金魚を飼っていると、結構な頻度で水換えをしている方も多いのではないでしょうか?
でも水槽の中に入れている砂利や、水槽の掃除の頻度はどうでしょうか?
ちょっと面倒なこともあって、あまりしていないかもしれませんね。
でも水換えだけじゃなく、砂利も定期的に掃除してあげないいけません。
砂利のすき間に汚れが蓄積されていくと、金魚に悪影響を及ぼします。
金魚の体調が悪くなってしまったり、病気になるかもしれません。
大事な金魚のために適切な掃除方法を知っておきましょう。
金魚の砂利を掃除ってどれくらいの頻度ですればいいものなの?
まず、水槽の砂利はそんなにしょっちゅう掃除するものではありません。
砂利を敷き詰める理由は、見栄えだけではありません。
水槽内のバクテリアのためでもあります。
(1)砂利の掃除のしすぎは金魚にとって逆効果
バクテリアは、汚れた水をきれいにろ過してくれます。
金魚にとって必要不可欠な存在なんですよね。
そのバクテリアは、砂利があることで生息できます。
なので、砂利をきれいに掃除しすぎると、バクテリアのためにはよくありません。
せっかく住み着いたバクテリアまで、キレイにはがしてしまうことになるんですね。
でもだからといって、全く掃除しないわけにはいきません。
では、どれくらいの頻度で掃除したらいいのでしょうか?
(2)砂利の掃除はどれくらいの頻度ですればいい?
まず水換えは月に1回は必要です。
月に1度は水槽内の水を総入れ換えします。
でも、一度にその作業を行ってはいけません。
いきなりどばーっと新しい水が入ってくると、金魚が驚いてしまいます。
そして金魚がすぐに水になじめないと、弱らせてしまう原因になります。
そのため、2週間に1度水槽内の2/3の水を入れ替えましょう。
それを月に2回することで全部の水を総入れ換えします。
砂利の掃除は月に一度でOKです。
(3)具体的な掃除頻度は?
水替えは月に2回、砂利は月に1回の頻度で掃除が必要です。
では、水槽はどうでしょうか?
水槽の掃除頻度も月に1回が適切です。
でもこれは、砂利の掃除と同じ日にしてはいけません。
水槽をきれいに洗うと、付着していたバクテリアが洗い流されます。
そうすると、見た目はきれいにはなっても水質をきれいに保てなくなります。
つまり、月に2回の水替えは水槽と砂利の掃除をそれぞれ行います。
- 毎月1日 水換え2/3+砂利の掃除
- 毎月15日 水換え2/3+水槽の掃除
飼育に慣れてくると、水槽の水を見て掃除をするタイミングがわかってきます。
でも、飼い始めの初心者はこのように「掃除の日」を決めておくといいですね。
夏は金魚の活動が活発になり、冬は落ち着きます。
そのためきせつによって、水の汚れるスピードが違います。
活発な夏の方が水は汚れやすくなります。
なので夏場は「月に2回の水換え」が必要と考えておいた方がいいですね。
あとは、水の汚れ具合を見て、必要であれば掃除の頻度を上げてあげてください。
2.金魚の水槽と砂利の掃除 手順を間違えると大変なことに!?
先ほどもお話した通り、水槽と砂利は別の日に掃除してください。
それが金魚を弱らせないコツです。
ではここでは、砂利の実際の掃除の仕方をご紹介していきますね。
②水槽の水と金魚をその容器に移します。
③残った水で砂利を洗います。
④汚くなった水は捨てます。
⑤別容器の元の水と金魚を水槽に戻します。
⑥.捨てた水量分、新しいカルキ抜きした水を追加します。
次に、水槽の掃除の仕方です。
②別容器に金魚と水を移す
③水槽の水を使って水槽を洗う(スポンジで軽く洗います)
④器具も水槽の水を使って洗います。
⑤汚くなった水は捨てます。
⑥別容器の元の水と金魚を水槽に戻します。
⑦捨てた水量分、新しいカルキ抜きした水を追加します。
どちらもポイントは「水槽の水を使って洗うこと」です。
また、意外かもしれませんがきれいにしすぎてはいけません。
バクテリアを完全に消滅してしまうのは、金魚のためには絶対にNGです。
砂利と水槽の掃除は、別日に行うことも忘れないでくださいね。
3.金魚の水換えで砂利も洗うべき?のまとめ
金魚の水槽の掃除は、毎日しなくても大丈夫です。
水は汚れてきたタイミングで交換してくださいね。
全部変えずに一部交換できれいにしてあげましょう。
金魚はデリケートな生き物なので「水質が命」です。
せかっく金魚のために掃除するんですから、金魚に負荷のかからないようにしてあげましょうね。