金魚の砂利や水草の掃除はどれくらいの頻度ですればいい?

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金魚を飼っていると、水槽の底に砂利を敷いたり水草を入れたりして、金魚が快適に過ごせるようにしますよね。

しかし水槽の水は取り替えますが、中の砂利や水草は洗うものなのか、気になったことはありませんか?

そこで今回は、金魚の水槽の中に入れている砂利や水草の管理方法や洗い方について、詳しく見ていきましょう!

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金魚の水槽に入れている水草って洗う必要なんてあるの?

金魚の水槽に入れている水草ですが、水槽に入れている間は特に洗う必要はありません。

ただし、水草を水槽に入れる前には、きちんと洗わなくてはいけないのです。

何故洗わなくてはいけないのかと言うと、水草にはスネール(貝)や寄生虫などが付着している恐れがあるからです。

ですので、洗わず買ってきたまま水槽に入れてしまうと大変危険です。

金魚の水槽の水草の洗い方

まずはバケツの中に水道水を張って、水草を入れてゆっくりゆすり洗いをします。

ゆすり洗いをするときに強く揺らしてしまうと、水草の葉が抜けたり茎が折れてしまったりする為、力加減には十分注意するようにしてください。

ゆすり洗いが終わったら、次はスネールの除去に移ります。

スネールを除去するには、41℃~42℃のぬるま湯につけて洗うのが効果的です。

この時も洗うときの力に注意して、手早く行うようにするのがポイントです。

最後に、水草についた防虫剤などの薬剤を取り除く、いわゆる「トリートメント」を行います。

カルキを抜いた水の中に水草を入れて、2~3日置いておきましょう。

この工程が終わったら、水槽に水草を入れることが出来ますよ。

金魚の水槽の中の砂利は洗っていいの?

では、金魚の水槽に入れてある砂利は洗う必要があるのでしょうか?

実は水槽に入っている砂利は、こまめに洗う必要はないのです!

その理由は、砂利には「濾過バクテリア」という微生物が付着しており、濾過バクテリアが水槽内の水を綺麗に保ってくれるからです。

砂利を綺麗に洗ってしまうと濾過バクテリアも取り除くことになってしまい、水槽内の水が汚れやすくなってしまうのです。

ですが、洗い方に気をつければ、砂利を洗うことは可能です。

砂利を洗うときには砂利が掃除できる、水替えようのホースを用意して洗うのがベストですね。

また、ホースを使わず洗いたい場合はバケツに水槽の水を移して洗うこともできます。

ポイントとしては必ず水槽の水を使い、間違っても水道水で洗うことのないようにしてくださいね。

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金魚の水槽に入れた砂利から濁りが!?そんなときはどうすればいい?

砂利からもやもやとした濁りが出てきた場合、水を取り替えたりバクテリア剤を入れたりしても、あまり効果はありません。

まずは砂利を綺麗に掃除し、砂利についた汚れをきちんと取り除きましょう。

さらに水槽の中に濾剤を入れ、細かい汚れを吸着してもらいます。

それでも濁りが改善されない場合、濾過機の見直しが必要になります。

金魚は比較的水槽の水を汚しやすい魚ですので、濾過機はしっかりしたものを選ぶようにしてください。

具体的には濾過機の大きさを見直したり、濾過機を組み合わせて使ったりするといいでしょう。

また、砂利を新しく交換するのも効果的です。

特に濾過バクテリアを多く定着することが出来る、多孔質の砂利を選ぶといいですね。

新たに砂利を購入する場合は、「溶岩石」「セラミックス」といった素材がオススメです。
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金魚の砂利とか水草って洗うの?のまとめ

金魚の水槽の水草や砂利は、扱い次第では金魚の体調を損ねてしまう恐れがあります。

なお大切な金魚のためにも、正しい洗い方や手入れ方法を学び、金魚が快適に過ごせるようにしてあげましょう。

また、金魚の体調が悪くなったときは、水や設備だけではなく、砂利や水草を見直してあげるのも効果的です。

砂利は水道水で洗わないこと、水草は買ったままのものをそのままいれないこと、この2点だけでも最低限覚えておいてくださいね。

この2点は金魚の生死に関わる恐れもあるので、細心の注意を払うようにしてください。