小さい子どもから大人まで、絶対に使ったことのある文具の「消しゴム」。
消しゴムは身近な文具だけど、最後まで使ったことはありますか?
消しゴムって使っていると、当たり前だけどどんどん小さくなっていきますよね。
そうやって、消しゴムがどんどん小さくなっていっていくと、すごく消しにくくなんっていくんですよね。
そして最後には、指先で持って消すのも難しくなっていって。。。
最後まで使うことなくゴミ箱へ「ぽいっ」ってなってしまうんですよね。
小さくなった消しゴムを最後まで使い切る方法なんてない!?
そんな消しゴムだけど「小さくなった消しゴムを最後まで使い切る方法」はないのでしょうか?
だけど、実際に「コレコレ!」といった方法は見あたりませんでした。
なぜなら、消しゴムは指でつまんで使うからです。
つまめるだけの大きさがなくなってしまえば使うことはできません。
小さくなって使いづらくなったときの対処法は、「買い替える」のみ。
あーなんて世知辛いんでしょう。
でもこれが現実。
仕方ありません。
小さくなった消しゴムの利用方法なはいの?
今まで自分がつまんでいた部分もちゃんと消える能力を持っているのに、それを捨てるなんて忍びないですよね…。
でも、小さくなってしまった消しゴムを大きな消しゴムに、ノリやボンドでひっつけて使うわけにもいきません。
セロテープで貼り付けても、力を入れるとすぐ外れてしまいます。
その他にも調べてみると「小さい消しゴムを集めて溶かして再形成する」などがあったけど、家庭で消しゴムを溶かすのは危険だそうで…。
うーん、どうしたものか。
…そんなときの唯一の救済方法は「消しゴムはんこ」だそうです。
消しゴムはんこは、子どもの遊びだけではなく、素敵な消しゴムはんこ作家さんがおられるほど奥が深いものです。
小さな消しゴムのかけらであっても、うまくすればかわいい模様を彫ることができます。
彫刻刀やカッターなどを使うので少し危ないけれど、子どもと一緒に作って楽しむことができますよ。
でも鉛筆は最後まで使い切ることができる
ちなみに、消しゴムと同じように最後まで使い切られない文具には「鉛筆」もありますよね。
私が小学生の頃は小さい鉛筆が流行っていて、鉛筆の長さが2cmぐらいになっても後ろにキャップのようなものを付けて使っていました。
そして「こんなに小さくなった!」と友だち同士で自慢をしたものでした。笑
でも、どれだけ頑張っても消えてなくなるまで使い切ることはできなくて、歯がゆい思いをしていました。
しかし!!
先日、短くなった鉛筆同士をジョイントする専用の鉛筆削り「TSUNAGO(つなご)」というものが売られてるのを発見しました。
これなら鉛筆を最後まで使い切ることができるのです!
文房具好きの父はそれを見て即購入(ちょっとお高いんですが)。
これで鉛筆同士をつなぐと、鉛筆を最後まで使い切ることができます。
今は、小学生の息子の使用済みの小さな鉛筆をジョイントして自宅で使うためにTSUNAGOを愛用しています。
削るのに少しコツや力が必要だけど、物を大事に使うという気持ちを育むことができるのでおすすめです。
中島重久堂 想いをつなぐ鉛筆削り「TSUNAGO」の詳細を見てみる
ジョイント部分を超えると「あ、一本丸まる使い切った!」という達成感が満ちあふれますよ。
消しゴムはどこまで使う?新しい消しゴムに替えるタイミングは?
先ほどもお伝えしたように、消しゴムは消えてなくなるまで使い切ることはほぼ不可能です。
なので、「指でつまんで消すことができなくなったら新しい消しゴムに替える」というのが一番良い目安かなと思います。
でも、そこまで使うのも、なかなか至難の業です。
半分ぐらいまで使った状態でも、力の入れ方や形によっては折れてボロボロになってしまいます。
私は、消しゴムがボロボロと小さく砕けてしまったら、まだ固まりが残っていても新しいものに替えます。
消しゴムはスムーズに字を消せないと意味がないと思うからです。
字を消すときに余計なストレスを感じてしまうのなら、新しい消しゴムに買い替えましょう。
ちなみに、私の息子(小3)の筆箱の中では、粉々になった「元消しゴム」を発見することがあります…。笑
子どもの場合は、大人よりもさらにスムーズな消し心地を追求しないといけないと思います。
消すのに一生懸命になってしまうと、授業どころじゃありませんからね。
たまに子どもの筆箱チェックもしてあげて、消しゴムの状態を確認してみてくださいね。
消しゴムが劣化してる?!復活させる方法なんてあるの?
消しゴムは、時とともに劣化します。
時とともに、人が老いていくのと同じですね・・・。
イヤーーー(><)笑
そして消しゴムが劣化すると、
- 固くなったり
- べたついたり
- プラスチックや塗料にひっついてはずれなくなったり
このような状態になってしまうと、字をスムーズに消すことはできません。
そして、そのようになってしまった消しゴムを元の状態に復活させる方法は…ありません。
でも、劣化しないようにする方法はあるから、それをご紹介します。
消しゴムが固くなるのを防止する方法
消しゴムは、太陽の光にできるだけ当てないようにしましょう。
窓際の机の上に置きっぱなしにせず、引き出しの中や筆箱の中にしまいましょう。
太陽光が当たると、消しゴムの表面がひび割れて、固くなってしまいます。
消しゴムのべたつきを防止する方法
消しゴムを高温になるところに置くことは避けましょう。
車の中や暖房設備の近くなどの高温になるところに置きっぱなしにすると、消しゴムの中に含まれていた油が浮いてきてべたついてしまいます。
消しゴムのひっつきを防止する方法
消しゴムの中には「可塑剤(かぞざい)」という、樹脂をやわらかくする成分が多く含まれています。
それで、長期間プラスチック製品の上などに置いたままにしておくと、樹脂がやわらかくなって溶けてしまうんです。
それが「消しゴムのひっつき」の原因なんです。
これを避けるには、消しゴムのスリーブ(カバー)をきちんとつけておくこと。
消しゴムを使う頻度が少ないのなら、スリーブをきちんとはめたままにして丁寧に扱ってくださいね。
消しゴムが小さくなったらケースに入らない!ペンケースの中で真っ黒にならない方法
小さくなってケースに入らなくなった消しゴムをペンケースの中に入れておいたら、真っ黒になってしまった。
そんな経験ありませんか?
私も学生時代、小さくなった消しゴムがペンケースの奥の方で真っ黒になっていたことがあります。
白かったはずの消しゴムが黒くなってしまうと、見た目も悪くなってしまいますよね。
見た目だけならいいけど、黒くなった消しゴムで消してしまったばかりに。
字が消えるどころか、逆に紙が黒くなってしまったという苦い思い出もあります。
ペンケースの中で消しゴムが真っ黒にならない方法はあるのでしょうか?
筆箱の中で消しゴムが黒くならない方法①鉛筆と消しゴムが分かれたタイプのペンケースを使う
鉛筆の汚れが消しゴムに付かないように、鉛筆と消しゴムを分けて収納できるタイプのペンケースを使うといいかもしれません。
私の息子はこのタイプのペンケースを使っているけど、消しゴムはそんなに黒くなっていないです。
人気の「消しゴムの収納が別になっているペンケース」を見てみる
筆箱の中で消しゴムが黒くならない方法②消しゴムをしまう前にきれいする
消しゴムで消したときに、消し跡が黒くなってしまうのは、消しゴムについた汚れ、特に手汗や手の油が原因みたいです。
ただ、ペンケースにしまう前に小さい消しゴムだったら、全部きれいにするのは難しいです。
なので、黒くなってる部分だけでも紙でこすってきれいにしてしまってみるといいかも。
筆箱の中で消しゴムが黒くならない方法③ノック式の消しゴムを使う
ノック式の消しゴムなら
- 使わない時はしまっておけるし
- 鉛筆と一緒にしまうことができるし
私もノック式の消しゴムを使ったことがあるけれど、
- 真っ黒になる心配はないし
- 細かいところも消しやすいし
- 消しゴムが折れてしまったっということもないし
筆箱の中で消しゴムが黒くならない方法④いっそのこと黒い消しゴムを使う
白い消しゴムが黒くなるのがイヤ。
それならば、最初から黒い消しゴムを使うのもありかもしれません。
いちいち「黒くなっちゃった」ってストレスにもなりませんよ。
でも、汚れが分からなくて消した途端、紙が黒くなってしまう可能性が、デメリットでしょうか。
そうならないように、消す前に汚れてもいい紙で試しに消してみてから使うといいでしょう。
消しゴムを使い切るのが難しいなら!でかい消しゴムがコスパ最強説!?
消しゴムって、悲しいことに全部使いきれないですよね。
使い切るのが難しいのなら、長くたくさん使えた方がいいですよね。
そうなると「大きい消しゴム」を使った方が、実はコスパがいいという事実!
大きい消しゴムと小さい消しゴム①価格で比較
大きい消しゴムと小さい消しゴム、大きい消しゴムの方が少し価格は上がるけれど、小さい消しゴムの倍するってことはありませんよね。
だったら大きい方を買った方が得じゃないかと思います。
100均に行くと、大きい消しゴムも小さい消しゴムも同じ値段なので大きい方を選んでしまいます。
あとは、ネットで見てみると、普段見かけないような「大きな消しゴム」もあるから、おもしろいですよ。
大きい消しゴムと小さい消しゴム②大きい消しゴムの方が折れにくい
大きい消しゴムの方が小さい消しゴムよりも横幅が広くて、簡単には折れにくいです。
前に、私の息子に小さい消しゴムを買ってきたけど、すぐに折れてしまって、まだ新しいのに可哀そうな消しゴムになってしまったことがありました。
大きい消しゴムを使っていたときの方が、折れずに長持ちしてたと思います。
特にまだ小さな子供だと、消しゴムで消すときの力加減が難しいですよね。
なので、横幅の広い大きい消しゴムの方が折れにくくて、小さい消しゴムよりも長持ちして、買い替えの頻度が減ると思います。
買い替える回数が減れば、長い目で見るとコスパが良くなりますよね。
買ってすぐに折れてしまって。。。なんてこともないですし。
消しゴムを使い切る方法!のまとめ
消しゴムを使い切る方法についてみてきましたが、最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- 消しゴムを最後の最後まで使い切る方法は残念ながらありません。
- 消しゴムはんことして再利用することは可能です。
- 消しゴムを指でつまめなくなったら新しいものと交換すると良いと思います。
- 消しゴムが劣化してしまうと復活させることはできません。できるだけ劣化しないような環境で保管してください。
物の大切さを考えるきっかけとして、その消しゴム、最後まで大切に使ってあげてくださいね。