あなたは靴下を買う時、どのようにして靴下のサイズを選んでいますか?
いつも履いている靴のサイズと同じものを選ぶことが多くないでしょうか?
でも靴のサイズに合わせて靴下を購入するとイマイチ足に合ってないような感じがしますよね…
実は靴下のサイズは靴のサイズではなく素足のサイズが重要なのです!
靴のサイズは靴を履いた時に足が痛くならない大きさです。
そのため、素足より少し大きめであることが多いです。
そこで靴のサイズに合わせて靴下を選ぶと少し大きめに感じてしまいます。
足にフィットしない靴下を履くと、靴の中でもたついたり、脱げてしまったりします。
とても嫌な気分になりますよね。
素足のサイズを知ったうえで靴下を選べばそんな不快感とはおさらばできるかもしれませんよ!
靴下は「25~27センチ」のようにサイズに幅があります。
これがまたどのサイズを選んだらいいのか悩んでしまうところです。
靴下のサイズは普段履いている靴のサイズよりも基本小さめになります。
ですので、迷った時は小さめの靴下を買うのがオススメです。
靴サイズが27.5センチだと「27~29センチ」の靴下を選びがちです。
でも、「25~27センチ」を選んだほうがぴったりフィットする可能性が高いのです!
靴下のサイズがわからない!正しい足のサイズの測り方を伝授
正しい靴下のサイズを知るには、まず素足のサイズを知っておく必要があります。
裸足の状態で姿勢をまっすぐにして立ちます。
そして、かかとから一番長い足指までの長さを測ることで素足のサイズを知ることができます。
足長サイズの測り方ポイント
- 紙に垂直に交わった縦線と横線を書きます。
- 横線にかかとを合わせ、縦線にかかとの中心と人差し指をおきます。
- 足指の一番長い部分に印をつけてます。
- 横線(かかと位置)までの長さを測れば足長がでます。
足囲と足幅の測り方ポイント
- 足長を測った紙の上で親指側と小指側のそれぞれ一番出ている場所に印をつけておきます。
- 印をつけた部分の長さを測ると足幅が出ます。
- 親指側と小指側の一番出ている部分にメジャーをつけて周りの長さを測れば足囲が出ます。
測ってみると思っていたサイズとは違ったりすることもあります。
とても簡単に測定できるのでぜひ一度測ってみてくださいね。
もしかすると新しい発見があるかもしれませんよ!
靴下選びに関わってくるのは足長だけに思われがちですが足囲も重要ですよ!
足囲が大きめだと靴下が横に伸びるので縦に伸びづらくなります。
足長が同じでも足囲が大きめの人と小さめの人では靴下の履き心地は変わる可能性があります。
自分の足のサイズや特徴をよく知ってぴったり合った靴下を選んでいきたいですね。
靴下のサイズは小さめを選ぶといい!?フィット性を重視するなら
靴サイズより素足サイズのほうが小さいことから靴下は小さめのものを選んだほうがフィットしやすいことがわかりましたね。
靴下の中でも特にサイズ選びが重要なものがあります。
それはスポーツ用の靴下です!
スポーツソックスは足の特定の部位をサポートする設計がされています。
そのため、大きめを選んでしまうとサポートしたい部位に靴下が当たらないことがあります。
高機能な靴下ほど小さめを選んでおいたほうがよりフィット感が得られます。
それで靴下に備わった機能が発揮されるのです。
また靴下はストレッチ性によってサイズ表記が異なります。
それぞれのサイズ表記でどのような違いがあるのかまとめたので参考にしてくださいね。
サイズ表記別☆靴下の特徴①3サイズ表記(22~24、25~27など)
ポリウレタンを使用しています。
ストレッチ性が高く、フィット感があります。
スポーツやカジュアル向きの靴下に多くみられます。
サイズ表記別☆靴下の特徴②2サイズ表記(22~23、25~26など)
ポリウレタンは使用していません。
ストレッチ性が低く、シルエットがキレイです。
パーティーやビジネス向きの靴下に多くみられます。
メーカーによっても伸縮性は異なります。
ですが、基本的にはサイズ表記の幅が狭くなるほどストレッチ性が低くなります。
使用用途や好みのフィット感に合わせて靴下を選んでいきましょう。
靴下の選び方!意外とある靴下の種類!あなたにぴったりの靴下選び4つのポイント
実はよく知らなかった靴下のサイズ選びですが、靴下の種類も意外とたくさんあるのです!
靴下の種類は、丈やつま先部分の形から10種類以上に分類されます。
丈が短い順にご紹介します。
- <フットカバー(カバーソックス)>
足首の下、つま先と足の裏を覆う - <アンクルソックス(スニーカーソックス)>
くるぶしの下まで - <ショートソックス>
くるぶしよりも少し上まで - <ソックス>
ふくらはぎまで - <クルーソックス(リブソックス)>
ふくらはぎまで - <ブーツソックス>
ふくらはぎの上まで - <スリークォーターズソックス>
ひざ下3/4、ふくらはぎの一番太い部分まで - <ハイソックス>
ひざ下まで - <ニーハイソックス>
ひざまで - <オーバーニーレングス>
ひざ上の太ももまで
- <2本指ソックス(足袋ックス)>
親指と他の指に分かれている - <5本指ソックス>
指が全部分かれている
靴下の選び方にはポイントがあります。
靴下の選び方のポイント①丈の長さ
ビジネスシーンやフォーマルな場で履く靴下は、ふくらはぎまでの長さがあるソックスやスリークォーターズソックスがいいです。
アンクルソックスやショートソックスは、ボトムスと合わせたときに肌がでやすく、カジュアルな雰囲気になります。
また、履きやすいので子どもにも向いています。
靴下の選び方のポイント②生地・素材
厚手のウールの靴下は、保温性に優れ寒い季節にはピッタリですが、あまり厚手のものはフォーマルなシーンには向いていません。
通気性がよいコットンやリネンの靴下は、春夏の暑い季節に履くと快適に過ごせます。
また、スポーツをしたりアウトドアの活動をする場合は、厚手の靴下を履くと足への負担が軽減されます。
靴下の選び方のポイント③デザイン・形・色
2本指・5本指ソックスは指が独立しているため、蒸れにくく水虫の予防になります。
また靴下は、隠れているようでボトムスと靴の間からチラっと見えることがあります。
なのでデザインや色も、選ぶポイントとなります。
ビジネスやフォーマルな場では、黒やグレーなど目立たない無地の靴下を選びましょう。
靴下の選び方のポイント④機能性
最近では、機能性を謳った靴下もあります。
足の裏に滑り止めがついていたり、衝撃吸収効果がある靴下は、スポーツやアウトドアに向いています。
たくさん種類のある靴下ですが、選ぶときにはこのようなポイントを考えながら選ぶのがおすすめです。
靴下のサイズの測り方!意外と知らない正しい靴下選びのポイントのまとめ
私はこれまでいつも靴のサイズで靴下を選んでいました!
ゆるく感じて気持ち悪かったり、靴の中で脱げてしまったりした経験がたくさんあります。
そういった靴下は新しいものでもなかなか手に取らなくなります。
そして、ぴったりくる靴下だけを繰り返し履いてしまいます。
そんなもったいないことをたくさんしてきました。
これからは「靴下のサイズと靴のサイズはイコールではない」ということを胸にきざんでおきます!
素足のサイズを測って自分の足の特徴を知っておきましょう。
そうすれば、靴下選びだけでなく、靴を選ぶ際にも役に立ちます。
簡単にできるので一度測ってみるのがおすすめです!
足にぴったりフィットする靴下を選んで毎日を快適に過ごしてくださいね。