子供が生まれると、定期検診や予防接種などで、病院にかかることが多くなりますよね。
子供の成長をプロから客観的に診てもらえる定期検診は、ママたちにとって楽しみでもあり、不安でもあるのではないでしょうか。
この記事では、そんな「3歳児検診の不安」について、詳しく見てみたいと思います。
子供の定期健診をする月齢は?どこで受けるの?
定期検診は主に、かかりつけの小児科で受けられる検診と、行政の施設で行う集団検診とがあります。
地域によりますが、多くは生後3~4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳が集団検診になります。
特に3歳児検診は、言語の発達や視力、聴力の検査等があるため、パパやママも少し緊張してしまいますよね。
そのため、子供の成長に不安を抱えている保護者の中には、正直あまり行きたくないな…と思っている人もいるかもしれません。
実はわたしもその1人でした。
3歳児検診!私の場合はこうだった~体験談~
わたしの場合は、息子は言語の発達も早く、幸いにも成長面で悩むことはあまりなかったのですが。
2歳半頃から始まった人見知りと場所見知りが、かなり酷い時期でした。
案の定、検診当日は、先生を前にすると話すことも拒否、身体測定のために洋服を脱ぐことも拒否。
しまいには服を着たままでも、激しく抵抗し、体重計に乗ることすらできませんでした。
今思えば、息子の気持ちを理解し、もう少し冷静に対応できたかもしれませんが。
当時はそんな心の余裕もなく、バスの中で泣きながら帰ったことを覚えています。
定期検診のように、同じ空間に同じ月齢の子がいると、どうしても周りと比べてしまうので、親としては辛い気持ちになることもありますよね。
そもそも3歳児検診に行きたくない場合は、行かなくても良いのでしょうか。
また行かない場合、虐待を疑われるなどの懸念点はあるのでしょうか。
3歳児検診は義務なの!?行きつけの小児科で受けてもいい?
結論からお伝えすると、3歳児検診は「基本的に」行かなければなりません。
事情があって集団検診にどうしても行けないような場合には、個別でかかりつけの小児科で受けられるように手配しましょう。
通常、定期検診の場合は公費で受診できるため、費用がかかりません。
しかし、指定の期間に集団検診に行けないケースでは「自費」での受診となるようです。
各自治体によりルールが異なるので、詳しくはお住まいの地域の母子保健窓口に問い合わせてみてください。
そもそも3歳児検診って?
3歳児検診を含む「乳幼児健康診査」と呼ばれるものは、母子保健法という法律に基づいています。
また、市町村といった地方自治体が行うもので「乳幼児健診」と呼ばれています。
子供が生まれてから定期的に実施されるものですが、その中でも
- 1歳6ヶ月
- 3歳
しかしながら、それでも残りの約5%の子供は、何らかの理由で受診をしていないというのが現状です。
乳幼児健診は、乳幼児の健康状態を把握することで、病気の早期発見や早期治療に繋げるために、とっても重要なものなんです。
大切な子供の健康を守るためにも、できるだけ正しい期間に受診するようにしましょう。
3歳児検診は行かないとどうなる?行かない場合の連絡の仕方は?
3歳児検診は、予め決められた指定日に地域の保健所などで実施されます。
万が一、その日に行けない場合はどうなるのでしょうか。
3歳児検診に行けない場合はしつこく連絡が来る!?
前述の通り、乳幼児健診は子供の成長や発達にかかわる病気を早期に発見するために、非常に大切なものです。
特に3歳児検診は、今までになかった
- 視力
- 聴力
- 尿検査
栄養相談や、子育てについての悩みを相談することもできますので、子供だけでなく、パパやママにとっても貴重な機会となるでしょう。
そのため健診に行かなかった場合、病気の発見が遅れたり、成長・発達に関する不安点などを見過ごしてしまう可能性があります。
3歳児検診に行けない場合は必ず連絡を入れましょう
都合が悪くどうしても行けない場合は、必ず事前に連絡を入れるようにしましょう。
連絡もないまま受診の確認が取れない場合は、保健師や担当の窓口から頻繁に連絡が来たり、自宅に訪問されたりする可能性があります。
残念ながら、虐待などを疑われてしまうこともありますので、必ず事前に連絡することをおすすめします。
連絡をする際は
①その日に行けないこと
②予備日の確認
③小児科で受診する旨
こういったことを伝えると、何かしらアドバイスをもらえるはずです。
事前に送られてくる健診の案内に問い合わせ先が記載されているので、そちらに相談してみてください。
3歳児検診に行きたくない場合のまとめ
3歳児検診の指定日に都合が悪い場合もあれば。
私のようにちゃんと健診を受けられるか不安な人、妊娠中や移動距離の問題で行くまでのハードルが高い人など、行きたくない理由はさまざまですよね。
行きたくないからといって、子供の健康に無関心という人はほとんどいないはず。
大切な我が子を思う気持ちが強いからこそ、不安や悩みを抱えているのだと思います。
事情があって、集団検診に行けない場合でも、小児科で受診できるので、愛する我が子の健康のためにも、医療機関に頼ってくださいね。
この記事を参考に、悩めるパパママの不安が少しでも取り除けますように。