中学生でスマホを持ってないといじめのターゲットになりやすい!?親子で考えるスマホ事情

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気になることをサッと調べられて人との連絡が手軽にできる「スマホ」。

今やほとんどの人が持っていますよね。

でも、いざ自分の子供にスマホを…となると

「中学生で持たせるのは早くないか」
「持っていないといじめられるのか」
「勉強の妨げにならないか」
「トラブルに巻き込まれないか」

など、子供に持たせるスマホは不安がつきものです。

まず、こども家庭庁が令和6年の2月に発表した「青少年のインターネット利用環境実態調査」を見てみると。

74.3%の中学生がスマホを利用していて、そのうちの93.0%が自分専用のスマホを使っていると回答しています。

参考URL:(令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査)

今の時代、中学生からスマホを持つことは遅一般的であることが分かりますね。

また、スマホを持っていないことで仲間外れにされる可能性は無いとは言い切れません。

その理由は、

  • 連絡が取れない
  • 長期休暇中に遊びに誘えない
  • オンラインゲームを楽しめない
  • 写真を共有できない
などといった理由が挙げられます。

スマホを持ってないと仲間外れになりやすい?何歳から持たせるべきなの?

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でも、そういった

  • 連絡が取れない
  • 長期休暇中に遊びに誘えない
  • オンラインゲームを楽しめない
  • 写真を共有できない
という理由が考えられます。

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

中学生がスマホなしを理由に仲間外れになる理由①連絡がとれない

学校の連絡網や部活の連絡事項などをスマホで行う場合、スマホを持っていないと連絡がもらえない場合があります。

また、お友達との遊びの約束もスマホを使うことが多く、スマホを持っていないとお友達と遊べないことが出てくるでしょう。

我が家の小学校4年生の長男はまだスマホを持たせていません。

まだ小学生だからか、遊ぶ時は学校で約束して待ち合わせをしたり、家に誘いに来てくれたりしていますが、中学生にもなると自宅に誘いにきてくれることは減るのではないでしょうか。

お友達との時間を大事にしてもらうためにも中学生にスマホは必要かもしれませんね。

中学生がスマホなしを理由に仲間外れになる理由②長期休暇中に遊びに誘えない

夏休みや春休み・冬休みなど、学校が長期休暇になるとスマホがないと遊びに誘ってもらうことが難しくなります。

せっかくの長期休暇にお友達と過ごせないのは退屈ですよね。

また、「スマホを持っているメンバーで集まっているんだろな。」と考えるのも寂しい気持ちになってしまうのではないでしょうか。

中学生がスマホなしを理由に仲間外れになる理由③オンラインゲームを楽しめない

オンラインゲームをスマホで通話しながらプレイすることもできません。

ゲームで連携プレイを楽しんだり会話を楽しむことができない上、学校で約束した日以外はゲームに誘ってもらえない場合もあります。

中学生がスマホなしを理由に仲間外れになる理由④写真を共有できない

イベント時や遊んでいる時など写真を撮ってもスマホを持っていないと共有してもらえません。

「自分の知らないところでお友達みんなが楽しんでいる。」と思うと、子供が孤独を感じることも増えてしまいます。

何歳からスマホを持たせればいいの?

では、何歳から子供にスマホを持たせるのが良いのでしょう。

先ほどの令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査を見てみると。

インターネットを利用する子供のうち自分専用のスマホを持っている割合がコチラです。

小学生がスマホを持っている割合
  • 6歳(1年生):13.3%
  • 7歳(2年生):21.3%
  • 8歳(3年生):20.9%
  • 9歳(4年生):36.6%
  • 10歳(5年生):65.2%
  • 11歳(6年生):74.4%
中学生がスマホを持っている割合
  • 12歳(1年生):78.8%
  • 13歳(2年生):91.9%
  • 14歳(3年生):95.2%

参考URL:(令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査)

何歳からスマホを持たせるかは、

  • 家庭環境
  • 家族構成
  • 子供自身が必要性を感じているか
にもよって違うので、一概に「何歳からスマホを持たせるべき」とは言い切れません。

ただ、少なくでも小学生・中学生のうちはスマホを持たせる場合、利用状況を親がチェックすることを前提にスマホを持たせることが望ましいでしょう。

スマホを持たせて放置してしまっては、大きなトラブルに巻き込まれても気づけない恐れがあります。

子供にスマホを持たせるかどうかは、

  • フィルタリング設定など親が子供を守れる知識
  • 危険な連絡やアプリなどを見極める子供の判断力
が基準でもあります。

ぜひスマホをきっかけに、「子供と向き合う時間」を作ってみるのも良いのではないでしょうか。

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スマホを買ってもらえないストレスは重大!?子供と考えるスマホルール

結論から言うと、中学生がスマホを買ってもらえないストレスは重大であると言えます。

私が中学生の頃はスマホなどありませんでしたが、中学生の時期は今も昔も、自分らしさを確立しようとする時期です。

「自分から見た他人」「他人から見た自分」を意識する時期です。

そんな時期にスマホを持っていないことで

  • 「人とは違う」「人と同じラインに立てない」と、自己肯定感が下がる
  • 対人関係能力・コミュニケーション能力を身につけることができない
という恐れがあります。

では、中学生にスマホを持たせるメリットとデメリットを見てみましょう。

中学生にスマホを持たせるメリット

まず、スマホを持たせるメリットを見ていきましょう。

中学生にスマホを持たせるメリット①子供を見守ることができる

スマホを持たせることで、子供の位置情報を確認できたり、緊急時はすぐに連絡が取り合えるメリットがあります。

特に中学生にもなると行動範囲が広がったり部活で帰宅時間が遅くなるので親も子供も安心できます。

中学生にスマホを持たせるメリット②交友関係を広げられる

スマホはLINEやSNSを通して自分の気持ちを発信したり、気軽にお友達と連絡が取り合えるメリットがあります。

交友関係で悩みやすい時期だからこそ、気軽に連絡が取り合えるスマホが強い味方になってくれます。

中学生にスマホを持たせるメリット③情報収集力がつく

勉強や日常生活の中で気になることがあればすぐにスマホがあれば調べることができます。

自然と情報収集力がつくのもスマホを持つ大きなメリットです。

中学生にスマホを持たせるデメリット

では、次に中学生にスマホを持たせるデメリットを見ていきましょう。

中学生にスマホを持たせるデメリット①スマホ中毒になる

スマホは、便利で手軽に使える反面、手放せなくなるデメリットがあります。

動画視聴やSNS、ネットサーフィンなど、楽しいことに気を取られて、小まめにスマホを触れないとイライラしてしまうスマホ中毒に陥ってしまう恐れがあります。

中学生にスマホを持たせるデメリット②トラブルに巻き込まれる

スマホを持つことで

  • 何気ないやり取りが仲間外れやいじめのきっかけになる
  • アプリ内の課金や有料サービスの利用で高額請求が発生する
  • 個人情報が特定される
  • 悪質なアプローチによる性被害
などのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

まだまだ体も心も未熟な中学生のスマホ利用はトラブルと隣り合わせであることを覚えておいてくださいね。

中学生にスマホを持たせるデメリット③学力が低下する

スマホを使って勉強することで情報収集力がつくとお伝えしましたが、過度に使うと注意散漫になって学力が低下する可能性があります。

また、スマホの使い過ぎは脳が娯楽を楽しんだと認識してしまい、学習効果が薄れるとも言われています。

子供と考えるスマホルール

便利で楽しいスマホですが、中学生の子供に持たせる場合ルールを決めることが重要です。

令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査によると保護者の83.4%が子供のネット利用を管理していると回答しています。

ルールの一例として、5つのスマホルールの例をご紹介しますね。、

中学生にスマホを持たせるときのルール①使う時間を決める

  • ○時~○時だけ使う
  • テスト期間中は使わない
  • 深夜は使わない
など、まずはスマホに触れる時間を決めましょう。

今、スマホを深夜まで触って、学校で居眠りする問題が増えています。

時間や期限を決めて、勉強や学校の大切さを知ってもらいましょう。

中学生にスマホを持たせるときのルール②いじめをしないさせない

スマホをもつことでいじめや仲間外れをする側・される側になる可能性があります。

なので、

  • 自分がされたら嫌なことはしない
  • 人の文句や愚痴を書かない
  • 気になることがあったら親に言う
などのルールを決めておきましょう。

親もスマホを持たせて放置ではなく、子どもの様子や言葉の変化があればすぐに気づけるように気にかけておきましょう。

中学生にスマホを持たせるときのルール③個人情報をアップしない

  • 誰からも見られるSNSに「名前」や「住所」、「学校が特定されるような個人情報」をアップしないこと
  • ネットで知り合った人とは会わない
などのルールも決めておきましょう。

年々増えるネットによる犯罪は、被害にあう子どもだけでなく親も情報収集しておくことが大切です。

中学生にスマホを持たせるときのルール④フィルタリングサービスを利用する

暴力や犯罪など、子供にとって有害だと思われるサイトへのアクセスを制限できるフィルタリングサービスを利用しましょう。

各携帯会社に申し込む必要があるので、フィルタリングサービスの内容で携帯会社を決めるのも1つです。

中学生にスマホを持たせるときのルール⑤勝手にアプリをインストールしない・課金しない

アプリ内の課金や有料サービスの利用で、高額請求が発生しないためにも。

「アプリのインストールや課金は、親に相談してから」というルールを決めるのもおススメです。

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中学生でスマホを持ってないといじめられる?のまとめ

今や中学生でスマホを持つことは一般的であることが分かりました。

ただ、スマホはトラブルと隣り合わせです。

仲間外れやいじめ、高額請求の発生や個人情報の流出などのリスクもあります。

お友達とのコミュニケーションツールや勉強の情報収集として上手く付き合えるように親子でスマホを持つルールを決めておきましょう。