字を使うことによって、「至急」よりも焦りの気持ちがあらわされているイメージの強い言葉です。

また、「喫緊」という言葉も、優先順位が高いという意味として、同じような意味合いで使われます。

この「喫緊」は私ははじめて知る言葉でした!

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不要不急をべつの言葉で言い換えるにはどんな言葉があるの?

では、この「不要不急」という言葉ですが、同じ意味の別な言葉にはどんなものがあるのでしょうか?

「不要不急」は「必要が無く、急ぎでもない」という意味の言葉です。

これを別な言葉で言い換えると、

  • すぐには要らない
  • すぐには必要ない
  • 優先順位の低い
  • 後回しでよい
という言葉に言い換えることができます。

「不要不急の外出を控えましょう」という言葉を誰でもわかりやすい言葉で言い換えると、

「すぐには必要のない外出はしないようにしましょう」などというと、小さな子供でもわかりやすいのではないでしょうか。


不要不急ってどこからが不要不急な線になるの?人それぞれ違うもの?

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、「不要不急の外出を控える」ということが国民に要求されています。

しかし、ここで気になるのが「不要不急の外出」とはいったいどこまでが不要不急となるのでしょうか?

この線引きについては、人それぞれ線引きが違います。

だってその人によって、必要となる外出は異なりますよね。

東京都の小池百合子都知事は、「要は、その日でないと駄目なことがあるかどうか」という説明をしていました。

たとえば、

  • 持病のある人が病院に通ったり
  • 食料品や日用雑貨などの生活必需品をスーパーやコンビニに買いに行く
ということは、日常生活を送る上で必要なことです。

そのような「必要がある」ということに関しては、「不要不急の外出」以外に該当するというわけです。

一方で、レジャーや趣味を行うための外出などは「不要不急の外出」にあたると思われます。

4月にはお花見、5月にはゴールデンウィークといった休暇や娯楽のための外出は、「感染拡大を防ぐために自粛するように!」と強く呼びかけられましたね。

ただ、散歩や公園などでの運動は自粛の対象ではないとされています。

密閉空間に複数人がいることが一番よくないと言われていますので、

  • 外を歩く散歩
  • 広い公園での運動
はこれにあたらないという訳です。

子供たちはもちろんですが、大人もずっと自宅のみにこもっていると気持ちも滅入ってきますよね。

我が家も3人子供がいるのですが、1日のスケジュールをあらかじめ決めていて、午前中1時間ほどは外で過ごす時間を決めています。

家の周辺を散歩したり、公園で自転車やキックボードに乗ったりしています。

少しの外出でも、子供たちにとっては大切なストレス解消タイムとなっていますよ。

もちろん、マスクは必須、帰宅したらすぐに手洗いうがいは忘れずにしましょうね!

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不要不急の対義語って何?のまとめ

不要不急の対義語について見てきました。

「不要不急」という言葉は、今回の新型コロナウィルスの影響ではじめて耳にした方も多いのではないでしょうか?

私もそんな一人です。

でも、その言葉がいまはとっても大切なものとなっています。

必要以上の外出を控え、自分の身は自分で守れるように、しっかりと対策をしていきましょう!