わたあめの作り方!ザラメだけあれば簡単にできるって本当?

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お祭りの屋台でよく見る「わたあめ」。

甘くてふわふわで、みんな大好きですよね。

わたしも小さな頃はお祭りに行くたびに親にねだっていました。

そんなわたあめですが、材料は至ってシンプル。

実は「ザラメ」のみ!

わたあめ機があれば、ザラメを用意するだけで簡単に作ることができちゃいます。

しかも最近はおうちで使えるわたあめ機も色々販売されています。

コロナ禍で様々なイベントが中止になってしまった昨今。

お祭りに行けなかった子どもさんも多いのでは?

今回はおうちでわたあめを作る際のお役立ち情報として

  • 必要なザラメの分量
  • わたあめ作りに適したザラメの種類
についてまとめました!

また、ザラメからわたあめができる理由や、余ったザラメの活用法についても触れています。

おうちでわたあめ作りがしたいあなた、必見です!

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わたあめを作るのに必要なザラメの分量はどのくらい?

お祭りの屋台などで売られているわたあめ1つを作るのに必要なザラメは15gから20gといわれています。

上手な職人さんだと、ザラメ15gで大きなふわふわのわたあめが作れるのだそう。

実はわたしも学生時代にわたがしを作ったことがありますが、ザラメ15gではなかなか大きなものはできなかった記憶があります。

そして家庭用のわたあめ機は、専用の計量スプーン付属のものが多く、1回あたり約10から15g使うものが多いです。

ただ屋台などで使われているわたあめの機械よりも小さめなので、できあがるわたあめのサイズも小ぶりです

ちなみにこちらの動画では、家庭用のわたあめ機で大きなわたあめを作るコツを紹介されています。

参考にしてみてくださいね。

ザラメからどうしてわたあめができるの?

そもそも!どうして固いザラメからふわふわのわたあめができるのか、あなたは知っていますか?

わたあめの原理①ふわふわのわたの正体

わたあめは、熱で溶けたザラメが冷えて、糸のように固まったもの。

空気を含むことで、ふわふわとしたわたのような状態になります。

わたあめの原理②わたあめ機の仕組み

わたあめ機の中央には、小さな穴がたくさん開いた釜があります。

その釜でザラメを温めて溶かして釜を回転させることによって、溶けたザラメが遠心力で穴から出てきます。

このとき出てきたザラメは、①の通りふわふわの状態です。

それをわりばしで絡め取ったものがわたあめになります。

この仕組みについて、子どもさん向けにわかりやすく解説されているサイト

★日新製糖 シュガーラボ

こちらに詳しくわかりやすく説明されているので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。

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わたあめ機なしでわたあめを作る方法!?簡単にできるものなの?

わたあめ機なしでわたあめを作る方法があります。

わたあめ機で作るときの仕組みについて分かったところで、この仕組みを身近にあるもので作ってみます。

まずは、茶こしの網の中央にキリなどで2~3mmの穴をあけます。

その穴の内側から小ねじを通し、ワッシャーとナットで固定します。

同時に約2cmの切り込みを入れてザラメを入れる穴を作っておきます。
(端と端をキリで穴を開けてからハサミで切ります)

茶こしの枠にアルミホイルを巻いてザラメの受け皿を作っておきます。

ペンチなどで先を切り落としたハンドミキサーと茶こしを約2cmに切った虫ゴムでつなぎます。

ハンドミキサーの軸が細い時は布ガムテープで調整します。

スイッチを入れて茶こしが安定して回転すれば、わたあめ機の完成。

切り込みからグラニュー糖を入れ、200℃~250℃に熱したホットプレートの上に置いてグラニュー糖を溶かします。

溶けたらダンボール箱の内側でわたあめ機のスイッチを入れて回転させます。

糸状のグラニュー糖が出てくるので割りばしで巻きつければわたあめの完成です。

こちらの動画では手順を分かりやすく説明しています。

文章だけでは分かりにくいと思うのでぜひご覧くださいね。

手作りのわたあめ機を調べると空き缶とろうそくを使ったものが多いです。

茶こしよりは比較的わたあめの分量が多く出来そうですが、子どもさんと一緒に作るとなると難しいです。

空き缶に穴を開けるのが大変だし直火を使って回転させるので危険です。

茶こしのわたあめ機作りは小学校低学年くらいでも少し大人の手を借りれば簡単です。

ホットプレートなので、比較的安全に楽しめますよ。

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わたあめに使うザラメの種類は?ザラメの特徴や選び方は?

わたあめに使うザラメは、「白ざら糖」とよばれるものがおすすめです!

と言われても、なかなかイメージが付かないと思う方も多いはず。

お菓子の上にトッピングされている、キラキラとした砂糖がこの白ざら糖です。

この白ざら糖はクセがなく、上品な甘さを持っています。

ちなみにスーパーでよく見かけるザラメは茶色のものが多いと思いますが、これは中ざら糖といわれるものです。

中ざら糖はカラメルが添加されているため、独特の風味やコクがあり、煮物や和菓子作りに向いています。

もちろんこの「中ざら糖」でもわたあめは作れます。

ですがザラメを熱で溶かすときに、この独特の風味が苦みとして残ってしまうことがあるようです。

すっきりとした甘さのわたあめを作りたいときには、ぜひ白ざら糖を使ってみてください!

ザラメの特徴!他の砂糖とはどう違う?

上白糖やグラニュー糖などの普通の砂糖は、一般的なわたあめ機には使うことができません。

この理由は、ザラメの持つ特徴にあります。

ザラメの粒が大きいことによって

  • ゆっくり溶けて
  • 加熱しても焦げにくい
という点です。

わたあめ作りのときに粒が細かい砂糖を使うと、わたあめ機の穴につまってしまいます。

また加熱したときに焦げ付いてしまったら、真っ白なわたあめを作ることはできないですよね。

わたあめ作りにザラメが使われるのは、こんな理由があったんです。

色つきのわたあめが作れるザラメも!

「わたあめ作りにおすすめのザラメ」は他にもあります。

いま原宿などで大人気の「カラフルなわたあめ」を知っていますか?

大きなレインボーわたあめや、カップに入ったかわいい色のわたあめが若者に大人気なんです。

そして実は色付きのザラメを使えば、おうちでも簡単にカラフルなわたあめが作れちゃうんです!

行列に並ばなくても“インスタ映え”のわたあめが食べられたら、子どもも大喜び間違いなしですよね。

たとえばこちらの

「カラーざらめ 5色セット」

作り方については、こちらの動画が参考になると思います。

動画内では業務用のわたあめ機で作ってますが、家庭用のわたあめ機でも同じように作ることができますよ。

「カラーざらめ 5色セット」の詳細を見てみる

他にもかき氷のシロップのように味付きのザラメもあります。

食べ比べしてみても楽しいですよね。

わたあめ作りで余ったザラメの活用法

わたあめを作るとき、余ったザラメの活用法についてお伝えします。

実は砂糖は不純物をほとんど含んでいなくて、品質の劣化が極めて少ないといわれています。

なので実は法律でも「砂糖に賞味期限はない」と定められているのです。

つまり「砂糖は、密閉容器に入れてきちんと保管しておけば、ずっと使える」ということなんです。

とは言え、一度開封したものは上手に使い切りたいですよね。

「ザラメとか、家庭でのわたあめ作りだけではなかなか使い切れないし」と心配な方もいるのではないでしょうか?

そんな余ったザラメは、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子を作るときにトッピングして焼くのがおすすめです。

焼いても溶けずに残るから、食感が残ってまるでお店のお菓子のようになりますよ。

またすっきりとした甘さを持つためジャムなどの「素材の味をいかすもの」に使うのもおすすめです。

ちなみに我が家は食パンにバターを塗って、その上からザラメを振りかけて焼く事が多いです。

食感ザクザクの、おいしいシュガーバタートーストが手軽にできますよ。

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わたあめを自作するとき失敗しない為の4つのポイント

市販のわたあめ機でわたあめを作るときに、失敗しない為のポイントを紹介します。

わたあめ自作で失敗しないポイント①材料は説明書通りのものを使う

「わたあめは飴でもできる」ということですが、ソーダパウダー、乳脂肪類が入った飴は使えません。

また、グミやハイチュウなどのソフトキャンディもわたあめ作りには使えません。

ミルク飴で作ってみたら、綿にならずパリパリになってしまうんです。

わたあめ自作で失敗しないポイント②綿が飛び散るのでベタベタ対策をする

わたあめを自作していると、あなたが思った以上に出てきた綿が回りに飛び散ります。

なので、エアコンなどの「風が当たっているような場所」では、綿あめ作りはやらないようにしましょう。

わたあめを作るときには、床に使い捨ててもいいような新聞紙やレジャーシートやマット、布類を敷いておくといいですよ。

また、大き目のダンボール箱の中でわたあめを作るのも、飛び散り防止になります。

わたあめ自作で失敗しないポイント③わりばしの回し方を工夫する

どうせ作るなら、できるだけ大きくフワフワなわたあめを作りたいですよね。

それならば、回転皿の周りでわりばしをグルグル回しているだけでは不十分です。

天板皿の上でわりばしを寝かせて、はしをグルグル回して綿を絡めると、見た目キレイでフワフワなわたあめができますよ。

わたあめ自作で失敗しないポイント④飴もいいけどザラメがおすすめ

「わたあめは飴でできる!」とうたっていますが、口コミではザラメの方が甘くてフワフワで大きく仕上がるという声が多数です。

わりばしに沢山絡めとれれば、テンション上がりますよね。

なので、見た目も味もザラメの方がおすすめです。

わたあめの作り方のまとめ

わたあめの作り方についてみていきました。

本当にザラメさえあれば簡単にできちゃうんです。

しかも少量でできるのでコスパも最高です。

屋台で買っていたわたあめがいつでも作って食べられるなんて、大人にとっても夢のようだと思いませんか?

作る工程も楽しいので、家族ですればみんなで盛り上がること間違いなし!

ぜひおうちで楽しくわたあめを作ってみてくださいね。