赤ちゃんには、決まった量のミルクを全部飲んで欲しいのはママの願いですよね。
でも生後2ヶ月ごろになってくると、哺乳瓶を舌で押し出して拒否をするようなことをしはじめることがあります。
最初のうちは「もう欲しくないのかなぁ?」と思うくらいですが、それが続くとちゃんと飲んでくれないことが心配になってきますよね。
この「哺乳瓶を舌で押し出す」という行為には、なにか原因があるのではないでしょうか。
赤ちゃんが哺乳瓶を舌で押し出してしまう原因は?
赤ちゃんが舌で哺乳瓶を押し出してしまうことに、考えられる原因をあげてみましょう。
赤ちゃんが哺乳瓶を舌で押し出してしまうときに考えられる原因①お腹がいっぱいでいらないサイン
ミルクの量を赤ちゃんが調節しているのかもしれません。
赤ちゃんが哺乳瓶を舌で押し出してしまうときに考えられる原因②押し出し反射~
押し出し反射とは生まれた時から備えている原子反射の一つで、口の中に入った固形物を舌で押し出そうとする反射があるようです。
これは、飲み込むのが未熟な赤ちゃんが、母乳やミルク以外のものを誤飲するリスクを避けるために、生まれながらに備わっているそうです。
赤ちゃんが哺乳瓶を舌で押し出してしまうときに考えられる原因③哺乳瓶が嫌だ
赤ちゃんは生後2ヶ月頃から『快・不快』の感情が発達すると言われています。
この『快・不快』が原因で哺乳瓶拒否をする子も出てくるそうです。
赤ちゃんが飲んでくれない時の対処法は?
哺乳瓶を拒否されても、ミルクは飲んでくれないと困っちゃいますよね。
お腹がいっぱいで飲まないのなら仕方がないです。
だけど、哺乳瓶拒否の場合は忍耐強く向き合うしかありません。
工夫したり、徐々に慣れさせることで受け入れてくれるかもしれません。
例えば、
- 哺乳瓶の先を変える
- 普段からおしゃぶりぶりを吸わせる
- ミルクの温度や乳首を少し温かくする
- 横向きの姿勢に変えてみる
赤ちゃんの真偽はわかりませんが、なにかしっくりくるものがあるかもしれません。
哺乳瓶拒否したらスパウトを使うといい?おすすめのスパウトは?
どうしても哺乳瓶で飲まない場合は、スパウトもいいと聞きます。
スパウトとは、ストローを飲めるように練習する最初のマグです。
スパウトを使う時期は、生後5ヶ月頃が目安です。
あくまでも目安なので、赤ちゃんのペースに合わせましょう。
スパウトの選び方
スパウトマグを選ぶのにチェックしておいた方がいい「4つのポイント」があります。
スパウトを選ぶポイント①赤ちゃんが飲みやすいデザインで選ぼう
1番重視したいのは赤ちゃんがスムーズに使えるものです。
赤ちゃんが両手で持てるように、両手ハンドルが付いたものを選ぶといいです。
両手ハンドルは角度が付いているものだと、赤ちゃんも傾ける必要がないので、飲みやすいでしょう。
飲み口は、やわらかく弾力がある素材のものを選ぶと、違和感なく飲めるでしょう。
スパウトを選ぶポイント②漏れにくいものを選ぼう
マグを持ち歩くことも多い場合は、漏れにくさも大事です。
バックの中でこぼしてしまう心配がなくなります。
赤ちゃんは手に持ってブンブン振り回したり、床に落としたりすることもよくあります。
毎回拭くのが大変で、結局こぼれないマグに買い替えたくなります。
スパウトを選ぶポイント③パーツを付け替えられるものが便利
パーツを取り替えられるものなら、成長しても次の段階のマグに変えられます。
パーツを買うだけなので低コストで抑えられるのと、元々使っていたマグを無駄にしないですみます。
スパウトを選ぶポイント④洗いやすいものを選ぼう
スパウトマグは細かく分解出来るものを選ぶと、細部まで洗えてキレイです。
飲み口やストローを取り外せるものだと、洗い残しを防ぐことができて清潔を保てますね。
食洗器がある家庭は、食洗器対応のものを選ぶと、手洗いの手間が省けて楽ですよ。
哺乳瓶拒否したらヌークの哺乳瓶がいい?メリットとデメリットを紹介
哺乳瓶拒否をして、ヌークに変えてみると咥えてくれたという経験をよく耳にします。
インスタなどでもよく目にしますが、どのような特徴があるのでしょうか。
ヌークを使う私が思うメリット①哺乳瓶・ニップルの種類が多いこと!
ヌークは他の哺乳瓶と比べて、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
ヌークには哺乳瓶やニップルの種類が豊富です。
なので、月齢や飲ませるものによって組み合わせを変えることができますよ。
では、ヌークの哺乳瓶、ニップルの種類についてご紹介しますね。。
- ネイチャーセンス(ガラス、ニップルやわらかめ)
- プレミアムチョイス(ガラス/PP、ニップルに弾力)
- スタンダード
ヌークのニップルの種類②ネイチャーセンス
「母乳用(3つ穴)」、「ミルク用(6つ穴)」、「果汁用(9つ穴)」
ヌークのニップルの種類③プレミアムチョイス
「母乳用」、「ミルク用」、「果汁用」
プレミアムチョイスはすべて丸穴
ヌークのニップルの種類④スタンダード
「ミルク用(S~M)」、「母乳・お茶・白湯用(S)」
スタンダードはニップル自体ワンサイズ
ヌークを使う私が思うメリット②おっぱいと同じ形
ヌークの哺乳瓶は、おっぱいと同じ口の形と運動で飲むことができます。
なので、おっぱいで育っている赤ちゃんが、混乱することなく飲むことができます。
ヌークを使うことでのデメリット
メリットが多いですが、デメリットもいくつかあるようです。
- 赤ちゃんがむせてしまう
- すぐに飲み終わってまた泣いてしまった
- ニップルの種類が多すぎる
生後2ヶ月で哺乳瓶を舌で押し出すのはなぜ?のまとめ
赤ちゃんの気持ちははっきりとはわからないですが、考えられることはいくつかありましたね。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否してもいろんな方法を試して飲んでくれるようにするしかないです。
ママは困ってしまいますが、ここは我慢して赤ちゃんを見守ってあげてください。
哺乳瓶自体を変えることも一つの手段ですね。
おすすめしたものはいずれ使うものなので買ってみて損はないと感じます。
赤ちゃんはまだいろんなものの初心者であることを忘れないようにしましょう。