あなたは「ボランティア」に参加したことはありますか?
私は、大学生時代にボランティアによく参加していました。
私が行っていたのは、大学時代の学びである「音楽」を活かしたもので、高齢者施設や障がい者施設で音楽活動のボランティアでした。
その他にも、他大学のボランティアサークルに加入しており、障がいのある方のサポートをしたりしていました。
ボランティアは無償で他人のために活動することです。
参加するもしないも個人の自由。
参加しない人の理由は、
- 都合がつかないから
- 苦手な活動だから
- 経済的負担がかかるから(交通費など)
- 面倒だから
ボランティアとは、自ら進んで無償で社会活動などに参加する人を指します。
「自ら進んで」というところが非常に大事です。
誰かに強制されるものではありません。
なので、「自分は参加しているのに、なんであの人は参加しないんだろう」と嫌な目で見てはいけないと思います。
この他にも、
「ボランティアしたいけど、どこで必要とされているのかの情報がない」
という人もいるようです。
今は、インターネットでいろいろなボランティアの情報を検索することができます。
学生さんであれば、就職活動での話題の一つにしたいという下心があるかもしれません。
そんな下心がスタートだとしても、価値観ががらっと変わるような経験ができることもあります。
それに、あなたの力を必要としている方は多くいるはずです。
得意なことが活かせるボランティアなら楽しく参加できると思います。
ボランティアに対して嫌な思いや違和感を感じるのはどんな時?
ボランティアは、「お金が発生しない」からこそ、いろいろな考え方があって。
そのため、しばしば対立するような意見が出ることもあります。
ボランティアに対して、嫌な思いや違和感を感じてしまうことがある人も多いのではないでしょうか?
もちろん、100%善意で行っているボランティアの方もいます。
でも「ボランティア」と聞くと
- 「ボランティアなんてただの自己陶酔だ!」
- 「ボランティアする人の気が知れない。。。」
なんだか冷たく感じてしまいますが、そう感じるのも個人の自由です。
ただ、「賃金のことは関係なく、困っている人をサポートしたい」という気持ちは、とても尊くて温かいものだと思います。
実際に「災害ボランティア」などでは、ボランティアの方々がとても活躍されています。
私がニュースで見るのはほんの一部分だとは思いますが
「被災された方が、ボランティアの方に対して涙ながらに感謝を伝えている」
というシーンも目にしたことがあります。
しかし、残念ですが、マナーを守らないボランティアもいると度々ニュースになったりします。
それを見ると、ボランティアって一体なんなんだろうと思ってしまいます。
きっと、嫌な気持ちや違和感を覚えるのはそういう瞬間なのではないかなと思います。
しかし、マナーを守っていないと批判されてしまう人たちにも、善意の気持ちがあることは確か(…と私は思います)。
ボランティアをする人は、それぞれにいろいろな思いを抱えています。
自分がボランティアに行くことで、周りに迷惑がかからないのかどうかはきちんと考えてから行動するようにするべきだと思います。
自分が動くことによって、別の誰かのお世話にならないとことが起こったら、それは「ボランティア」ではなくなってしまいます。
例えば、お仕事をしている人が遠方の災害ボランティアに行きたいのであれば。
- 会社にはきちんと理由を伝えて段取りをしてお休みをとる
- ボランティア保険に加入する
- 現地での食料や宿は自分で確保する
人間は優しい生き物ですが、窮地に立たされると善意を優しい気持ちで返すことができなくなることもあります。
ボランティアをすることで、周りの方全員から良いように思われるのは難しいと思います。
でも、最低限のマナーやルールを守って気持ち良く活動できれば良いですね。
ボランティアって自己陶酔してるだけ?実際にはどんな人が参加しているの?
私が学生時代にボランティアに参加していた理由は、
「勉強のため」
というのが一番大きかったように思います。
学生の身分では資格も何もありませんので、お金をいただいて働くことは難しいです。
活動内容によりますが、資格を得てからは、同じ活動をしたとしてもきちんとお金をもらうべきだと思います。
なので、私は
- 「自分の将来のために、貴重な経験をさせていただいている」
- 「社会勉強をしている」
自分が親になってからは、
「地域の清掃活動」
「登下校時の見守りボランティア」
など、地域や子どもに関わるものに参加しています。
それは、
- 地域の方にお世話になっているので恩返しのため
- 我が子も含めて、地域の子どもたちを守りたい
私には経験がありませんが、
「過去に被災したときに助けてもらったので、その恩返しのため」
として、災害ボランティアで活躍される方もいらっしゃいます。
活動内容によって、参加動機は様々です。
「ボランティアに参加するのは自己陶酔してるだけ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、個人的には「自己陶酔してるだけでもいいじゃないか」と思います。
「自己陶酔するためだけに参加してきちんとした活動をしない」なんていうのは問題外です。
が、自己陶酔であってもきちんと役目を果たしているのであれば、それはそれでいいのではないでしょうか。
誰かの役に立つというのは、とても気持ちの良いものです。
その気持ちが「自己陶酔」と言われるのであれば、そう言わせておけば良いと思います。
ボランティアに参加しない人の理由は?のまとめ
ボランティアに参加しない人の理由について見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきますね!
- ボランティアに参加しない人の理由は「都合がつかないから」「苦手な活動だから」「経済的負担がかかるから(交通費など)」「面倒だから」「情報がない」などがあります。
- ボランティアは、自ら進んで無償で社会活動などに参加する活動なので、参加するもしないも個人の自由です。
- ボランティアは、賃金が発生しないからこそ、いろいろな考え方があり、嫌な思いになったり違和感を抱くことがあります。
- ボランティアに参加するのは“勉強のため”“恩返しのため”“使命感”など様々です。
この記事で、少しでも「ボランティア」に対して、良いイメージになってもらえると嬉しく思います。