夏祭りには定番の金魚すくい。楽しいですよね。
子供だけではなく、大人も道心に返り、ついつい腕をまくって夢中ですくってしまいます。
露店でも金魚すくいは人気ですが、時には子供に「お家でも金魚すくいがしたい!」と、おねだりされることも。
また、子供が風邪などで家にいることに飽きてしまった場合など、金魚すくいがいい気分転換になったりもするんですよね。
金魚が準備できるのであればそれが一番なんですけど、もし金魚を買ってするのは無理なご家庭でも、スーパーボールで代用したりして楽しむこともできますよ。
子供用のプールで、家族一緒に楽しく遊べたらいいですよね。
そこでこの記事では、そんな風に「おうちで金魚すくい」をするときの、ポイの作り方を中心に詳しく見ていきたいと思います。
金魚すくいのポイ作り!まずは材料選びから!
金魚すくいをするのに必要不可欠なポイ。
でも、ポイってなんだか知ってましたか?
「ポイ」とは、金魚をすくう網のことですね。
ネットや100均などで売られている、既製品を買ってもいいですが、そんなにたくさん必要でないなら手作りをしてみると良いですよね。
ここでは、そんなポイを手作りするときに必要な材料の選び方について、ご紹介していきますね。
金魚すくいのポイの紙選び
ポイで使う紙ですが、当然「金魚すくいのポイ用の紙」なんていうマニアックなものは、売られていません。
なので普通に売られている紙を使うことになるのですが、紙といっても種類は様々です!
- 半紙
- キッチンペーパー
- ティッシュペーパー
- 折り紙
「折り紙 < キッチンペーパー < 半紙 < ティッシュペーパー」
となります。
本格的に遊びたいなら、強度のあまりない紙を選ぶといいでしょう。
強度があまりない紙の中で、家にある一番お手軽なのは、ティッシュペーパーですよね。
しばらくは破れませんが、水にある程度時間をつけていると破れますし、金魚を何回もすくっていると破れてしまいます。
これが「半紙くらいの強度」になると、意外となかなか破れません。
ちなみに、屋台のポイは半紙だそうです。
また、屋台のポイは全部同じじゃないんです。
ポイの半紙には種類があって、その種類によって紙の強度が違うんですね。
金魚すくいのポイの紙の強度
- 4号…非常に強い(幼児向け)
- 5号…破れにくい
- 6号…破れやすい
- 7号…非常に薄く破れやすい
一般的には6号のポイを使用している店が、多いらしいです。
折り紙で金魚すくいのポイ作り!銀紙と普通の色紙はどちらがいい?
色紙には普通の紙でできているものと、金色や銀色のように銀紙でできているホイル色紙があります。
どちらの方がポイに向いているのかを調べましたが、よくわかりませんでした(ごめんなさい)。
私の考えでは、銀紙の方は耐久性があるのかなぁと思うのですが、お子さまと実際に実験してみるのもおもしろいかもしれません。
我が家は、キラキラの銀紙がとても人気なのでポイにして水に濡らすとむちゃくちゃ怒られそうです。笑
金魚すくいのポイの枠
ポイの枠は、家で楽しむなら沢山は必要ないと思います。
ダイソーなどの100円均一で売られています。
もし、家にあるもので代用をするなら、ポイの枠のように針金をねじって作っても、簡単に作ることができますよ。
また、露店の金魚すくいでも、破れてしまったポイを貰うことができます。
沢山のポイを貰うことは難しいかもしれませんが、「少し分けてもらえませんか?」と、聞いてみれば、運が良ければもらえるかもしれませんね。
金魚すくいのポイの糊(のり)
ポイの枠と紙をくっつけるのに使う糊でオススメなのは、でんぷん粉です。
片栗粉、馬鈴薯(ばれいしょ)のでんぷん、などがあります。
接着剤などでもくっつけることはできますが、金魚にとって安心ではありませんからね。
でんぷん粉は水に溶けますが、遊んでいる間は溶けて剥がれることはありませんよ。
金魚すくいのポイの作り方は?
金魚すくいのポイの作り方は、とっても簡単です。
金魚すくいのポイの作成手順
1.ポイの外枠の周りに糊(のり)をつける
2.ポイの紙を枠に付ける。この時に紙がよれないよう注意しましょう。
3.乾燥したら出来上がり
金魚すくいのポイの強さはどうやって変える?
ポイの強さは、本格的に楽しみたい方にはティッシュがおすすめです。
長く楽しみたいものの、それでも少しは破れた方が面白いと思う方は半紙。
とにかく沢山すくって楽しみたい!という方には、キッチンペーパーや折り紙をおススメします。
金魚すくいとスーパーボールすくいのポイは同じ?
お家で金魚すくいをしようとする場合、ポイ以外に「金魚」を準備する必要がありますよね。
でも、当然「金魚」は生き物なので、そんなに大量に準備する訳にもいきません。
それに、あまり長い時間ポイでおいかけまわしてしまうと、金魚が弱ってしまいますよね。
そんなときにオススメなのが「スーパーボール」です。夏祭りなんかの出店でも、見かけたことのある人も多いんじゃないでしょうか?
ただ、スーパーボールは金魚より重たいものもあります。スーパーボールは、大きさによって1g~230gくらいの重さがあるんですね。
なので、スーパーボールをすくうときに使うポイの紙の強度は、半紙程度が丁度良いです。
生き物の金魚を扱うのが心配な場合は、家にあるスーパーボールすくいで楽しむのもいいですよね。
おうち金魚すくいにぴったり!「スーパーボールすくい」の詳細を見てみる
あとは、金魚すくいを自宅で気軽に楽しめる「ぷにぷにきんぎょ」なんていうのもあります。
グミみたいな手触りの出目金たちですが、形は金魚そのもの。こういうのを使うとよりリアルに「夏祭りっぽさ」を楽しめますよね^^b
私的には、スーパーボールよりもこの「ぷにぷにきんぎょ」が、雰囲気もすごく味わえるので、おすすめです♪
おうち金魚すくいにおすすめ!「ぷにぷにきんぎょ」の詳細を見てみる
金魚すくいポイの再利用?!捨てる前に使い道はないの?
金魚すくいで楽しんだあと、そのままポイをポイッと(汗)捨ててしまうのはもったいないです。
私が考えるおすすめの再利用方法は、「シャボン玉の枠にすること」です。
100均では、いろいろなシャボン玉セットが売られていますよね。
我が家の子たちに人気なのは、まさしくこの「ポイ」と似たような形の枠がついているセットです。
一般的なのはストローで吹くタイプだと思いますが、このポイ型の枠であればストロータイプよりも大きなシャボン玉ができます。
枠に張ったシャボン液に直接息を吹きかけるだけでなく、枠を振り回してもシャボン玉ができます。
マスクをしたままでも大きなシャボン玉ができちゃうのです。
枠を沈めることができる大きさのお皿にシャボン液を入れて遊んでみてください。
柄の部分を少しカクカクっと折り曲げるとさらにシャボン液を付けやすくなりますよ。
ステイホーム中のお楽しみに、是非お試しくださいね。
しゃぼん玉の枠に再利用する方法以外だと…ポイを二つ用意して「メガネ~」って言って遊ぶぐらいですかねぇ。笑
子どもの発想は無限大なので、私の想像がつかない再利用方法があるかもしれません。
手作りの針金ポイであれば、先の部分が鋭利で危ないと思います。
プラスチックのポイであれば、枠の部分がザラザラしているかもしれませんが、くれぐれもケガのないように遊ばせるようにしてくださいね。
金魚すくいのポイを手作りする方法のまとめ
金魚すくいのポイを手作りする方法について、最後にポイントをまとめておきますね。
- 金魚すくいのポイを手作りするなら、 沢山なら通販。少なくていいなら手作りするのがベスト
- ポイの作り方は簡単なので、内職感覚で作ってみよう
- ポイの強さは市販のポイの紙なら変えることができる
手作りで作るなら、半紙などでポイの強度を変えられるので、色々な紙を使って試してみるといいですよ。
子供に人気の夏の風物詩、金魚すくい。急に子供からやりたいと言われれると、困ってしまうかもしれません。
そういう時には、家にある針金とティッシュで手軽にポイを作って、金魚の代用として、玩具の金魚やスーパーボールで遊ぶと、きっと子供も喜びますよ。
金魚すくいが簡単に家でできますので、これを機に皆さんも楽しんでみてくださいね。