
赤ちゃんの髪の毛がクルクルしてくると、天パなのか、一時的なくせなのか気になりますよね。
特に初めての子育てでは、髪の小さな変化にも敏感になるものです。
結論からいうと、生後数か月で天パらしい兆しが見える子はいますが、その時点で将来の髪質までは決められません。
出生時の髪は一時的なことがあり、生後1か月頃から抜け始め、新しい髪が6か月頃までに見え始めることがあります。
その後も髪は変化し、産毛から髪の毛への生え変わりや成熟には3〜4歳頃まで個人差があります。
前髪や後頭部がふんわりうねっていても、寝ぐせや寝ているときの摩擦、湿気などで一時的にそう見える場合もあります。
「天パ」と「くせ毛」に医療上の明確な線引きはなく、日常では生まれつきの強めのくせを天パと呼ぶことが多いようです。
どちらも毛を作る毛包の形や曲がり方、毛の内部構造、複数の遺伝要因などが関係します。
両親や祖父母と似た髪質になる可能性はありますが、単純な優性遺伝として確率を決められるものではありません。
まずは濡れているときだけカールするのか、乾いた後も続くのか、後頭部だけか全体かを見てみましょう。
頭皮に問題がなければ、低刺激で香りの強すぎないベビー用製品でやさしく洗い、丁寧に乾かしながら変化を見守るのが基本です。
一方で、強い赤みや腫れ、出血、にじみ、脱毛斑などがあれば、単なる天パと考えず小児科や皮膚科へ相談してください。
くせを無理に抑えるより、その子の今の髪に合う長さや扱い方を見つけると、毎日のケアが少し楽になります。
赤ちゃんのくるんとした髪を「かわいいね」と受け止めながら、焦らず成長を見守っていきましょう。
我が家の子供達のくせっ毛事情!天パは遺伝するものなの?

私には子どもが二人いるのですが、二人とも生まれたときから髪の毛がしっかり生えていて、少しクセがありました。
上の子で印象に残っている変化は、次のとおりです。
「赤ちゃん時代に一部分だけがぴょこんと跳ねるおかしな髪型を経て」
「小学校2年生の現在はサラサラストレートヘア」
下の子にも、上の子とは違う変化がありました。
「クセに加えて毛量が多いので扱いに困る赤ちゃん時代を経て(ヘアピンを多用していました)」
「4歳になった現在は、毛先だけが内巻きになる便利なクセ毛」
おかげで、私がどれだけ髪の毛をガタガタにカットしても、翌日にはまんまるく収まってくれます。笑
同じ家庭で育った兄妹でも経過が違ったので、赤ちゃんの頃の見た目だけで将来の髪質を決めつけられないと実感しています。
ここからは、遺伝との関係と成長による変化を分けて見ていきましょう。
そもそも天パは遺伝するものなの?
髪のカールには遺伝が関係しますが、「片方の親がくせ毛なら70%」「両親ともくせ毛なら90%」のような確率を一律に当てはめることはできません。
毛の形状は、毛包の形や曲がり方、毛幹の構造、複数の遺伝要因が関わる複雑な特徴だからです。
両親がストレートでも祖父母に似た髪質が現れることはありますが、家族の髪質だけで赤ちゃんの将来を断定するのは難しいでしょう。
我が家の場合は、夫がストレートヘアで、私はクセ毛です。
私の父は天パで、母はストレートヘアです。
子どもたちにも家族との共通点は感じますが、兄妹それぞれの髪質と変化は同じではありませんでした。
遺伝は「親のせい」と考える材料ではなく、その子の髪の特徴を知る手がかりの一つとして受け止めたいですね。
成長につれて髪質が変わっていくこともある?!
今はストレートヘアの上の子も、これから成長するにつれて髪質が変わるのかもしれないなと思います。
赤ちゃんの髪は生え変わりや成熟の途中にあるため、短い期間で見た状態がそのまま続くとは限りません。
クセ毛や天然パーマの人は、思春期にとても悩むことがあると思います。
私も悩みました。
どんなにドライヤーで伸ばしても、前髪はまっすぐにならずに乱れました。
くくった毛先もまとまらず、とっちらかってしまいます。
結局、私は悩んだ末に、当時流行っていたピンピンの縮毛矯正を当てました(むちゃ高い)。
今もそのクセは基本的に変わりませんが、自分にぴったりの美容師さんに出会ってから、髪の毛の扱い方がわかるようになりました。
ヘアアイロンも使えるようになり、悩みは解消されています。
悲観しないで!天パを生かす髪型もある
天パの強さにもよるとは思いますが、クセを活かした髪型はいくらでもあります。
自分の髪型に自信がなくて、うつむいてしまうのが一番悲しいですよね。
きっと、誰にでもその人の持ち味を生かした素敵な髪型があるはずです。
「現在あなたの子供が天パかもしれない、将来が心配」
そう思っているのであれば、あまり悲観しないでほしいなと思います。
扱いにくいことはあっても、髪質や毛量に合う長さと手入れ方法が見つかれば、素敵な髪型を楽しめます。
赤ちゃんの天パはいつわかる?髪質はいつ決まるの?

赤ちゃんの天パがわかり始める時期には個人差があります。
生まれたときからフサフサでクルクルの子もいれば、髪が薄くてしばらく髪質を判断しにくい子もいます。
早い時期にカールが見えても、3〜4歳頃までは髪の生え変わりや成熟が続くため、将来も同じ髪質だと断定せずに見守りましょう。
| 時期の目安 | 髪に起こりやすい変化 | 見守るポイント |
|---|---|---|
| 出生時〜生後数か月 | 出生時の髪が抜けたり、寝るときの摩擦で後頭部が薄く見えたりする | 一部分の変化だけで天パと決めつけない |
| 生後6か月頃まで | 新しい髪が見え始め、伸びるにつれてカールがわかる子もいる | 濡れたときと乾いたとき、後頭部と全体の違いを見る |
| 1歳頃〜幼児期 | 毛の太さや量が変わり、くせの見え方も変わる | 朝の絡まりや洗いやすさなど、生活上の困りごとを基準にする |
| 3〜4歳頃まで | 産毛から髪の毛への成熟が進むが、時期には個人差がある | その時点の髪質に合うケアと髪型を選ぶ |
次に、髪の生え変わりの目安と、天パ以外の変化を見分けるポイントを確認します。
赤ちゃんの産毛が生え変わる時期の目安は?
出生時に生えている髪は一時的なことがあり、生後1か月頃から抜け始める赤ちゃんもいます。
新しい髪は6か月頃までに見え始めることがありますが、生え変わりの速さや毛量にはかなり差があります。
髪が伸びて初めてくるっと見える子もいるため、天パに気づく月齢も一人ひとり違います。
また、ねんねの時間が長い時期は、枕や寝具との摩擦で後頭部だけが薄くなったり縮れたりすることがあります。
後頭部だけに変化があるときは、全体の髪質ではなく、生え変わりや摩擦の影響も考えて経過を見てください。
細く柔らかい髪は薄毛に見えることもありますが、幼児期に向けて太さや量が変化します。
ただし、フケのようなかさぶたを無理にはがしたり、くせを伸ばそうと強くブラッシングしたりするのは避けましょう。
強い赤みや腫れ、出血、にじみ、広い範囲の脱毛、鱗屑を伴う脱毛斑がある場合は、髪質の問題と考えず受診を検討してください。
また、髪が極端に脆い、短く切れやすい、全体にまばらといったカール以外の特徴があるときも相談すると安心です。
頭皮の赤みが数日続いたため自己判断でかさぶたをはがさずに受診し、家庭では刺激を避けてやさしく洗いながら経過を見るよう説明を受けました。
状況によって髪質が変化していくこともある
髪質は成長のほか、病気やストレス、ホルモンバランスなどによって変化することもあります。
髪のクセだけではなく、色や太さにも一人ひとり違いがあります。
少し話がそれるかもしれませんが、私の下の子は生後6か月頃、頭頂部に2・3本の明るい茶色の毛がありました。
その後に黒くなるのかなぁ、どうなるのかなぁと見守っていました。
4歳の現在では本数が増え、そこの一部分だけが「茶色のメッシュヘア」になっています。
「染めたの!?」
そう聞かれるほどです。
それに加えて、根元から白い毛も常に数本あります。
上の子にはそういう特徴がなかったので、同じ兄妹でも違うものだなぁと感じています。
本人が気にするようになれば適切な対処を考えますが、今は「この子の特徴」として大事に見守ることにしています。
くせ毛の子どもでも、その時々の髪質や気持ちに合わせた素敵な髪型で過ごせるといいですね。
赤ちゃんの天パに似合う髪型は?天パを自宅でカットするのは難しい?

赤ちゃんの頃は、美容院ではなく自宅で保護者がヘアカットすることもありますよね。
セルフカットが向きやすいのは、軽いくせで毛量が多すぎず、短時間で整えられる場合です。
毛量が多い、乾くと強く縮む、頭皮トラブルがある、どの長さがよいか迷う場合は、キッズカットに慣れた美容師へ相談するほうが安心です。
短くすれば必ず扱いやすくなるとは限らず、短くしたことで広がりが目立つ子もいれば、結べる長さを残すほうが楽な子もいます。
朝の絡まり、暑い時期の過ごしやすさ、本人が髪を結ぶのを嫌がらないかなど、日常で困っていることを基準に長さを決めましょう。
くせ毛の子どもをセルフカットする場合の二つのポイントを見ていきます。
赤ちゃんの天パカットのポイント①軽くしすぎないこと
つい、クセの部分を少しでも多く切ってなんとかしようとしがちです。
しかし、くせ毛は毛量を減らしすぎると、支えや重みが減って広がりや縮みが目立つことがあります。
軽くすれば必ず落ち着くとは考えず、まずは必要な長さだけを少しずつ調整しましょう。
長さによる重みで落ち着いている子や、結ぶほうが扱いやすい子は、全体を短くする前によく考えてください。
赤ちゃんの天パカットのポイント②霧吹きを使いながら短時間で
くせ毛は毛先があちこちに向きやすく、乾いたままでは切る位置を決めにくいことがあります。
霧吹きなどで軽く濡らし、赤ちゃんが落ち着いている間に短時間で切りましょう。
ただし、濡れていると伸びて見える髪は、乾いた後に想像より短くなることがあるため、最初から切りすぎないことが大切です。
家で切りにくいと感じたら、無理をせずキッズカットをしている美容院で相談しましょう。
一度丸坊主にすれば、違う髪質の強い毛が生えてくるという話もありますが、これは期待しないほうがよいでしょう。
丸坊主にしたからといって
- サラサラな髪の毛
- 太くて強い髪の毛
が生えてくるわけではありませんのでご注意ください。
髪を切ったり剃ったりしても、毛を作る毛包そのものが変わるわけではありません。
切った後に太くそろったように見えることや、成長による変化と時期が重なることはありますが、「切れば天パが治る」とは判断できません。
赤ちゃんの天然パーマが自然に治ることはある?いつ頃治るものなの?

前述したように、私の上の子は赤ちゃん時代に少しクセがありましたが、今はストレートヘアです。
この経験からも髪質は成長とともに変わると感じますが、同じ経過がすべての子に当てはまるわけではありません。
成長してカールが弱く見える子もいれば、髪が伸びてからくせがはっきりする子もいます。
天パについては
- いつ頃クセが出て、いつ頃弱くなるのか
- 成長後も同じ髪質が続くのか
を月齢や年齢だけで予測することはできません。
赤ちゃんの髪は特に細く柔らかいため、寝ぐせがつきやすく、ねんねの時間が長いと後頭部だけ縮れたり薄くなったりします。
髪が生えそろって太くなり、長さと重みが出ることでクセが目立ちにくくなることもありますが、毛量やカールの強さによって見え方は変わります。
「自然に治る時期」を探すより、今の髪が扱いにくいか、頭皮に症状がないかを見て、その時々に合うケアを選ぶことが大切です。
個人的には、赤ちゃんのクルクルとしたくせ毛はとってもキュートだと思います。
成長して本人が気にするようになったら、美容院で相談したり、髪型を一緒に工夫したりしてあげたいですね。
くせ毛と天パの違い!くせ毛の種類と原因は?

くせ毛と天然パーマには、医療上の明確な区別があるわけではありません。
日常では、軽いうねりをくせ毛、生まれつきの強いカールを天パと呼ぶことがありますが、人によって使い方は違います。
そのため、呼び名よりも、濡れたときと乾いたときの形、カールが出る範囲、頭皮症状の有無を見たほうが、ケアを決めやすくなります。
くせ毛の形状には
- 縮毛(しゅくもう)
- 捻転毛(ねんてんもう)
- 波状毛(はじょうもう)
- 連珠毛(れんじゅもう)
などがあり、一人の髪に複数の特徴が混ざる場合もあります。
ただし、見た目だけで家庭で分類する必要はありません。
赤ちゃんの後頭部だけが縮れているなら摩擦、フケのようなかさぶたがあるなら頭皮の状態も確認し、全部を天パとして扱わないことが大切です。
生まれつきのくせには毛包の形や曲がり方、毛幹の構造、複数の遺伝要因が関係します。
一方で、成長、病気、服薬、ホルモンバランスなどによって髪質の見え方が変わることもあります。
赤ちゃんのくせを家庭のケアでまっすぐにしようとするのではなく
- 栄養バランスの取れた食事を大切にすること
- 低刺激の製品で髪と頭皮を優しく洗うこと
- 洗った後はこすらず丁寧に乾かすこと
を日々の基本にしましょう。
これらは先天的なくせ毛を治す方法ではなく、頭皮を清潔に保ち、絡まりや扱いにくさを減らすためのケアです。
乾いた髪を無理にとかすと広がりやすい子は、軽く湿らせてからやさしく整えてください。
香りや刺激の強い大人向け製品、化学的に髪をまっすぐにする処置を赤ちゃんへ安易に使うのは避けましょう。
赤ちゃんの天パはいつから出てくる?のまとめ

赤ちゃんの天パがいつからわかるのかについて、最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- 生後数か月でカールが見える子もいますが、髪は3〜4歳頃まで変化することがあり、将来の髪質は早い時期に断定できません。
- 髪の形状には毛包や毛幹の構造、複数の遺伝要因が関係するため、親の髪質から一律の確率で予測することはできません。
- 後頭部だけの縮れや薄毛は、生え変わりや寝具との摩擦による一時的な変化も考えられます。
- 自宅でカットするなら毛量を減らしすぎず、軽く濡らして少しずつ切り、短くするか結べる長さを残すかは生活上の扱いやすさで決めましょう。
- 強い赤み、腫れ、出血、にじみ、脱毛斑、髪の脆さなどがある場合は、天パと決めつけず小児科や皮膚科へ相談してください。
今見えているくるくるがそのまま続くか、成長とともに弱くなるかは、その子によって違います。
子どもの成長を見守りながら、髪質を否定せず、頭皮の状態と日々の扱いやすさに合わせてケアしてあげてくださいね。