産まれたばかりの頃は寝ているだけだった赤ちゃんも、首が座って寝返りをして、うつ伏せになり、どんどんできる事が増えていきます。
生後6~7ヶ月くらいになると腰がすわり、そろそろお座りをし始める赤ちゃんもいる頃ですね!
赤ちゃんがお座りをするようになると、心配なのが後ろへの転倒です。
頭の重い赤ちゃんは、上手に座っていたとしても、突然後ろにバタンっと倒れてしまう事があります。
受け身もなにもせずに後ろに倒れてしまうので、ケガの心配は尽きないですよね。
では、どんな風な対策が有効なのでしょうか?
そこで今回は、そんな赤ちゃんのお座り転倒の対策について、詳しく見ていきましょう!
赤ちゃんのお座り ちゃんと頭を打つ対策してる!?毎年事故が多発って本当?
赤ちゃんのごっつん対策、先輩ママはどんな対策をしているのでしょうか?
お座りの時期だけでなく、赤ちゃんは常に転倒して頭をぶつけてしまう可能性があります。
どんな対策で、転倒の事故を防ぐことができるのでしょうか?
赤ちゃんの転倒事故を防止するには、2つのポイントがあります。
1つは環境側の対策、もう1つは子供側の対策です。
赤ちゃんの転倒対策★環境側の転倒対策
環境側の対策としては、まず必要なのが床の対策です。
お座りをして後ろのごっちんと転倒してしまった時、床が硬い状態だと、頭をぶつけてケガをしてしまいます。
フローリングはすべりやすく硬いので、転倒しやすい赤ちゃんがいる時は、床にマットなどを敷いて対策をしてあげましょう。
また、転んだ拍子に、机の角やテレビ台などにぶつかってしまうこともあります。
赤ちゃんがぶつけてしまうような角がある場合は、クッション性があるものをくっつけたり、プチプチをまいて対策するのもオススメです。
赤ちゃんの転倒対策★子供側の転倒対策
子供側の対策としては、頭をまもってあげることが先決です。
もちろん予測不可能な赤ちゃんの動きなので、時には全く予想もしないような転倒の仕方をすることもありますよね。
そんなとき、やはり一番多いのは頭からうしろに倒れるケースです。
対策としては、転倒防止のリュックをつかったり、転倒防止用のヘルメットをつかうのもオススメです。
また、お座り赤ちゃんの場合は、まだその場所から移動する心配がありません。
なので、赤ちゃんをドーナツ型のクッションなどにいれて、後ろに倒れても柔らかい状態にしてあげると安心ですね。
我が家にも3人娘がいるのですが、私の授乳クッションがお座り時には大活躍でした。
授乳クッションのカーブがちょうどお座りをした赤ちゃんの体にフィットして、いつもそこにチョコンと収まっていましたよ。
赤ちゃんの転倒事故は意外と多い!?
1歳までの赤ちゃんの事故の原因の1位は、転倒による事故です。
転倒とはいっても色々種類があり、一番多いのは、椅子や机、階段などの段差のある所からの転倒事故です。
お座りをしていて後ろに転倒した場合の事故は、あまり事例もなく、おおきなケガにつながるものは少ないようです。
お座りはまだ動きが少ない状態での転倒なのであまりケガもありませんが、つかまり立ちや独り立ちをするようになってからの転倒は注意が必要です。
つかまり立ちは何かにつかまって立ちあがっている状態なので、転倒した際に頭をぶつけてしまう可能性があります。
お座りの時よりも高い位置から転倒することになりますので、対策をしっかりとして、目を離さないようにしてあげましょう。
赤ちゃんのお座り!後ろに倒れても安全な人気のグッズがとっても便利
赤ちゃんのお座り対策には、現在様々な便利グッズが販売されています。
オススメの転倒防止グッズをご紹介しますね。
とにかく背負っている姿が可愛いので、プレゼントなどにもオススメです。
180gととても軽量なので、赤ちゃんの遊びの邪魔にもなりません。
サイズ調整可能なので、お座りからよちよち歩きの頃まで、長い期間つかえますね。
■「TWONE ベビーヘッドガード」の詳細を見てみる
スポンジでできているので、小さな赤ちゃんでも負担なく使用が可能ですよね。
ヘルメット型は、後ろだけでなく、前や横に転倒した場合でも頭を保護することができるので、とっても安心です。
■「MONOHACK 赤ちゃん転倒防止あたまガード」の詳細を見てみる
動物さんのデザインがとっても可愛いので、思わずかぶせたくなってしまいますね。
手洗いのみですが、お洗濯可能なのもママにとっては嬉しいポイントですよね。
■「GIMart 赤ちゃんヘルメット」の詳細を見てみる
ふわふわの手触りで、赤ちゃんの体にとってもフィットします。
なので、お座りの時は赤ちゃんをずぽっとはめて座らせて、そのままゴロンとお昼寝するのも良いですね。
■「象さんのまくら」の詳細を見てみる
赤ちゃんが後ろに倒れるのはわざとなの?
どうしてこうも赤ちゃんは後ろに倒れてしまうのでしょうか。
これは、「不可抗力」という場合と「わざと」という場合があるようです。
お座りをし始めの赤ちゃんは、頭が重くて不安定な体型をしています。
頭の重心がちょっとでも後ろに行くと、簡単にバターン!と倒れてしまいます。
ふんばる力もないので、突然倒れます。
この場合は、完全に「不可抗力」です。
しょうがないです。
だってバランスが悪いんだもの。
「わざと」という場合ですが、これは「後ろに倒れたらどうなるのかな?やってみよう」という好奇心から、バターン!と倒れてみる、という場合です。
後ろに倒れると、周りにいる人たちは慌てて駆け寄ります。
その様が赤ちゃんからすると「なんだかおもしろい」と感じてしまうこともあるのでしょう。
ということで、赤ちゃんが後ろに倒れるのは「不可抗力」という場合と「わざと」という場合があるようです。
ですが、打ちどころが悪いと思わぬケガや事故にもつながってしまいます。
どちらにせよ、後ろに倒れないように、もしくは倒れてもケガをしないような対策は必要ですね。
赤ちゃんが後ろに倒れる原因には病気のこともあるって本当?
この世の中には様々な病気がたくさんあります。
原因のわかっているもの、わからないもの、未知のものもたくさんあります。
私は専門家ではないのでわかりませんが、あまりにも赤ちゃんが頻繁に後ろに倒れて目が離せない、数秒でもじっと座っていられない、という場合は何か原因があるかもしれません。
突然気を失ったようにバターン!と後ろに倒れる場合も、何か病気の気配がしてしまいます。
赤ちゃんの違和感に対する“親のカン”というのは当たっていることが多いらしいので、何かおかしいなと思うことがあれば、一度小児科に相談してみても良いでしょう。
相談する場合は、
- どれぐらいの頻度で倒れるのか
- 倒れるときの様子(意識がある/ない等)はどうか
- その後の様子(機嫌が良い/悪い等)はどうか
こんなことで相談に行っていいのかな…と不安になるかもしれませんが、不安の種は早いうちに摘んでおいた方が良いです。
不安を煽るわけではありませんが、何事もなければ「良かった」となりますし、モヤモヤしながら過ごすのは精神的にもよくありません。
気軽に聞ける助産師外来に行って相談しても良いですし、一番近い「生後〇カ月健診」などのタイミングで聞いても良いでしょう。
赤ちゃんがお座りで後ろに倒れる対策!のまとめ
赤ちゃんがお座りで後ろに倒れてしまう対策について見てきました。
赤ちゃんがお座りできるようになると、外食先でも椅子に座らせることができたりと、ママにとっては嬉しい成長の一つですね。
でもその分転倒のリスクはつきもの。
便利グッズなどを上手に利用して、赤ちゃんの転倒を防いであげましょうね!