生まれたばかりと思ったらもう1歳と驚くことも多いと思います。
どんどんできることが増えていきますよね。
離乳食も1歳になると完了期に入る頃です。
完了期になると1日3食食事をして、ほとんどの栄養を食事からとります。
食事も大人の食事から味付けや固さ、大きさを変えるなどすれば、取り分けして用意することができるようになります。
離乳食初期からあまみのある食材でお世話になっているかぼちゃ。
今までは柔らかく料理したかぼちゃにあまり味付けしないで与えていると思います。
1歳になればかぼちゃの煮物も食べられるのでしょうか?
大人と全く同じ味付けでは濃すぎになってしまいます。
大人と同じ味付けはもう少し大きくなるまで待って、今は少し薄味で味付けをしましょう。
ちなみにかぼちゃの煮付けのレシピは離乳食中期向けからあるので、1歳なら問題なく食べられます。
かぼちゃは火を通すと柔らかくなるのでしっかり火を通してあげましょう。
1歳でのかぼちゃの煮物はレンジで簡単にできる!おすすめレシピ
1歳でのかぼちゃの煮物はレンジで簡単に作りましょう。
大人の味付けだとまだ濃いので、取り分けはしないで赤ちゃんように作るようにしましょう。
かぼちゃ自体に甘みがあるので味つけは基本的に薄くでちょうどいいです。
ペースト状から固形物に移行するので便秘になりやすい時期です。
かぼちゃは食物繊維が豊富に含まれているので積極的に取り入れてくださいね。
1歳のかぼちゃの煮物レンチンレシピ①冷凍かぼちゃでレンチン煮物
<材料>
- 冷凍かぼちゃ 2~3切れ
- 水 100cc
- しょうゆ・みりん・さとう 各大さじ1/2
<作り方>
①耐熱ボウルに皮を下にしてかぼちゃと調味料を入れる
②600wのレンジで6分加熱する
③粗熱をとりスプーンで皮をそいで出来上がり
1歳のかぼちゃの煮物レンチンレシピ②薄味あんしん かぼちゃの煮物
<材料>
- かぼちゃ 2cm角切り8個
- 水 大さじ2
- しょうゆ・さとう 各小さじ1/2
<作り方>
①かぼちゃの皮をランダムにむく
②材料すべてを耐熱ボウルに入れふんわりラップをして600wのレンジで2分加熱する
③かぼちゃの上下を返してつゆにつけ、冷めれば出来上がり
1歳のかぼちゃの煮物レンチンレシピ③だし汁入り かぼちゃの煮物
<材料>
- かぼちゃ 40g
- だし汁 50cc
- しょうゆ 小さじ1/2
- さとう 小さじ1/2
<作り方>
①かぼちゃの種とワタをのぞき4cm角にカットする
②耐熱ボウルにかぼちゃ、だし汁、さとうを入れてふんわりラップをし、600wのレンジで1分加熱する。
③しょうゆを加え、さらに1分?加熱する。
加熱しすぎると崩れるので様子を見ながら加熱しましょう。
1歳児に与えるかぼちゃの煮物は凍もので作っても大丈夫?
最近、野菜をカットして冷凍した商品も多いですよね。
- ほうれん草
- ちんげん菜
- にんじん
- れんこん
- たまねぎ
- さつまいも
もちろん今回話題にしているかぼちゃもあります。
かぼちゃは硬いので切るのが大変ですし、4分の1カットでもそれなりに量があります。
また、ワタの部分にカビが生えてしまうので、悪くなりやすいのも気になりますよね。
冷凍のかぼちゃなら1口大ほどにカットされているので使いやすいですし、冷凍なので日持ちもバッチリです。
赤ちゃんの離乳食にも使えますよ。
冷凍かぼちゃで煮物を作るときのコツは?
ただし煮物を作ると気には少しコツが入ります。
冷凍かぼちゃで作る煮物は、水っぽく仕上がったり、煮崩れたり失敗しやすいです。
冷凍かぼちゃで煮物を作る時のポイントは2つあります。
冷凍かぼちゃで煮物を作るときのコツ①強火で煮ない
1つめは強火で煮ないようにすることです。
冷凍かぼちゃは煮崩れしやすいので、火力を調整してぐつぐつならないように調整してみましょう。
冷凍かぼちゃで煮物を作るときのコツ②煮汁を少なめにする
2つめは煮汁を少なめにすることです。
冷凍かぼちゃから水分が出てきやすいので、煮汁を少なめにしましょう。
調節がなかなかか難しいですが、冷凍かぼちゃでつくる煮物のレシピもありますので参考にするのがおすすめです。
冷凍かぼちゃの煮物は電子レンジでも調理可能
火力の調節が難しいと感じる時は、電子レンジでの調理もおすすめです。
電子レンジとお鍋では出来上がりの差が出ます。
電子レンジで作ると水分が飛びやすいので、ほっくりとした仕上がりになります。
一方鍋で煮込むとしっとりとした食感になります。
赤ちゃんとしては水分があるしっとりした方が飲み込みやすさはあると思います。
でも、柔らかければ大きな違いではないので好みや調理のしやすさなどで選んでみてくださいね!
すぐにカビる?かぼちゃの冷凍保存方法!
まず、冷凍するなどの前に必ず守ってほしいことは、買ってきたらそのまま野菜室に入れず、ワタとタネをしっかり取り除きましょう。
水分が多いワタやタネから傷んでしまうからです。
冷蔵保存の場合はワタやタネをとっても3~4日で食べ切る必要があります。
では冷凍方法を紹介しますね!
かぼちゃの冷凍保存方法
かぼちゃを冷凍する時は加熱後でも生のままでもOKです。
生のまま冷凍する場合は、ワタとタネをとって皮を洗って水気を切ります。
そのあと今後使う料理に合わせてカットして冷凍します。
小さめの角切りや薄いくし切りがおすすめです。
煮物に使う時は角切り、ソテーにする時はくし切りがおすすめです。
1回分ずつラップでしっかり包んでジップロックなどに入れて冷凍します。
それでもおいしさや食感が劣化したり、処理の甘いところから痛んだりすることもあります。
冷凍保存しても1ヶ月ほどを目安に使い切るようにしましょう。
1歳に食べさせるかぼちゃの煮物レシピで人気のものを紹介!
では、実際にいくつか煮物のレシピを紹介します。
かぼちゃの煮つけの人気レシピ①1歳の息子も大好きなかぼちゃの煮付け
生のかぼちゃから作るレシピです。
1歳の子供も食べれるような薄味のレシピになっています。
<材料>
- かぼちゃ 4分の1個
- 醤油 大さじ1
- さとう 大さじ1
- 粉末だし 少々
- 水 200ml
<手順>
①かぼちゃを適当な大きさにカット
②鍋に材料をすめて入れ中火にかける
③沸騰したら弱火から中火にし、落としぶたをします。
④煮汁が少なくなるまで煮る
落としぶたはなくても作ることができます。
落としぶたなしで作る時は煮ている間に煮汁を回しかけるようにしてくださいね。
「1歳の息子も大好きなかぼちゃの煮付け」の詳しいレシピはこちら
かぼちゃの煮つけの人気レシピ②離乳食完了期のレンジでかぼちゃの煮物
今度は冷凍かぼちゃを電子レンジで調理するレシピです。
お鍋で作るより時短で作ることができます。
<材料>
- 冷凍かぼちゃ 2~3個
- 水 100ml
- 醤油 大さじ2分の1
- みりん 大さじ2分の1
- 砂糖 大さじ2分の1
<手順>
①電子レンジで使えるボウルなどの容器に全ての材料を入れる
②600wで6分加熱
かぼちゃは皮を上にして加熱します。
電子レンジと冷凍かぼちゃなら簡単に1品増やすことができるので献立に困った時にもぴったりです。
「離乳食完了期のレンジでかぼちゃの煮物」の詳しいレシピはこちら
1歳でも食べられる!かぼちゃサラダのおすすめレシピ
甘いかぼちゃと他の野菜加えてヨーグルトやマヨネーズで和えて楽しめるようになります。
1歳からのかぼちゃサラダレシピ①かぼちゃサラダ
<材料>
- かぼちゃ 1切れ(20g)
- ベビーチーズ 半分
- 水切りヨーグルト 小さじ1
<作り方>
①かぼちゃはレンジで柔らかくなるまで加熱する
②皮を取り除いて粗くつぶす
③チーズを細かく切る
④ヨーグルトとかぼちゃとチーズをまぜで出来上がり
1歳からのかぼちゃサラダレシピ②かぼちゃと野菜のサラダ
<材料>
- かぼちゃ 20g
- きゅうり 10g
- 玉ねぎ 10g
- プレーンヨーグルト又はカッテージチーズ 15g
<作り方>
①かぼちゃはレンジで柔らかくなるまで加熱する
②きゅうりと玉ねぎは粗みじんに切りレンジで柔らかくする
③冷めたら全部の野菜をヨーグルトかカッテージチーズで和える
マヨネーズと塩こしょうで和えたら大人用になりますよ。
1歳からのかぼちゃサラダレシピ③かぼちゃと野菜のサラダ
<材料>
- かぼちゃ 50g
- にんじん 10g
- ブロッコリー 1房
- マヨネーズ 小さじ1
<作り方>
①にんじんとブロッコリーはつぶせるくらいの柔らかさに茹でる
②かぼちゃはレンジで柔らかくなるまで加熱し、つぶしてマヨネーズで和える
③かぼちゃが冷めたらにんじんとブロッコリー入れてまぜて出来上がり
1歳からのかぼちゃサラダレシピ④かぼちゃと卵のサラダ
<材料>
- 卵 1個
- かぼちゃ 50g
- ヨーグルト 小さじ2
- マヨネーズ 小さじ1
<作り方>
①鍋に卵がかぶるくらいの水を張り卵を入れ中火にかけ、沸騰したら10分茹でる(ゆで卵を作る)
②かぼちゃを柔らかくなるまでレンジで加熱する
③ゆで卵とかぼちゃをボウルに入れてマッシャーなどでつぶす
④ヨーグルトとマヨネーズを加えよくまぜて出来上がり
大人用にするときには、これらのレシピにさらに塩こしょうで和えるといいでしょう
かぼちゃの煮物は1歳でも食べられる?のまとめ
かぼちゃはとっても便利な野菜ですよね。
離乳食初期から与えることができますし、離乳食が進んでくるとおやきにしてつかみ食べの1品にもなります。
かぼちゃは生での冷凍方法も紹介しましたが、加熱した後に冷凍してもOKです。
使いたい状態に合わせて冷凍保存も活用していきましょう!
また、市販の冷凍野菜は比較的価格が安定しやすいのもメリットです。
気候の影響で生野菜が高騰していても冷凍野菜は値上がりしていない時もあります。
節約にもなりますので、冷凍野菜も取り入れてみてはいかがでしょうか。