あなたは、らっきょうがお好きですか?
正直に申し上げますが、実は私は苦手です。笑
苦手…というか、食わず嫌いかもしれません;
実家で暮らしているときは、おじいちゃんや父、兄などは福神漬けの代わりとしてカレーと一緒に食べていました。
何度も「らっきょう食べる?」と聞かれましたが、独特の香りが苦手でいつも「いらない」と断っていました。
何度も断ったので、いつの頃からか聞かれることもなくなってしまいました。
結婚後、実家かららっきょうの漬け物をもらいました。
私が苦手なのはよくわかってくれているのですが、「夫にどうぞ」とのこと。
ありがたく受け取りましたが、意外と量がある…。
でも、食べる人は夫一人だけ。
さてさて、どうやって保存すれば長持ちするのでしょうか?
私は普段全く食べないので、らっきょうが古くなったらどんな味や見た目になるのかがちっともわかりません。
このままでは、夫に食あたりを起こさせてしまうのでは…?!
夫の体を守るために!らっきょうの保存方法や保存期限について、詳しく見ていきたいと思います!
らっきょうの塩漬けの保存期間の目安は?長持ちさせるためのポイント
熱湯にくぐらせて漬けられたらっきょうは、数年でも常温保存可能です。
梅干しと同じような保存食だと思えば良いでしょう。
ただ、生のまま漬けられたらっきょうは、傷みやすいので最初から冷蔵保存が望ましいです。
この「らっきょう」はっきりとした賞味期限はありません。
2~3年以上経つと、食感がやわらかくなってしまうそうですが、その状態でも問題なく食べることができるんです。
ただ、保存容器や保存時の方法に気を付けなければ、早く傷んでしまうようですね。
らっきょうの保存容器と長持ちさせるためのポイント
保存容器は、ビンやホーローなどの「酸に強いもの」が適しています。
プラスチックのタッパーなどは避けましょう。
お漬け物用のビン・梅酒用のビンがあれば良いでしょう。
わざわざ買わなくても、大きめのジャムのビンがあればOKです。
容器は、らっきょうを入れる前にまず煮沸消毒します。
ビンがまるごとつかるような大きいお鍋でぐつぐつ煮ます。
そのあとは、必ず自然乾燥させてください。
布巾などで拭いてしまうと雑菌が入ってカビが生える可能性があるので気を付けましょう。
らっきょうの塩漬けは冷凍保存できる?美味しく食べるためのコツはある?
一般的な食材を冷凍保存するメリットは、「日持ちすること」ですよね。
しかし、らっきょうの塩漬けに関しては、前述したように賞味期限は短くありません。
そのため、冷凍保存してもメリットはないのではないかなと思います。
そればかりか、らっきょうを冷凍すると、解凍時に水っぽくなったり食感が変わってしまったりと、デメリットの方が大きいんです。
なので、らっきょうを保存するのであれば、常温保存で充分です。
あまりおすすめできませんが、どうしても少しでも長く(数年レベル)らっきょうの塩漬けを保存しようと思うのであれば。
食感が変わることを充分理解した上で「冷凍保存も可能と言えば可能」です。
その場合は、漬け汁も一緒に冷凍させてください。
こうすることで冷凍やけを起こしにくくなるそうです。
らっきょうの食感を楽しむことができる年数は?
らっきょうは、ぽりぽりっとした食感に特徴があります。
ラッキョウをほとんど食べない私にさえ、食べている人の口から軽快な音が聞こえてくるのでどんな食感なのかわかります。
そんな「ぽりぽり食感」を充分に楽しめるのは、漬けて2年以内ぐらいだそうです。
2~3年以上常温で保存していたらっきょうは、徐々にやわらかくなってしまいます。
なので、ぽりぽり感を楽しみたいと思う方は、常温保存ではなく、冷蔵庫保存に切り替えるのがオススメです。
冷蔵庫で保存すると、らっきょうが漬かるスピードが遅くなります。
良いぐらいに漬かったなと感じたら、その時点で冷蔵庫保管にしておけば、さらに長く「ぽりぽり」を楽しむことができますよ。
これ以上漬かってほしくないと思うときは、甘酢から取り出して冷蔵庫保管することもできます。
ただし、その場合は早めに食べるようにしてくださいね。
らっきょうの塩漬けを日持ちさせるには?のまとめ
らっきょうの塩漬けを日持ちさせるには?ということについて見てきました。
ポイントを簡単におさらいしておきましょう!
- 熱湯にくぐらせて漬けられたらっきょうは、常温保存で数年保存可能です。
- 生で漬けられたらっきょうは冷蔵保存がオススメです。
- 保存容器は、ビンやホーローなどを使ってください。
- 容器は煮沸消毒し、自然乾燥して使います。
- らっきょうの塩漬けを冷凍保存すると食感や味が変わってしまうのでおすすめできません。
- ぽりぽり感を長く楽しみたい場合は、冷蔵庫保管も可能です。
- 漬かりすぎを防ぐためには、甘酢から出して冷蔵庫保管もできますが、早めに食べきるようにしましょう。
らっきょうを食べず嫌いだったのは子どもの頃なので、大人になった今、ちょっとチャレンジしてみようかなという気にもなってきました。
正しい保存方法で、長くおいしくらっきょうを味わってくださいね。