赤ちゃんと外でお出かけや散歩をする時に大活躍してくれるベビーカー。
いつもはぐずつくのに、ベビーカーに乗せるとご機嫌になるという赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
この外で使うイメージが強いベビーカーですが、実は家の中でもとっても便利につかうことができるのです。
どうやって家の中で上手にベビーカーを活用することができるのでしょうか?
「ベビーカーを部屋の中で使うの?!」とびっくりする方もいるかもしれませんね。
ベビーカーに乗せるといつの間にか寝てしまうという赤ちゃんの場合、ベビーカーをつかった寝かしつけはとっても効果的なんです。
家の中でベビーカーを使って寝かしつけがすごく便利!使用時の注意点は?
「家の中でベビーカー」と言っても、やっぱりもともとは「ベビーカー-は屋外で使うことを目的として作られているもの」です。
なので、ベビーカーをお部屋の中で使うためには、いくつか注意点があります。
家の中でベビーカーを使うことのメリット・デメリットとあわせて見ていきましょう。
家の中でベビーカーをつかうメリットは?
なによりまず、家の中でのベビーカーには「寝かしつけができる」というメリットがあげられます。
お昼寝などの寝かしつけの際に、抱っこなどのゆらゆらとした揺れがないと眠れないという赤ちゃんの場合。
寝るまでずっと抱っこをしていなくてはいけないというのは、とっても大変ですよね。
しかも「座って抱っこだと全然寝てくれない」という赤ちゃんも多いので、立った状態でずっと抱っこをしてゆらゆらは、かなりきついです。
部屋の中にベビーカーがあればその上に赤ちゃんを寝かせて、ベビーカーをゆらゆらするだけなので、かなり負担がなくなりますね。
また、片手で動かすことが出来るのも大きなメリットです。
ママやパパが食事をとる時や座って休みたい時、ベビーカーが部屋の中にあれば、赤ちゃんを寝かせた状態で片手で動かすことができます。
両手で抱っこしている負担が減りますので、少しだけママパパもゆっくりごはんが食べられるのではないでしょうか。
部屋の中でベビーカーを使うこともう一つオススメのメリットがあります。
それは、上の子供さんが赤ちゃんのお世話に参加できるというメリットです。
上のお姉ちゃんやお兄ちゃんが赤ちゃんのお世話がしたくても中々任せられることが少ないですよね。
そんな時部屋の中にベビーカーがあると。
赤ちゃんを寝かせたベビーカーを上の子供にゆらゆらしてもらって、お世話のお手伝いをしてもらうことができるんです。
ママがご飯の支度をしている時に、
「ちょっとベビーカーゆらゆらしておいてね」
とお願いすれば、上の子供もママもどちらもハッピーですね。
家の中でベビーカーを使うデメリットと注意点は?
元々ベビーカーは、は外で使うことを想定して設計されているので、部屋の中で使うにはもちろんデメリットがあります。
一番のデメリットは、フローリングなどの床を傷つけてしまう危険性があるということです。
これはデメリットであると同時に、一番注意しなくてはいけない点となります。
ベビーカーの車輪は、本来は屋外のコンクリートなどを走行するようにつくられています。
なので、部屋の中のフローリングなどの柔らかい床は傷がついてしまう危険性があります。
これを防ぐために、部屋の中でベビーカーを使う際は、床にフロアマットなどを敷いて、傷がつかないように対策をしましょう。
また、ベビーカーで部屋の中の家具などに激突しないように気をつけましょう。
特に上の子供がお手伝いをしてくれている時は、勢い余って机や棚などにぶつかってしまうかもしれません。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんはもちろん危ないですし、ぶつかった家具にも傷がついてしまうかもしれません。
まわりにぶつからないように、部屋の中でのベビーカーは大きく動かさないように注意してくださいね。
ベビーカーに長時間寝かせるのって大丈夫なの?ベビーカーを快適睡眠環境にするためのポイント
ベビーカーでお昼寝をさせるママは、意外と多くって、そういう私も娘が赤ちゃんの頃はよくベビーカーに寝かせていました。
遠出をしたときだとか、お出かけがお昼寝のタイミングと被ったりしたとき。
昼食後の満腹感でまったりしているタイミングでベビーカーに乗せると、2時間くらいは平気で寝ていましたね。
これが抱っこ紐だと、肩や腰が痛くなって2時間は苦行でしかありません。
なので、ママにとっては、ベビーカーで寝てくれると負担も減ると思います。
ベビーカーでお昼寝をさせるときに気を付けるべき3つのこと
一方で、お昼寝をベビーカーでさせる時には、布団で寝かせる時とは違う留意点もあります。
赤ちゃんの安全面に配慮するためにも、睡眠環境をチェックしてくださいね。
ベビーカーでお昼寝をさせるときの留意点①日陰を作る
赤ちゃんの睡眠サイクルを作るためにも、ベビーカーに限らず、睡眠時には少し暗くしてあげることが環境を整える上で大切です。
今時のベビーカーは、屋根が開閉式になっていたり、空気が循環しやすい工夫がされていると思います。
ただそれでも日陰が足りない場合には、タオルを洗濯バサミでくっつけるなどして、暗い空間を作ってあげましょう。
なかなかベビーカーで眠れない赤ちゃんも、この工夫をすることで寝付きやすくなりますよ。
ベビーカーでお昼寝をさせるときの留意点②空気が通る環境を作る
ベビーカーは空気が循環しやすい作りになっています。
とはいえ、夏場は特にコンクリートからの距離も近くなるので、大人の体感よりも赤ちゃんは暑く感じています。
手持ちのファンやうちわを使用して、常に空気が通っている空間を作ると、熱中症対策にもなりますよ。
また、赤ちゃんは汗をかきやすいので、保冷ジェルを取り付けたり汗を吸収するパットを使用することをおすすめします。
ベビーカーでお昼寝をさせるときの留意点③虫除け対策
赤ちゃんは、体温が高いので、特に夏場や梅雨の時期は蚊に刺されやすいです。
私の娘は10ヶ月の時、ずっと室内で遊んでいたのに、なぜか両腕にたくさん蚊に刺されて腫れ上がったことがありました。
肌が弱いので、すぐに腫れてしまうんですよね。
それ以降は、本人に虫除けパッチを貼ることはもちろん、ベビーカーにも虫除けパッチを貼って、虫除けスプレーをしてから外出するようになりました。
日焼け対策と同じように、虫除け対策も大切になります。
ベビーカーをハイローチェアの代わりにするときのポイントは?
ベビーカーを部屋の中で使うという場合、ハイローチェアの代わりとしてつかうのもオススメです。
意外と使う期間が短く、購入をためらってしまう方も多いハイローチェア。
あればもちろん便利なのですが、どうしよう…と迷っているご家庭も多いです。
そんなご家庭にオススメなのが、ベビーカーを代わりに使うという方法です。
ハイローチェアは、自動でも手動でも、ゆらゆらとした揺れを作り出すという働きが一番大切です。
ベビーカーを代わりに使う時には、この揺れを再現してあげることがポイントとなります。
赤ちゃんをベビーカーに乗せてゆらゆらしてあげることで、赤ちゃんも心地の良い揺れで眠たくなること間違いなしですね。
しかも、ベビーカーを使うことで、赤ちゃんがベビーカーに慣れてくれるというのも嬉しいポイント。
実際に外にお散歩する時も、いつも慣れているベビーカーでお出かけをすると、赤ちゃんも安心しておでかけすることができますよね!
ハイローチェアの購入に迷っているご家庭は、一度試してみてはいかがでしょうか。
ベビーカーを部屋で使う!のまとめ
ベビーカーを部屋で使うということについて見てきました。
色々な所で活躍してくれるベビーカー。
余っているベビーカーがある場合には、部屋の中で使うという方法を是非お試しください。
意外な便利さにびっくりするかもしれませんよ。