金魚すくいの時、紙が張られている「ポイ」を使うのが一般的ですよね。
しかし、ポイではなくもなかを使って、金魚すくいをしたという経験がある方もいるのでないでしょうか?
実は私の住んでいる北海道では、たまにもなかを使って金魚すくいをさせてくれる出店があります。
お椀型のもなかに洗濯バサミや針金をつけ、ポイと同じように使えるようにしたものです。
ではなぜ、もなかを使って金魚すくいをするのでしょうか?
それは金魚すくいが生まれた江戸時代にはポイはなく、金魚をすくうのにちょうどいいと、もなかがたまたま採用されたからです。
ですが、大正時代にポイが生まれると、もなかを使う出店や屋台は急激に減っていきました。
なぜなら、もなかは水にふやけてボロボロになり、水槽を汚してしまうからです。
汚れた水槽を置いているお店では、金魚すくいをしたいとは思わないですよね。
その点ポイであればふやけてもボロボロにならず、水槽は綺麗な姿を保てます。
そういった理由もあり、一部地域を除いてもなかが使われなくなっていったんですね。
金魚すくいのポイの種類は?近年のポイ事情は?
冒頭でもお話ししましたが、現在金魚すくいで使われているのは、紙のポイともなかの2種類です。
紙のポイに関しては号数があり、数字が大きければ大きいほど強度が上がります。
もなかに関しては号数はなく、強度は特に変わらないです。
また、ポイはディスカウントショップや100円ショップで簡単に手に入るようになりました。
お子さんとおもちゃの金魚すくいやスーパーボールすくいを楽しめますので、購入を検討してみるのもいいでしょう。
金魚すくいで使うポイの強さってどれくらい?何匹まですくえるものなの?
では、号数によるポイの強度について詳しくみていきましょう。
金魚すくいのポイのサイズ4号の強度
こちらは最も強い強度のポイです。
分厚い紙が張られており、ちょっとやそっとのことでは破れません。
10匹~15匹、上手い人であればもっとすくうことが可能です。
金魚すくいのポイのサイズ5号の強度
4号よりも紙は薄いですが、丈夫な部類に入るポイです。
金魚すくいの全国大会でも使われている、スタンダードなポイと言えます。
金魚すくいが苦手な方でも1匹は取れる強さで、上手くいけば5?6匹程度はすくえます。
金魚すくいのポイのサイズ6号の強度
5号に比べて紙が更に薄くなり、破れやすくなっているポイです。
初心者の方は収穫ゼロになる可能性が高く、慣れている人でも1?3匹が限度でしょう。
金魚すくいのポイのサイズ7号の強度
とても紙が薄く、かなりの腕がないと金魚をすくうのは難しいです。
昔よりは出回らなくなりましたが、まだ7号でプレイさせるお店はありますので、注意してくださいね。
金魚すくいで弱いポイに当たらないためにはどうすればいいの?
では、お祭りで金魚すくいをする時に、強度が弱いポイに当たらないようにするポイントをいくつかご紹介させていただきます!
金魚すくいで弱いポイに当たらないポイント①ポイの箱を確認する
店によってはポイが入った箱が山積みにされており、号数を確認することが出来ます。
もし7号入りの箱が積まれていたら、他の店に行くようにしましょう。
金魚すくいで弱いポイに当たらないポイント②ポイの強度を素直に聞く
箱が置いていない場合、素直に「ポイは何号を使っていますか?」と聞くのもアリです。
ただし、店主さんによっては気を悪くしてしまう事もあるので、くれぐれも注意しましょう。
金魚すくいで弱いポイに当たらないポイント③子供や女性と一緒に行く
子供や女性が金魚すくいをするときは、強度の高いポイを渡してくれる傾向があります。
家族揃って行って、お子さんがもらった強いポイをお父さんに渡すという、ちょっとしたテクニックも使えます。
金魚すくいのもなかのポイまとめ
金魚すくいで使われるもなかは、北海道などの一部の地域を除いて、今はほぼ使われていません。
かさばらず水槽も汚れない、ポイが主流になっているようです。
また、ポイも号数によって強度が違います。
金魚すくいを楽しむ時には、くれぐれも7号のポイを選ばないようにしましょう。
弱いポイをもらわないためのポイントは次の通りです。
②ポイの号数を聞いてみる
③子供や女性と一緒に行く
という方法をとるといいですね。
そんな金魚すくいのポイですが、家庭だとか地域で金魚すくいをするようなとき。
より楽しめるためには「金魚すくいのポイ」がポイントになります。
そんな「金魚すくいを楽しむためのポイの紙」についてのことを
で詳しくご紹介しています。
小さな子供が多い場合は「難易度高めの紙の材質」、大きな子供や大人が楽しむときには「難易度高めの紙の材質」をつかうことで、金魚すくいが何倍も楽しくなりますよ。