横なぶりの雨ってどんな雨?季節によって違う雨を表現する言葉

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雨にはいろいろな表現がありますよね。

台風の季節になってくると、テレビの天気予報でも「激しい雨にご注意ください」などとアナウンスされることがでてきます。

ところで、あなたはその「激しい雨」のことをどのように表現しますか?

「横殴りの雨」
「横なぶりの雨」

どちらの言い方を使っていますか?

私は、「横殴りの雨」と言うのですが、人によっては「横なぶりの雨」と言う方いらっしゃいませんか?

「横殴りの雨」とは横から雨や風が強く吹き付けることを表しています。

雨は普通上から落ちてくるものですが、強い雨と一緒に強い風も一緒に吹くと、傘をさしていても体が濡れてしまうほど、横から殴られるように激しく降ってきます。

しょっちゅうあるわけではありませんが、実際に経験された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

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  1. 「横殴りの雨」と「横なぶりの雨」は違う?どちらがより強い雨のこと?
  2. 横なぶりの雨だけじゃない!日本独特な季節感満載な雨の降り方の表す言葉
    1. 小糠雨(こぬかあめ)
    2. 卯の花腐し(うのはなくたし)
    3. 紅雨(こうう)
    4. 酒涙雨(さいるいう)
    5. 秋湿り(あきしめり)
    6. 横時雨(よこしぐれ)
    7. 鬼洗い(おにあらい)
    8. 天泣(てんきゅう)
    9. 鬼雨(きう)
  3. 横なぶりの雨を英語で言うと?ほかの色んな雨はどう表現すればいい?
    1. 「霧雨」を英語で言うと?
    2. 「小雨」を英語で言うと?
    3. 「小降り」を英語で言うと?
    4. 「しとしと、ぽつぽつ雨」を英語で言うと?
    5. 「にわか雨」を英語で言うと?
    6. 「通り雨」を英語で言うと?
    7. 「夕立」を英語で言うと?
    8. 「スコール」を英語で言うと?
    9. 「大雨」を英語で言うと?
    10. 「土砂降り」を英語で言うと?
    11. 「暴風雨」を英語で言うと?
  4. 横殴りの雪とは?雪の降り方には他にどんな表現がある?
    1. 「細雪(ささめゆき)」とは?
    2. 「粉雪(こなゆき)」とは?
    3. 「粒雪(つぶゆき)」とは?
    4. 「淡雪・泡雪・沫雪(あわゆき)」とは?
    5. 「にわか雪」とは?
    6. 「風花(かざばな)」とは?
    7. 「霰(あられ)」とは?
    8. 「雹(ひょう)」とは?
  5. 横殴りの風ってどんな風?他にもある風の吹き方の表現
    1. 「あいの風」とは?
    2. 「雨風(あめかぜ)」
    3. 「上風(うわかぜ)」とは?
    4. 「黒南風(くろはえ)」とは?
    5. 「木枯らし・凩(こがらし)」とは?
  6. 横殴りの雨の意味のまとめ
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「横殴りの雨」と「横なぶりの雨」は違う?どちらがより強い雨のこと?

「横殴りの雨」ではなく、「横なぶりの雨」と表現される方がいらっしゃると思います。

この二つは意味が違うのでしょうか、同じものでしょうか。

実際に調べてみると、「横なぶりの雨」という表現はそもそもありませんでした。

地域や方言などで「横なぶり」とおっしゃるところもあるかもしれませんが、辞書には載っていません。

辞書に載っているのは「横殴りの雨」です。

「横から降る雨」の“降る”の部分が変化して「横なぶり」と表現しているものかもしれませんね。

なので、「横殴りの雨」と「横なぶりの雨」はおそらく同じことを意味していると思われます。

ちなみに、「なぶる(嬲る)」は、相手の困惑を楽しんで思うままにすることを意味します。

この言葉と「殴る」が似ているので、いつの間にか混同されてしまったのかもしれませんね。

横なぶりの雨だけじゃない!日本独特な季節感満載な雨の降り方の表す言葉

実は、日本の雨の表現方法は、400種類以上あるそうです。

同じような降り方でも、季節が変わると表現方法も変わっていくんですね。

その中でも、珍しい雨の表現を集めてみたので、ご紹介しますね。

小糠雨(こぬかあめ)

小糠雨とは、春に弱く細かく降る雨のことです。

秋に降るのは「霧雨(きりさめ)」と呼びます。

卯の花腐し(うのはなくたし)

卯の花腐しというのは、昔の暦で卯月に降る長雨のことです。

紅雨(こうう)

紅雨というのは、春の花が咲いている頃に降る雨のこと。

酒涙雨(さいるいう)

酒涙雨というのは、七夕に降る雨のことです。

「雨で会えなくなった織り姫と彦星の涙」とも言われています。

秋湿り(あきしめり)

秋湿りというのは、秋に長く降り続く雨のことです。

横時雨(よこしぐれ)

横時雨というのは、冬に降る、横殴りに降る雨のことです。

鬼洗い(おにあらい)

鬼洗いというのは、大晦日に降る雨のことです。

天泣(てんきゅう)

天泣は、雲がないのに細かい雨が降ることです。

天気雨とも言います。

鬼雨(きう)

鬼雨は、突然降り出す激しい雨のことです。

「鬼の仕業のように思われる雨」ということなんでしょうね。

ゲリラ豪雨と同じ意味です。


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横なぶりの雨を英語で言うと?ほかの色んな雨はどう表現すればいい?

「横殴りの雨」は英語で表現すると「driving rain」となります。

英語の苦手な私は「rain」しか知らなかったので、この英訳は初めて聞きました。笑

他にも様々な雨の英訳があるのでご紹介します。

「霧雨」を英語で言うと?

「misting」

霧のことをミストって言いますよね。

「小雨」を英語で言うと?

「light rain」

「小降り」を英語で言うと?

「sprinkling」

散水機のことを「スプリンクラー」と言いますよね。

「しとしと、ぽつぽつ雨」を英語で言うと?

「drizzkung」

「にわか雨」を英語で言うと?

「showering」

お風呂のシャワーはここからきてるのかもしれませんね。

「通り雨」を英語で言うと?

「passing shower」

「夕立」を英語で言うと?

「evening shower」

「スコール」を英語で言うと?

「sudden shower」

意外と「スコール」とか言わないんですね。

「大雨」を英語で言うと?

「heavy rain」

「土砂降り」を英語で言うと?

「pouring」

「暴風雨」を英語で言うと?

「storming」

ここ数年でよく聞かれるようになった「ゲリラ豪雨」はズバリとした英語での表現はないようです。

しかし、あえて訳すなら「cloudburst」や「heavy rain」などでしょうか。

横殴りの雪とは?雪の降り方には他にどんな表現がある?

同じような天気の表現で、「横殴りの雪」という雪の表現があります。

雪のあまり降らない地域では耳なじみのない言葉かもしれませんが、雪国出身&現在も生活中の私にとっては、冬の天気予報ではおなじみの言葉です。

横殴りの雨と同じく、風が強く横から雪が吹き付けるさまを表す言葉です。

我が家の住んでいる地域ではつい先日も暴風雪に見舞われました。

まさしく“横殴りの雪”といった感じで、横に並べて駐車していた車のうち、風が吹き付ける方の車の一方だけが雪まみれになっていました。

横から雪が吹き付けていた様がよ~くわかりましたよ。

このように、雪の降りかたにも色々なものがあります。

「細雪(ささめゆき)」とは?

細雪とは、細やかにまばらに降る雪のことをいいます。

「粉雪(こなゆき)」とは?

JPOPに人気の出た歌がありますよね。

粉雪とは、粉のようにさらさらとした雪を指します。

スキー場で良く聞くパウダースノーがこれにあたります。

「粒雪(つぶゆき)」とは?

粒雪とは、粒になっている雪で、この雪が沢山ふると積もります。

「淡雪・泡雪・沫雪(あわゆき)」とは?

淡雪とは、泡のようにふわふわで柔らかく、すぐに溶けてしまう雪です。

「にわか雪」とは?

にわか雪とは、一時的に降ってすぐにやむ雪の事です。

雨にも「にわか雨」ありますよね。

「風花(かざばな)」とは?

風花とは、風上の雪が積もっている場所から風に舞って飛んでくる雪の事をいいます。

また、晴れた日に風に流されながらチラチラと降ってくる雪の事もこう呼びます。

「霰(あられ)」とは?

霰とは、直径5mm未満の氷の粒を「あられ」と言います。

色が白なら雪あられ、半透明だと氷あられと呼ばれています。

「雹(ひょう)」とは?

あられが大きくなると「ひょう」と呼ばれます。

直径が5mm以上の大きな氷の塊です。

季節外れの異常気象の時にも降ったりしますよね。

雪の表現は、これ以外にも色々な種類があります。

響きやイメージが、繊細で美しいものが多い気がしますよね。

昔から日本では、雪は美しいものとしての表現が多く使われているんですね。

横殴りの風ってどんな風?他にもある風の吹き方の表現

「横殴りの雨」・「横殴りの雪」ときたら、次は「横殴りの風」です。

雨や雪と同じく、横から吹き付けてくる風のことを意味します。

台風などの暴風雪の時には、この横殴りの風のせいで

「自転車が転倒したり」
「ひどくなると建物を吹き飛ばしたり」
「トラックなどを横転させてしまう」

なんてこともあります。

風の吹き方にも色々な表現方法があり、吹いてくる方向や強さ季節などで名前が変わります。

いくつかご紹介します。

「あいの風」とは?

あいの風というのは、春から夏にかけて日本海沿岸で吹く、北・北東の風のこと。

「雨風(あめかぜ)」

雨を降らせそうな風。雨交じりの風のことを雨風と呼びます。

「上風(うわかぜ)」とは?

草木、特に萩の上を吹き渡る風邪を上風といいます。

「うはかぜ」ということもあります。

「黒南風(くろはえ)」とは?

黒南風とは、梅雨入りの頃、どんよりと曇った日にふく南風の事です。

漢字を見ただけでは、なかなか「くろはえ」とは読めませんよね。

「木枯らし・凩(こがらし)」とは?

初冬に吹く強い風。季節風のはしりのことを木枯らしといいます。

木の葉を吹き枯らす風という意味から、こう呼ばれるようになったそうです。

風の表現はまだまだ沢山ありますが、私の中で印象的なものをご紹介しました。

風の強い日、「今日の風は何風かな?」と気になっちゃうかもしれませんね。

横殴りの雨の意味のまとめ

「横殴りの雨の意味」について見てきましたが、いかがだったでしょうか?

ご紹介してきたことのポイントを簡単にまとめておきますね!

  • 「横殴りの雨」とは、激しい風と激しい雨が同時に降り、横からたたきつけられるような強い雨のことです。
  • 「横なぶりの雨」は辞書には載っていません。「横殴りの雨」からなんらかの形で派生した言い方だと思われます。
  • 「なぶる(=嬲る)」という言葉はあるので、それがまざって「横なぶりの雨」という表現になったのかもしれません。
  • 「横殴りの雨」を英訳すると「driving rain」です。
これから梅雨や台風の季節に入ってきます。

いろいろな雨の表現を知ると、日々続く雨を観察する心の余裕ができるかもしれませんね。

少しでも楽しく雨の日を過ごせると良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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