忌引きは葬式が日曜の場合でも取れるもの?日数に違いはあるの?

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親族が亡くなった時、会社に忌引きを申請しますよね。

しかし、葬儀が日曜などの仕事の休日と重なった場合、忌引きは取れるのか心配になりませんか?

土日祝や定休日に葬儀がある場合でも、土日祝および定休日も忌引きに含まれます。

例えば金曜から3日間忌引きになったとすれば、忌引きとなるのは「金土日の3日間」になるのです。

忌引きの日数に関してですが、故人との間柄によって日数が変わってきます。

<①配偶者が亡くなったときの一般的な忌引き日数>
配偶者が亡くなった場合は、最長の10日間が忌引きになることが多いです。

なぜなら残されたあなたが喪主になる可能性が高く、喪主としてさまざまな手続きや仕事があるからです。

また、身近な人が亡くなるのは心に大きなダメージを負うことにもなるので、必然的に忌引きの日数は長くなります。

<②両親が亡くなったときの一般的な忌引き日数>
両親が亡くなった場合でも、最長の10日間が忌引きになる傾向があります。

また、配偶者の両親が亡くなった場合は、3日間の忌引きになります。

<③子供が亡くなったときの一般的な忌引き日数>
子供が亡くなった場合、5日の忌引きとなることが多いようです。

<④兄弟姉妹が亡くなったときの一般的な忌引き日数>
兄弟姉妹が亡くなった場合、3日間の忌引きになることが多いようです。

また、祖父母が亡くなった場合も同様に、3日間の忌引きです。

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会社への忌引きの連絡は電話でも大丈夫?会社に直接行かないとダメなの!?

では、親族が亡くなって忌引きを取る際の手続きについて、詳しく見ていきましょう。

忌引きを取る際には、会社に直接出向く必要はありません。

直属の上司に電話をし、忌引きを取る旨を伝えましょう。

忌引きの連絡時に伝えるべき事柄ですが、

  • 亡くなった親族の間柄
  • 通夜及び葬儀の日程や葬儀場の場所
  • 喪主であるかどうか
この3点をきちんと、伝えなくてはいけません。

特に大事なのが、葬儀の日程や葬儀場の場所です。

間違えたり曖昧な情報を伝えたりしないよう、必ず資料やメモを見ながら電話するようにしてください。

会社への忌引きの連絡でメールは大丈夫?

もしも、すぐに電話連絡が取れない状況であるならば、メールで忌引きの連絡をしても構いません。

ただし電話でやり取りする時よりも、より明確に状況や情報を伝えることを心掛けましょう。

  • いつ誰が亡くなったのか
  • 忌引きの申請と日数(日数は上記を参考にしてください)
  • 葬儀の日程
  • 葬儀場の場所
  • 緊急連絡先
これらをしっかり伝えるよう、文章をまとめて送りましょう。

また、仕事を休むことになるので、カバーしてくれる上司や同僚に、引き継ぎのメールを忘れず送るようにしましょう。

電話連絡は勿論、もう一度確認できるようにメールで引き継ぎ内容をまとめて送ると、相手も引き継ぎに困らないですよね。

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会社に忌引きを申請するには証明が必要な場合もあるって本当?

忌引き取るには、「忌引きであることの証明書を提出するように」と、決められている会社もあります。

要は「忌引きの悪用防止」です。

ズル休みをするのを防ぐ為ですね。

ちなみに、この「忌引き」というのは一般的には「有給休暇ではない」ということを知っていますか?

こちらの

「忌引きをとっても給料から引かれるの?有給じゃない忌引きの意味とは?」

に詳しくまとめていますので、興味のある方は参考にしてくださいね。

忌引きの証明書として提出が求められるのは、

  • 死亡診断書
  • 火葬許可証
  • 会葬礼状
これらのいずれかを求められることが多いようですね。

死亡診断書は一番有効ですが、葬儀の手続きをする際に提出しなくてはいけません。

なので、提出する前に忘れずにコピーを取っておくと安心ですね。

そして会社に提出するときには、死因等の見られたく無い個人情報は黒く塗りつぶし、必要最低限の情報が分かるようにして提出します。

火葬許可証は役所で発行され、こちらも証明書としてはかなり有効です。

この火葬許可証は、原本ではなくコピーを取り、提出します。

会葬礼状は、密葬や家族葬では作成しないこともあり、昨今ではあまり見なくなりました。

なので出来れば、会葬礼状以外の証明書を用意するようにしましょうね。

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会社の忌引きの日数は?のまとめ

忌引きが土日祝や定休日に重なっていても、土日祝や定休日も忌引きとしてカウントされるのには、驚かれた方も多いのではないでしょうか?

また、故人との間柄によって日数は変わってきますので、忌引きを取得する際は今一度確認が必要です。

それと、会社によっては忌引きを取得する際に、証明書が必要になる場合もあります。

どの証明書が必要か把握し、忘れずにコピーをとって提出してください。

これらの書類提出が面倒な人は、まだ有給休暇が残っていれば、普通に有給として休みを取れば、もちろん書類の提出の必要もないので、おすすめですよ!

あと、お子さんがいるご家庭では、小学校の忌引きについても気になりますよね。

小学校の忌引きについては

「小学校の忌引き 祖父母の葬式が遠方であるときいつまで休めるの?」

に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。