赤ちゃんが生後5~6か月頃になると、離乳食が始まりますよね。
最初はおかゆしか食べられなかった赤ちゃんも、しばらくすると、野菜や果物などを食べられるようになりますよね!
そんな時期にとっても活躍してくれるのが「バナナ」です。
バナナは栄養豊富で、一年中いつでも安価で手にはいりやすい果物です。
甘くてなめらかな食感なので、大人から赤ちゃんまで大好きな果物ですよね。
我が家も三人娘がいるのですが、バナナは離乳食の頃から3人とも大好きです。
イヤイヤで全然ご飯を食べてくれない時でも、バナナだけは食べてくれたりしたので、私にとってはまさに「神食材」です!
もちろん、離乳食が終わった今でも毎日食べています。
でも果物の場合、
- アレルギーや量
- いつから加熱しないで食べられるようになるのか?
そこで今回は、そんなバナナを使った離乳食について、詳しく見ていきましょう!
赤ちゃんの離乳食!果物を生であげるタイミングと注意点は?
まずは、我が家の髪食材!「バナナ」について詳しく見てみましょう!
バナナの加熱はいつまで?
バナナは、離乳食初期の5~6か月頃から食べさせることができる果物です。
バナナには日常生活に不足しがちな栄養がバランスよく含まれているので、赤ちゃんにはピッタリの食材なんです。
- 発育に良いビタミンB2
- 糖質をエネルギーにかえるサポートをするビタミンB2
- 歯や骨の形成をたすけるビタミンB2
- 血液や筋肉になるビタミンB6
ただ、バナナは、食物アレルギーの「特定原材料に準ずる20品目」に含まれる食材です。
なので初めて食べさせる時には、慎重に食べさせましょう。
でも、バナナは加熱するとアレルギーの成分も弱まりますし、殺菌にもなります。
食感もトロトロになるので、赤ちゃんも食べやすくなりますよ。
最初のうちは加熱させて食べさせていたバナナも、離乳食中期~後期になるくらいには、生で食べさせたというママが多いようです。
「バナナは生でも食感が柔らかく食べやすいので、比較的早い段階で生で食べさせた」という声も良く聞きます。
我が家でも、1歳前後くらいからは、バナナを生で食べさせています。
最初は小さく切ってフォークで、慣れてきたら、そのまま渡しても大丈夫になりますよ!
果物を生であたえるタイミング
バナナ以外の果物は、生であたえるタイミングに気を付けるものはあるのでしょうか?
果物を離乳食としてあたえる場合、まずは加熱してあたえますよね。
加熱して美味しい果物は、バナナをはじめ、
- みかん
- りんご
- もも
- かき
- イチゴ
- なし
なれてきたら生であたえることになります。
でも、アレルギー症状を引き起こす可能性が高い果物は、赤ちゃんの様子をみながら気を付けてあたえる事が大切です。
特に気を付けた方が良い果物は、
- バナナ
- もも
- りんご
- キウイ
- オレンジ
この5種類の果物は、生であげるタイミングに気を付けてあげましょう。
我が家の次女は、パイナップルにアレルギーがあります。
加熱していた時は大丈夫だったのですが、生でいくつか食べた時、「口の中がいたい!」と大騒ぎになりました。
これは、パイナップルによる口腔アレルギーが原因で、次女はすっかりパイナップル嫌いになりました。
我が家の次女のように、どんな果物で突然アレルギーがでるかわかりませんので、新しく生で果物を食べさせる際には、注意してあげることが大切です。
離乳食のバナナを加熱しすぎた!変色しても焦げていなければ与えても大丈夫?
使いやすいし、栄養価も高いバナナですが、変色しやすいですよね。
切ったり潰したりしてそのまま置いておくとすぐ茶色になりますし、冷凍保存で黒くなります。
離乳食で揚げる時はちょっと加熱してあげることになりますが、電子レンジから出したら黒くなっていることが多いと思います。
色が変わると悪くなったのかな?とあげるのを躊躇いますが、バナナの変色はよくあることなので赤ちゃんにあげても問題ありません。
バナナが茶色や黒になるのは、酸化したせいです。
見た目は悪くなりますが、食べても問題ありません。
しかし、小さな子供はいつもと色が違うと気になって食べてくれないことも多いです。
色の変化を止めるには、いくつか方法があります。
- 砂糖水につける
- 塩水に漬ける
- レモン汁をかける
りんごなどの色止めにも使われる方法です。
赤ちゃんに与える離乳食では、水に混ぜて薄めるとはいえ砂糖や塩はあまり使いたくないので、おすすめはレモン汁です。
バナナを小さくカットした後に、レモン汁をまぶし軽く混ぜてから、加熱しましょう。
変色は普通のことではありますが、見た目が変わると食べない子も多いです。
レモン汁などを活用して、おいしく食べてもらいましょう。
赤ちゃんへの果物の1日の摂取量は?食べ過ぎるとアレルギーになる?
果物は、色々な栄養素が摂れて、赤ちゃんも大好きな子が多いですよね。
でも、果物には果糖があるので、あまり与えすぎには注意をしましょう。
一日の摂取量の目安をご紹介します。
赤ちゃんの果物の摂取量【離乳食初期】
目安となる量は約5gです。
加熱して裏ごしをして、食べやすくしてあげましょう。
赤ちゃんの果物の摂取量【離乳食中期】
目安となる量は約10gです。
基本的にはまだ加熱したほうが良いでしょう。
アレルギーの可能性が低いものは、徐々に生で食べさせても大丈夫です。
赤ちゃんの果物の摂取量【離乳食後期】
目安となる量は約10gです。
そろそろ生で食べられるようになってきます。
赤ちゃんの果物の摂取量【離乳食完了期】
目安となる量は約15gです。
食後のデザートや、おやつの時間に上手にとりいれましょう。
我が家では、食後に毎回デザートとして果物を食べています。
ついつい美味しくて沢山食べてしまいそうになるのですが、
- バナナ1本
- みかん1個
離乳食のバナナレシピ!簡単おすすめ5選
バナナは、積極的に離乳食に取り入れたい食材の一つです。
また、栄養豊富で赤ちゃんも喜んで食べてくれますよね。
大人なら多くの人が、バナナは加熱せずそのまま食べますよね。
しかし、離乳食では、加熱などの様々な調理法でバナナを食べることができます。
簡単で作りやすい、おすすめのバナナ離乳食レシピをご紹介します。
離乳食初期のバナナレシピ
まずは離乳食初期のバナナレシピを見てみましょう。
離乳食初期のバナナレシピ①バナナペースト
バナナ10gをレンジで加熱し、すりつぶします。
そこに白湯(または少量のミルク)を加えて、トロトロの状態になるようにのばせば完成です。
一度にたくさん作って、小分けにして冷凍しておくこともできます。
離乳食初期のバナナレシピ②バナナほうれん草
上でご紹介したバナナペーストに、茹でてすりつぶしたほうれん草を混ぜれば完成です。
ほうれん草の味が苦手な赤ちゃんでも、バナナの甘味で食べやすくなります。
離乳食中期のバナナレシピ
では次に、離乳食中期のバナナレシピを見ていきましょう。
離乳食中期のバナナレシピ①バナナときな粉のパン粥
細かくちぎった食パン、ミルク、粗くつぶしたバナナ、きな粉を鍋に入れます。
ひと煮立ちさせれば出来上がりです。
主食も一度にとれるので、忙しい朝にピッタリです。
離乳食後期のバナナレシピ
では次は、離乳食後期のバナナレシピです。
離乳食後期のバナナレシピ①バナナパンケーキ
ホットケーキミックスに刻んだバナナと牛乳を加え、混ぜ合わせます。
これを好みの大きさに焼けば完成です。
乳アレルギーの場合、牛乳の代わりにりんごジュースで代用することも可能です。
また、ホットケーキミックスの代わりに、小麦粉とベーキングパウダーを使ってもOKです。
離乳食完了期のバナナレシピ
最後に、離乳食完了期のバナナレシピです。
離乳食後期のバナナレシピ①バナナきな粉ヨーグルト
バナナを1cm程度の輪切りにし、ヨーグルトと和えます。
最後にきな粉をかければ出来上がりです。
おやつやデザートにおすすめです。
そのままでもおいしいバナナですが、ひと手間加えれば、離乳食の食事にもなる便利な食材です。
他にも、バナナを使った離乳食のレシピはたくさんあるので、ぜひ色々試してみてください。
離乳食のバナナをそのままあげてもいい時期は?のまとめ
甘くて美味しい果物は、はじめて食べた赤ちゃんにとっては、びっくりする食べ物だと思います。
我が家の娘達も、はじめてバナナを食べさせた時の食いつきは、今でも覚えています。笑
でも、好きだからといって与えすぎてしまうと、赤ちゃんの健康にとっては良くない場合もあります。
なので、量やタイミングをしっかりみながら、あげてくださいね!