普段の保育でも大忙しの保育士さん。
少人数制の保育園であったり、時には季節性の流行の病気にかかってしまい人手不足になったりと。
1人で誕生会の出し物を準備する必要がある時ってありますよね。
私も、一緒に出し物をする予定だった先生方がインフルエンザになってしまい、急遽1人で出し物をしたことがあります。
でも、1人でも十分に盛り上げられる出し物っていうのは、意外とたくさんあるのです!
一緒に出し物の準備を頑張りましょう!
保育士の出し物で子供達の関心を引くための5つのポイント
1人で出し物をするとなると、困るのが盛り上げ方とアピール方法だと思います。
数人の保育士で披露する時よりも、声量が小さくなり身振りの範囲も限られてしまいますよね。
そんな中でも、私も意識していた5つのポイントを気をつけることで、子供達の集中がパッと向くことが出来ますよ。
是非参考にしてみてください。
誕生会の出し物で盛り上がれるもの3選!
早速、1人で出し物をするときに盛り上がれるものを3つご紹介したいと思います。
後に紹介する1人で出し物をするときに抑えて欲しいポイントを絞れるものになっているので、是非参考にしてくださいね。
- パネルシアター、大型紙芝居
- マジックショー
- なぞなぞ、シルエットクイズ
1人で出し物をする時に意識したい5つのポイント
それでは、5つのポイントをご紹介していきますね。
1人で出し物をするときのポイント①コスチュームを身につける
普段のエプロン姿の先生だと、注目は浴びづらいです。
なぜかというと、普段の先生の姿に子供達は慣れてしまっているからです。
私は、必ず子供達の前で何か披露するときには、コスチュームを見にまとい、まるで女優になったような気分になることを大切にしていました。
コスチュームといっても、ハロウィンのような大胆な仮装じゃなくていいんですよ。
動物の耳をカチューシャ風につけたり、ポリ袋で作ったマントをつけたりと簡単に作れるもので大丈夫です!
1人で出し物をするときのポイント②BGM・ピアノを準備しておく
出し物を披露する前や、出し物のまとめで子供達と歌を歌いたい方は、BGMを用意しておくことをおすすめします。
音楽が流れ始めることで、「あれ?何か始まるぞ!」と、子供達が注目をし始めるので、みんなの目線が集まります。
また、全園児に向けた大掛かりな出し物をする場合には、音の大きいピアノを活用すると良いですよ!
1人で出し物をするときのポイント③踏み台やステージ台を使用する
前述のように、全園児に向けた出し物をするのであれば。
後ろにいる子供達にも見やすいように、踏み台やステージ台を用意して少し高い位置から出し物をしましょう。
子供の人数が多い時に、うるさくなってしまう原因は、大半が「見えない」と不満を漏らす後ろ側にいる子供達からなのです。
1人で出し物をするときのポイント④視覚教材を用いる
1人で出し物をする時の見方といえば、視覚教材です!
大型絵本でも十分ですが、出し物という特別感を出したいので、「ペープサート」や「パネルシアター」をおすすめします。
音楽付きのパネルシアターもあるので、1人で演じても十分に盛り上がりますよ!
1人で出し物をするときのポイント⑤必要であればマイクや無線機を活用する
保育士さんは、大きな声を出すことが得意な方が多いと思いますが、その分声が枯れる方もいますよね。
私も長年大きな声を出しすぎて、酷使した結果声帯炎になりました。
声の調子が悪いときには、マイクや無線機を活用すると自分の声帯への負担も軽くなりますよ。
保育士が一人で出し物をするとき安全にはどんなことに気を付けるべき?
保育士が1人で出し物をするときに心がけたいことは、子供達の注目を集めることと同様に、安全面だと思います。
子供達へ怪我をさせないようにすることはもちろんですが、保育士自身も準備の段階で落ち着いて怪我をしないように気をつけたいものです。
出し物の種類によっても、安全面へ配慮するポイントは異なると思いますが、どんな時でも抑えてほしい3つのポイントをご紹介しますね。
出し物をするときの安全面への配慮ポイントを3つご紹介!
それでは、出し物をする時に気をつけてほしい3つのポイントをお伝えしますね。
子供も自分も怪我をせず、最後まで出し物が楽しめるように意識しましょう。
出し物での安全面への配慮ポイント①教具は使用するまで隅に保管しておく
まずは、当日の準備段階で気をつけたいことです。
子供達の登園前、もしくは出し物直前に教具や教材を準備する方がほとんどだと思います。
直前に慌てて準備をする先生は、あまりいませんよね。
教具は基本的に子供達の手の届かないところか高い場所に隠しておくことをおすすめします。
ただし、地震があった場合に子供達の頭上に落下する危険性のある場所は避けたいですよね。
なので、カラーコーンなどを使って触らないよう目印を貼っておきましょう。
また、慌てて気持ちに余裕がないときに準備をすると怪我に繋がる恐れがあるので、心当たりのある先生は、ゆとりを持って準備しましょう。
出し物での安全面への配慮ポイント②出し物中は保育士と子供達の間に間隔を設ける
出し物中は、基本的に子供達は座って見るスタイルを取ると思います。
座っているから大丈夫だろうと思ったら、それは大間違いなのです!
いつ走ってくるか、物を取りたくなって動き始めるか、特に年齢の幼い子供の行動は予想がつかないものです。
なので、保育士と子供達の間隔を空けたほうが、いざという時に安全性が保たれるのです。
出し物での安全面への配慮ポイント③片付けはなるべく早く済ませる
当たり前のことだと感じるかもしれませんが、この当たり前のことが保育では大切になります。
担任などを務めていて、保育中に片付けをすることが難しい場合には、また隅に教具を置いておきましょう。
もしくは、フリーの保育士や教務室に在中している保育士に片付けを頼んでおくと、子供達が勝手に触って怪我をする危険性も減りますよ。
保育士の出し物で1人でも簡単な準備でできるもののまとめ
1人で出し物をするときには、様々な配慮が必要となり、意識を張り巡らしておかなければいけないので、朝から気が気ではないはずです。
でも、1人で出し物をするときには、自分の好きな題材で自分の好きな展開に持っていくことが出来るので、心から楽しみながら、出し物が出来ますよ!
もしも負担が大きすぎると感じた場合には、他の保育士にヘルプを求めてくださいね。
素敵なお誕生会になることを願っています!