正直申し上げると私は「らっきょう」が苦手です!
なので、どういう料理があるのかも知りませんでしたし、今ま食卓に出したこともありませんでした。
ただ、私の夫はらっきょうが大好きなんです。
なので、家で簡単に「らっきょうの塩漬け」ができたら夫も喜ぶかなと思い、調べてみました。
すると!
なんと、らっきょうの塩漬けが、ジップロックを使って簡単にできるという方法があるらしいんです!
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬けの作り方
らっきょうの塩漬けと言えば、「ビンに入っているもの」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
そういう私も、ずっとそうでした。
しかし!ビンはらっきょうのにおいがつくとなかなか取れませんし、煮沸消毒も面倒なんです。
そんときには、ジップロックに入れても、簡単に手早く「らっきょうの塩漬け」を作ることができちゃうんです。
作り方としては、入れ物が「煮沸消毒したビン」か「ジップロック」かの違いだけなんです。
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬けの作り方
では早速、ジップロックを使ったらっきょうの塩漬けを簡単に手早く作る方法を見ていきましょう!
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬け①らっきょうの薄皮を剥く
らっきょうは水に触れていると傷みやすくなるので、面倒だとは思いますが少しずつ洗って作業をしてください。
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬け②根っこと上の部分を切る
包丁で切っても良いですし、キッチンばさみでもOKです。
①と②は逆の手順でも良いと思います。
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬け③ジップロックに入れて重さを量って水と塩を入れる
らっきょうがひたひたになるほどの水を入れて重さを量ります。
その量の10%の塩を入れてください。
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬け④空気を抜いてそのまま冷蔵庫に入れる
ストローなどで空気を吸ったり、手でうまく空気を抜きながらジッパーをしめます。
においが気になるようでしたら、もう一つ袋をかぶせても良いと思います。
ジップロックを使ったらっきょうの塩漬け⑤1週間後に完成
少し時間はかかりますが、1週間ほどしたららっきょうの塩漬けの食べ頃です。
1日でできる!らっきょうの塩漬けの作り方
でも「そんな、1週間も待ってられない!」という方は、1日漬けるだけで、らっきょうの塩漬けを食べることができる方法もあるので、ご紹介しますね。
1日でできる!らっきょうの塩漬け
1つ1つだと面倒ですし時間もかかるので、横に並べて一気に切り落とすと時短になって楽ちんですよ!
1日でできるらっきょうの塩漬け①らっきょうの薄皮を剥く
次に、らっきょうの薄皮を剥いていきましょう!
ボールの中にみずを入れて、その中でらっきょうをゴシゴシともみ洗いします。
その後に押さえつけるように洗うと、薄皮が剥がれやすくなるので、おすすめですよ!
1日でできるらっきょうの塩漬け③ビニール袋に入れて重さを量り塩・鷹の爪を入れる
前述の「ジップロックで作るらっきょうの塩漬け」での塩加減は10%でしたが、5~7%程度の塩を入れてください。
水は入れません。
鷹の爪は小口切りにして入れてください。
1日でできるらっきょうの塩漬け④レンジで加熱
600wで30秒チンします。
一度取り出してビニール袋の上から揉み、また30秒チン。
温かさを感じなければ15秒ぐらいずつ追加でチンします。
1日でできるらっきょうの塩漬け⑤冷蔵庫で冷やして完成
あら熱がとれたら、ビニール袋のままタッパーなどに入れて冷蔵庫で冷やします。
24時間後には食べられます。
作り方によって、味や食感が違ってくると思います。
ご紹介した方法をベースにして、いろいろ試してみてくださいね。
らっきょうの塩漬けの保存期間は?日持ちさせるためのポイントは?
家で漬けたらっきょうの賞味期限は、1年ほどと言われています。
ポリポリとした食感はなくなってしまいますが、1年以上経ってもちゃんと食べることはできます。
長期間保存できる理由は、「塩で漬けているから」です。
梅干しと同じように、塩のおかげでカビが発生しにくいんですね。
では、らっきょうが腐って食べれない状態になってきたら、どのようになるのでしょうか。
- 今までと明らかに違う、ツンとした異臭がする
- とろけてしまうほど柔らかい
- 漬け汁が黒くなっている
- 漬け汁が泡だっている
- 苦く感じる
できる限り日持ちさせたいということであれば、以下のようなことに気を付けてみてください。
らっきょうの塩漬け保存のポイント①冷蔵庫で保存する
常温でもいいのですが、冷蔵庫に入れた方がより長持ちします。
それにポリポリ感も損なわれにくいので、「ポリポリした食感を長く楽しみたい」という肩にもおすすめです。
らっきょうの塩漬け保存のポイント②漬け汁を捨てない
これは、家で漬けたものも、市販のものも共通で言えます。
漬け汁には塩分が多く防カビ効果があるので、らっきょうが全て漬かる程度の漬け汁は長期保存に必要なものなんです。
なので、漬け汁は捨てないようにしっかりと取っておきましょうね。
らっきょうの塩漬けにひと手間加えたおすすめアレンジレシピ
らっきょうの塩漬けは、そのまま食べてもおいしいです。
でも、量が多かったりすると飽きてしまうかもしれません。
そんなときは、味を変えて「らっきょうの甘酢漬け」がおすすめです。
らっきょうの塩漬けからできるらっきょうの甘酢漬けのレシピ
ではそんな、簡単に「らっきょうの甘酢漬け」ができる作り方をご紹介しますね。
らっきょうの甘酢漬けの作り方①らっきょうの塩漬けを塩抜きする
清潔なボウルに水を入れ、半日ほどさらします。
たまに水を新しく換えてください。
らっきょうの甘酢漬けの作り方②甘酢を合わせる
塩漬けらっきょう500gに対して
- 酢…1/2カップ
- 砂糖…1/2~2/3カップ
- 塩漬けの漬け汁…1~1/2カップ
その後、しっかりと冷まします。
らっきょうの甘酢漬けの作り方③消毒した容器にらっきょうと漬け汁を入れる
しっかりと消毒した容器に、らっきょうと②で作った漬け汁を入れましょう。
らっきょうの甘酢漬けの作り方④冷暗所に置き4~5日で完成
らっきょうを漬け込んだ容器を冷暗所に置いて、4~5日で完成です!
私の場合は、押し入れの中やクローゼットの中に、においが付かないように三重くらいした袋に入れて置いてます。
たまに容器をゆらして味を馴染ませるのがポイントです。
そして、この「らっきょうの甘酢漬け」は、他の料理にも使うことができるんです。
らっきょうの甘酢漬けを使ったレシピ!らっきょうのタルタルソース
①らっきょうの甘酢漬け2~3個をみじん切りにする
②マヨネーズ(大3)、らっきょうの漬け汁(小3)、パセリ(適量)と①を混ぜて完成
らっきょうは食感が良いので、タルタルソースにぴったりです。
この他にも、豚肉と一緒に炒めたり、豚肉で巻いて焼いて肉団子のようにしたり、いろいろなアレンジができます。
甘酢の味はさっぱりしているので、夏場に活躍しそうですね。
まだある!らっきょうの甘酢漬けを使ったおすすめアレンジレシピ
らっきょうの甘酢漬けは、そのまま食べてももちろん美味しいです!
でも、アレンジを加えることで、また新しい美味しさに出逢うこともできますよ。
そこで、らっきょうの甘酢漬けを使ったアレンジレシピもご紹介していきます!
らっきょうの甘酢漬けアレンジレシピ①らっきょうの甘酢漬け×さっぱり野菜
らっきょうの甘酢漬けと言えば、そのさっぱり感から、夏に合うイメージがあります。
おすすめのアレンジレシピの一つ目は、さっぱり野菜と和えるレシピです!
らっきょうの甘酢漬けと野菜を刻んで和えるだけの簡単料理です。
おすすめの野菜は、きゅうりやキャベツ、トマトです。
ひと手間かかりますが、レンチンしたもやしやナスも相性バツグンですよ!
らっきょうの甘酢漬けアレンジレシピ②らっきょうの漬け液を料理に活用!
次に紹介したいのは、らっきょうだけでなく、甘酢漬けの漬け液も使ったレシピ。
甘酢のさっぱりとした風味にらっきょうがアクセントとなっているので、肉にも魚にも合う万能な調味液になるんです!
おすすめは、
- 酢豚
- 白身魚の煮つけ
- 筑前煮
これらの味付けに、らっきょうの甘酢漬けとその甘酢液を使うと。。。
こってりしてしまいがちな味付けも、さっぱりと美味しく食べられますよ!
食欲のない時や、何かさっぱりとした物が食べたい時にはぜひ試してみてくださいね。
らっきょうの塩漬けがジップロックでできる?のまとめ
らっきょうの塩漬けをジップロックで作る方法について、最後にポイントをおさらいしておきますね。
- ビンがなくても、ジップロックやビニール袋を使って塩漬けを作ることができます。
- 下処理をするときに、水に長い間つけすぎないように気を付けてください。
- らっきょう(+水)の重さの5~10%の塩で漬けます。
- 一般的な塩漬けは完成まで1週間ほどかかりますが、電子レンジを使うと24時間後には食べ頃になります。
- 塩漬けは、1年以上日持ちします。
- 漬け汁と一緒に冷蔵庫で保存するとより日持ちします。
- 塩抜きをすると甘酢漬けもできます。
- 甘酢漬けはタルタルソースに最適です。
私はタルタル大好きなので、「らっきょうのタルタル」を作って食べてみたのですが、とっても美味しかったです!
私のように、らっきょう嫌いな方にも「らっきょうのタルタル」、おすすめですよ!