お米を研ぐ理由は傷を付けるため!?新常識でお米を美味しくする!

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美味しいごはんを食べるにはお米を研ぐ工程がとても大事だと言われていますよね。

では、なぜお米を研ぐ必要があるのでしょうか?

それは“お米に薄っすらと傷をつけるため”なんです!

お米の表面に傷をつけるとそこから水分が浸透していきます。

たっぷり吸水することによってふっくらとしたおいしいごはんが炊き上がるのです。

昔は米についたほこりやヌカをとるためにお米を研いでいました。

ほこりやヌカは臭みの原因にもなるのでゴシゴシとしっかり研ぐのが基本でした。

でも今は精米技術が進歩していてお米にほこりやヌカはほとんどついていません。

なので、お米を研ぐといっても長時間ゴシゴシする必要はないのです!

あまり強く研ぎすぎるとお米が割れてしまいます。

また、栄養素が流出してしまう原因になります。

それでは美味しいごはんを炊くことはできません。

お米を研ぐ時についやってしまいがちなNGをご紹介します。

次回からお米を研ぐ時は気を付けてみてくださいね。

お米を研ぐときのNG行為①ぎゅっぎゅっと押しつぶす
強く押しつぶすと米粒が欠けてしまい、食感が落ちてしまいます。

お米を研ぐときのNG行為②水が透明になるまで研ぎ続ける
水が透明になるまで何度もそそいでしまうと、米のうまみが流れ出てしまいます。

透明になるまで水をそそぐ必要はありません。

あくまでもお米に少し傷をつける程度ということを心掛けて優しく研ぐようにしましょう。

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お米を研ぐ必要がないって本当!?精米技術の進歩は半端ない!

お米を「研ぐ」というのは米同士をこすり合わせて洗うことをいいます。

先ほどご紹介した通り、現在は、精米技術が進歩しています。

なので、しっかりお米を研ぐ必要はないのです。

それだと白米も無洗米と同じなの?と思いますよね。

白米の表面には精米機では取り除けない肌ヌカが残っています。

無洗米は特別な方法でこの肌ヌカも除去しているのです。

白米の場合はこの肌ヌカを取り除くためにも炊く前に一度米を“洗う”必要があります。

このとき、昔のようにしっかり“研ぐ”必要はありません。

でも、美味しく食べるためには軽く“洗う”ほうがよいでしょう。

白米が美味しくなる!正しいお米の洗い方

それでは、白米が美味しくなるような「正しいお米の洗い方」について見ていきましょう!

お米の正しい洗い方①1回目のすすぎポイント

お米は乾燥しているので最初に入れた水をたくさん吸収します。

そのため、1回目はミネラルウォーターなどの美味しい水を入れるのがオススメです。

米が浸かるまで水を注いだら手早く混ぜて水を捨てます。

お米の正しい洗い方②2回目のすすぎポイント

もう一度水を入れます。

2回目は水道水でも問題ありません。

軽く混ぜたらすぐに水を捨てます。

水を捨ててから、お米だけの状態で10回ほどシャカシャカと混ぜます。

お米の正しい洗い方③3回目のすすぎポイント

水を注ぎ、数回混ぜてからにごった水を捨てます。

決められた量の水を注ぎ、水が薄くにごっている程度なら終了です。

1時間以上水に浸してから炊くようにしましょう。

にごりが濃い場合は2回目、3回目のすすぎを繰り返してください。

お米を洗う時はスピードが大切です。

3分以内に終わらせるのを目標に作業してくださいね。

ちなみに…

白米を全く洗わずに水を入れて炊くだけでも身体には特に問題なく食べることが可能です。

もし洗わずに炊いてしまったとしても気にすることなく食べて大丈夫です。

洗わずに炊いた米は人によっては少しヌカ臭さを感じることがあるでしょう。

ですが、余分なものを洗い流すことがないので栄養価は高いという考えもありました。

お米を美味しく食べるには正しい洗い方でお米を洗ってから炊くのがベストです。

でも、疲れていてとにかく炊ければそれでいい!なんて日はそのまま炊いてしまっても大丈夫でしょう。

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「米を研ぐ」の方言で「米をかす」と言うのはどこの地域なの?

「お米かしといてー」と言って相手に意味が伝わらなかったなんてことはありませんか?

もしかしたら反対に誰かにそう言われて意味がわからなかったというケースもあるでしょう。

「米をかす」というのは「米を研ぐ」という意味です。

主に東海地方で使われている方言です。

正確にはお米を洗って水につけておくことを意味しています。

福井県では「米をかしぐ」と言ったりもします。

方言とは知らずに使っていたら違った意味にとらえられてしまいそうですよね。

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お米を研ぐ理由は傷をつけるため!?新常識でお米を美味しくする!のまとめ

最近は炊飯器も進化していて家庭でも簡単に美味しいごはんを食べることができますよね。

その割にはイマイチ上手く炊けてないように感じることも多いのではないでしょうか?

昔のお米の研ぎ方をそのまま実践していると、もしかしたら“研ぎすぎ”かもしれません。

それではもったいないですよね。

現在のお米の精米状況に合わせて優しく素早くお米を洗ってみてくださいね。