金魚の水槽の濁りでどんどん緑色に!?どうすれば防げるの?

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金魚すくいやホームセンターで簡単に手に入る金魚は、手軽に買える人気のペットですよね。

しかし金魚の水槽や中の水がどんどん濁り、緑色に変色してはいないでしょうか?

水槽や水が緑色だと金魚の姿が見えないですし、見た目も気持ち悪くて嫌ですよね。

そこで今回は、金魚の水槽や水が緑色に変色する原因や、簡単にできる掃除方法について、詳しく見ていきましょう!

金魚の水槽の水が緑色に?そのポイントは水槽の置き場にあった!

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まずはなぜ、金魚の水槽や水が緑色に変色するのか、その理由について見ていきましょう。

なぜ水槽や水が緑色になるのか?その原因に迫る!

金魚の水槽や水が緑になるのは、植物性プランクトンが大量に発生しているからです。

植物性プランクトンが大量に発生した状態を「グリーンウォーター」と言い、実は金魚にとってはいい環境とも言われています。

グリーンウォーターないで成長した金魚は、色鮮やかで体も大きく育ちます。

金魚や鯉の養殖場ではグリーンウォーターをわざと作り、その中でより良い金魚や鯉を育てているのです。

ですが、冒頭にお話しした通り、見た目もはよくないですし金魚の姿を確認する事が出来ません。

その上、金魚が植物性プランクトンを食べ過ぎて死亡してしまう例もあります。

ご家庭で金魚を飼う場合は、グリーンウォーター内で育てるのはリスクが高いと覚えておきましょう。

金魚の水槽の置き場所1つで水槽が緑色になってしまうの?

では、なぜ植物性プランクトンが大量に発生したのかというと、水槽の置き場所が原因です。

水槽を日光のあたる場所に置いておくと、水中の植物性プランクトンが光合成を行う為、大量に繁殖するのです。

グリーンウォーターを防ぐためには、日の傾きによって日陰になる場所に水槽を移動させる事です。

これによって日光が当たる時間を減らすと、植物性プランクトンが光合成できる時間も減り、水の濁りや変色が抑えられます。

また、すのこで水槽の周りを囲み、日を遮るのも効果的です。

この方法ならば、水槽の場所を動かさなくてもOKですね。


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金魚の水槽が緑色に!簡単キレイに掃除する方法は?

では、グリーンウォーターになってしまった水槽を、簡単に綺麗にできる方法を幾つかご紹介させていただきます。

緑色になった水槽の簡単対処法①UV殺菌灯を取り付ける

市販のUV殺菌灯を水槽に取り付け、植物性プランクトンの生育を抑える方法です。

特に、悪臭を伴う場合に効果的です。

緑色になった水槽の簡単対処法②藍藻除去薬・アオコ除去剤を使う

  • 藍藻(らんそう)除去薬
  • アオコ除去剤
に関しては、様々なメーカーから沢山の種類が出てきます。

中には水草や金魚に悪影響を及ぼすものもありますので、しっかり調べてから使用するようにしましょう。

緑色になった水槽の簡単対処法③水草の肥料を控える

金魚のために水槽に水草を入れているという方も多いと思いますが、水草に肥料を与えるのをやめてみましょう。

水草の肥料によって、植物性プランクトンが元気になっている可能性がある為です。

緑色になった水槽の簡単対処法④マツモを入れる

水草の1種であるマツモは、栄養の吸収がとても早く成長が早いという特性があります。

マツモを水槽に多めに入れる事により、水中の栄養素をマツモに集中させ、植物性プランクトンの栄養を奪うという作戦です。

緑色になった水槽の簡単対処法⑤水を取り替える

可能であれば、水槽の水を取り替えて水槽自体を水洗いしましょう。

ただし水槽の水は全て捨てず、半分のみ捨てるようにします。

水を全て取り替えてしまうと、金魚にとって今までとは全く違う環境になり、強いストレスになってしまうからです。

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金魚の水槽や水がどんどん緑色に!?のまとめ

金魚の水槽や水が緑色に変色するのは、植物性プランクトンが大量に発生した為です。

この状態はグリーンウォーターと呼ばれ、金魚にとってはいい環境と言われています。

ですが、家庭で育てるにはグリーンウォーターは向いていないので、予防と対策が必要です。

金魚の水槽は日の当たらない場所に置き、植物性プランクトンが光合成しないようにするのがポイントです。

日が当たる場所にしか置けない場合は、すのこで覆うなどして、グリーンウォーターにならないよう気をつけましょう。