
赤ちゃんの離乳食が始まるころって、嬉しさと同時に小さな不安もつきものですよね。
初めての“食べる練習”にワクワクしながらも、
「どんなスプーンを使えばいいの?」
「素材や形って関係あるの?」
と悩むママやパパも多いと思います。
私も最初の頃は、可愛いデザインばかりに目がいって、深く考えずに選んだスプーンであげてみたら、赤ちゃんがあまり口を開けてくれなくて焦ったことがありました。
そのとき初めて「スプーンひとつでも食べやすさってこんなに変わるんだ」と実感したんです。
フィーディングスプーンとベビースプーンの違いを知っていれば、そんな戸惑いも減らせたかもしれません。
実はこの二つ、見た目が少し違うだけで使うタイミングも目的もまったく別のものなんです。
フィーディングスプーンは親があげるためのもので、ベビースプーンは赤ちゃんが自分で食べるためのもの。
ほんの少しの形や素材の違いが、赤ちゃんの“食べたい気持ち”を支える大切なポイントになります。
この記事では、私自身の経験もまじえながら、それぞれのスプーンの違いと選び方をていねいに紹介していきますね。
あなたの赤ちゃんが食事の時間をもっと楽しめるように、安心して選べる情報をお届けします。
「フィーディングスプーン」と「ベビースプーン」って何が違うの?
赤ちゃん用のスプーンは見た目が似ているものが多いですが、実は
「誰が使うか」
「どんな目的で使うか」
で大きく役割が違います。
最初に離乳食を始めたとき、私も「どっちを買えばいいの?」「違いってそんなに大事なの?」と戸惑いました。
でも実際に使ってみると、赤ちゃんの口の開き方や食べ方、さらには“食事を嫌がる・笑顔になる”の差まで変わってきたんです。
ここではそれぞれの特徴や、どんなタイミングで使うのがいいのかを詳しくお話ししますね。
フィーディングスプーンは“親が食べさせるためのスプーン”
フィーディングスプーンは、まだ赤ちゃんが自分で食べることが難しい時期に、親が食事を口へ運んであげるためのスプーンです。
持ち手が長く設計されているのは、赤ちゃんを抱っこしたり支えながらでも手元が安定しやすいようにするため。
先端が細く、スプーン部分が浅めなのも、赤ちゃんの小さな口に優しくフィットさせるための工夫です。
初めて離乳食をあげる時期って、赤ちゃんが「口を閉じる」「ごっくんする」だけでも大きなチャレンジですよね。
だからこそ、口当たりのやさしい形状や素材がとても大切になってきます。
ステンレスやシリコン、プラスチックなど素材によっても感触が違うので、最初のうちは柔らかめの素材を選ぶと安心です。
私自身も初期の頃は、熱伝導しにくいシリコンのものを愛用していました。
ベビースプーンは“赤ちゃんが自分で食べるためのスプーン”
離乳食が進んでいくと、赤ちゃんは自然と“自分でやってみたい”という気持ちが強くなっていきます。
そのタイミングで使うのがベビースプーンです。
フィーディングスプーンとは逆に、短くて太めの持ち手が特徴で、赤ちゃんの小さな手でもしっかり握れるように作られています。
スプーンの先が丸く厚みがあるものは、口を傷つけにくくて安心。
私の子もこのスプーンを持たせた瞬間から、興味津々で口へ運ぼうとしていました。
もちろん最初はうまくすくえず、こぼしてしまうことの方が多いけれど、その“自分でできた”の積み重ねが食事への自信につながるんですよね。
それぞれの役割を知ることが「食べる楽しみ」につながる
この二つのスプーンの違いは、単なる形状の差ではなく
「親から食べてもらう時間」
「自分で食べる時間」
をどうサポートするかの違いでもあります。
最初のうちはフィーディングスプーンで“安心して食べる感覚”を育て、慣れてきたらベビースプーンで“自分で食べる喜び”を感じさせてあげる。
そんな風に使い分けていくと、赤ちゃんが食事をポジティブに捉えやすくなります。
私も「食べさせる」と「見守る」の切り替え時期に少し戸惑いましたが、スプーンを変えただけで“食べ方のスイッチ”が入ったように感じました。
赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ移行していこう
スプーン選びの正解は「月齢」よりも「その子のペース」にあります。
早く持たせた方がいいと思っても、嫌がるなら無理に進める必要はありません。
逆に、食べることに興味を示してきたら、多少こぼしてもベビースプーンに切り替えてOKです。
成長のタイミングに合わせてフィーディングスプーンとベビースプーンを上手に使い分けていくことで、食事がストレスではなく“親子で楽しめる時間”になります。
赤ちゃんにとって食べることは「生きる力を育てる第一歩」です。
その大切な瞬間をサポートするスプーン選び、焦らず丁寧に見つけていきましょうね。
“どちらがいつ必要?”タイミングと使い分け方
赤ちゃんの成長は本当に早くて、昨日まで食べさせてもらっていたかと思えば、今日はもう自分でスプーンを持ちたがることだってありますよね。
でも「どのタイミングでフィーディングスプーンからベビースプーンに変えたらいいんだろう?」と悩む声もよく聞きます。
私自身も初めての育児では、いつどのスプーンを使えばいいのかがわからず、買ったスプーンをうまく活かせないままサイズアウトしてしまったこともありました。
ここではそれぞれのスプーンをどの時期にどう使っていくか、赤ちゃんの発達や食事の段階に合わせた“スプーンの使い分け”について詳しくご紹介しますね。
離乳食初期にはフィーディングスプーンが安心
離乳食を始めたばかりの頃、赤ちゃんはまだ座ることも不安定で、上手にごっくんするのもこれからの練習です。
そんなときに大人がコントロールしやすく、赤ちゃんの小さな口にも無理なく入りやすいフィーディングスプーンはとても重宝します。
持ち手が長いので支えながらでも口元にスッと運びやすく、先端の形状もペースト状の食べ物がちょうどよくすくえるようにできているんですよね。
私が最初に買ったのは、先端がシリコン素材のもので、ちょっとでも赤ちゃんが「嫌」と思わないように口当たりを重視しました。
思っていた以上に赤ちゃんって敏感なんだなと感じた瞬間でした。
「やってみたい」が出てきたらベビースプーンへ切り替えを
離乳食中期から後期にかけて、赤ちゃんが自分の手でスプーンをつかもうとする動きが出てきたら、それは“自分で食べたい”サインかもしれません。
そんなときは、思い切ってベビースプーンを渡してみてください。
もちろん最初はうまくいかず、こぼしたり、口にうまく入らなかったりします。
でも、私はその姿を見るたびに「ちゃんと成長してるなあ」ってうれしくなりました。
大切なのは上手にできることよりも、やってみようとするその気持ちを応援してあげること。
ベビースプーンは短めで持ちやすく、赤ちゃんの手の大きさに合うよう設計されているものが多いので、安全に“自分で食べる”の第一歩を支えてくれますよ。
焦らなくて大丈夫、赤ちゃんのペースがいちばん
スプーンの切り替えに“絶対このタイミング”というルールはありません。
「まだ食べさせたいけど、興味を持ち始めてる」「持たせてみたけど嫌がった」など、赤ちゃんによって反応もタイミングも本当にさまざまです。
私も焦って早くベビースプーンに切り替えたら、うまくいかずにごはん時間が険悪ムードになってしまったこともありました。
でも結局は、赤ちゃんが「やってみたい」と思ったその瞬間がベストなタイミングなんだと気づかされました。
食べることがイヤになってしまわないように、スプーン選びや切り替えもその子のペースを見ながら、ゆっくり進めていけるといいですね。
素材別に見るメリット&注意点
スプーン選びで意外と見落としがちなのが「素材」の違いなんです。
私も最初は「かわいい色ならOKでしょ!」くらいの感覚で選んでしまって、使ってみてから
「あれ?思ったより冷たい…」
「なんか匂い残る?」
と気づくことが多くて、結局買い替えることになったんですよね。
赤ちゃんは大人よりずっと感覚が繊細だから、素材のちょっとした違いで「食べたくない!」になってしまうことも。
ここでは代表的な3つの素材、ステンレス・プラスチック・シリコンそれぞれの良いところと注意点を、体験もまじえながらお伝えしますね。
ステンレス製スプーンの魅力と注意点
ステンレス製はとにかく丈夫で長く使えるのが魅力です。
見た目もすっきりしていて、洗いやすくて清潔感もあって、実際に私も「消毒しやすい」「匂いがつきにくい」という理由で選びました。
特に離乳食初期って「ほんとにこの状態で保存して大丈夫?」って思うくらい不安があるから、しっかり煮沸できる素材だと安心できるんですよね。
ただし、ステンレスには熱伝導がいいという特性があるので、熱い離乳食をすくったときにスプーンの先端が思った以上に熱くなってしまうことがあるんです。
赤ちゃんの唇が「熱っ」となったことがあり、それからは「温度チェック」を習慣にするようにしていました。
また、素材が固いため、うっかり赤ちゃんの歯ぐきにガツンと当たってしまったこともあって、動きの活発な時期や自分で持ち始める頃には向いていないかもしれません。
プラスチック製スプーンの軽さと扱いやすさ
プラスチック素材はとにかく軽くて、カラフルで可愛いデザインが豊富なので、ついつい「これいいかも!」って手が伸びちゃうんですよね。
しかもお手頃価格なので試しやすいというのも大きなメリット。
私も最初は「何本か試してみたい」という気持ちでプラスチック製を選びました。
口当たりも柔らかめで、スプーンを嫌がる様子もなかったです。
ただ、使っていくうちに気になったのが「色移り」と「傷の入りやすさ」。
カボチャやトマト系の離乳食をあげたあと、洗ってもなんとなく黄色っぽさが残ったり、小さな傷が入ってそこに汚れが入り込みやすくなったりしました。
耐久性はそれほど高くないので、こまめに買い替える必要がある素材ともいえます。
シリコン製スプーンのやさしさとデリケートさ
シリコン製はやわらかさがダントツで、赤ちゃんの口に優しくフィットしてくれる感触が特徴です。
私も初めて離乳食をあげるときに「絶対に口を痛くしたくない!」と思って、ふちがふにゃっとしたシリコン製を選びました。
赤ちゃんも口にスプーンを入れられることを嫌がらず、スムーズに食べてくれたのを覚えています。
ただし、柔らかい分「すくいにくさ」を感じる場面もありました。
特におかゆがさらっとしているときは、スプーンの先がたわんでしまって、うまくすくえないんですよね。
また、プラスチックほどではありませんが、色やにおいが残ることもあります。
消毒方法によっては変形することもあるので、対応温度や消毒方法をしっかり確認してから使うのがおすすめです。
失敗しないスプーン選びのポイント
赤ちゃんの離乳食用スプーンを選ぶときって、売り場にずらっと並んでいるだけで「どれにしたらいいの…?」と途方に暮れてしまうことありますよね。
私もはじめて買いに行ったとき、パッケージに
「初めてにぴったり」
「赤ちゃんの手にフィット」
「成長に合わせて使える」
と書かれたものがたくさんあって、正直どれも良さそうに見えてしまって決めきれなかったんです。
だけど実際に使ってみると「これ、持ちにくい…」「すくいにくい…」と後悔することもあって、やっぱり選び方には“ちょっとしたコツ”があるんだなって痛感しました。
ここではそんな私の失敗談も交えながら、初めてでも安心して選べるスプーン選びのポイントを紹介しますね。
成長段階に合ったスプーンを選ぼう
まずいちばん大切なのは、赤ちゃんの発達段階に合ったスプーンを選ぶことです。
「いつからベビースプーン?」「フィーディングスプーンはいつまで?」という疑問がよく出ますが。
これは月齢で区切るより“今、赤ちゃんがどんな食べ方をしているか”で見てあげるのがおすすめです。
まだ食べさせてもらうだけの時期なら、フィーディングスプーン。
自分で手を出して持とうとしたら、ベビースプーンを渡してみる。
その切り替えタイミングは、赤ちゃんのサインに気づいてあげることから始まります。
「すくいやすさ」と「口当たりのよさ」は両方大事
スプーン選びでよくあるのが「親の使いやすさ」と「赤ちゃんの食べやすさ」が両立していないパターンです。
私も以前、すごく持ちやすいスプーンを買ったのですが、先が硬すぎて赤ちゃんが顔をそむけてしまって失敗したことがあります。
逆に、やわらかくて口に優しいものを選んだら、今度は食材が全然すくえなくてストレスに…。
だからこそ、「すくいやすさ」「口当たりのよさ」両方のバランスが取れているものを選ぶのが大事なんですよね。
手に取ったときのフィット感や、すくったときの食材のまとまり方は、レビューや口コミでも確認しておくと安心です。
消毒・洗いやすさは意外と毎日のストレスに直結する
赤ちゃんの食事アイテムって「清潔に保てるか」がとても重要です。
私も最初の頃は「とりあえず見た目がかわいいものを…」と思っていたのですが、いざ使い始めたら
「煮沸できない」
「変形する」
「細かい溝に食べ物が詰まる」
など、思いがけない苦労が多かったんです。
毎日何度も使うものだからこそ、レンジ消毒できるか、煮沸は可能か、すき間にカビがたまりにくい構造かどうかはしっかり見ておきたいポイントです。
特に夜間や疲れているとき、「さっと洗える」「すぐ乾く」って本当に助かるんですよね。
“好きなデザイン”も大切な選ぶ理由になる
最後にもうひとつ、私が心からおすすめしたいのが「気に入った見た目のものを選ぶ」ことです。
これは冗談じゃなくて、毎日の食事のたびに使うスプーンだからこそ、ちょっとでも
「この色かわいい」
「キャラクターが好き」
そう思えるものだと気分も上がるんです。
赤ちゃんだって、カラフルなスプーンを見て笑顔になることがあるし、「今日はこれで食べようか」と選ぶ楽しさにもつながります。
もちろん安全性が第一ですが、「ママやパパが使っていて気持ちが明るくなる」という視点も、スプーン選びでは大切にしてほしいなって思います。
実体験から感じた「これ、買って良かった!」という瞬間
スプーンなんて、どれも同じだと思っていました。
最初にそう感じていた私は、赤ちゃん用品売り場で「何でもいいから1本買おう」と軽い気持ちで選んでしまったんです。
だけど、いざそのスプーンで初めての10倍がゆをあげてみたら、赤ちゃんが口を開いてくれなくて固まってしまって…。
なんだかこちらも焦って、あたふたしながら時間だけが過ぎていく、そんなスタートでした。
結局そのスプーンは固すぎて、赤ちゃんの唇に当たるたびに違和感があったようで、まったくうまくいかなかったんです。
でも、次に選んだのは“口当たりがやさしい素材で、少しカーブがあって口にフィットしやすい”というレビューの多かったフィーディングスプーン。
これが本当に使いやすくて、「んっ」と口を開けた瞬間、もう感動でした。
スプーンひとつで、あんなにスムーズに“食べる”が始まるなんて思ってもいなかったから、私も、そして赤ちゃんも、きっとホッとしたんだと思います。
その後、自分で食べたがるようになってからは、ベビースプーンへ。
短くて丸っこい持ち手のスプーンを渡したら、自分の手でぎゅっと握って、一生懸命口に運ぶ姿に胸がじんわりしました。
うまく食べられない日もあったけれど、「自分で食べたい」という気持ちに寄り添えたことが、私にとっても育児の大きな喜びになったんです。
だから今、スプーン選びに悩んでいるママやパパには、こう伝えたいです。
「たかがスプーン、されどスプーン」なんです。
赤ちゃんの“はじめての一口”を支えるのは、小さな1本のスプーンかもしれません。
その1本が、食べることへの不安をやわらげたり、自分でやってみる気持ちを後押ししてくれたりするんですよね。
使って良かったと思えるスプーンに出会えると、食事の時間がもっと優しくて、もっと楽しくなっていきますよ。
まとめ
離乳食のスプーン選びって、ほんの些細なことに見えるかもしれません。
でも実は、赤ちゃんにとって「食べることを好きになるかどうか」を左右する大切な入り口なんですよね。
はじめて口にするものが固すぎたり、大きすぎたり、冷たすぎたりすると、赤ちゃんはそれだけで不安を感じてしまうことがあります。
反対に、口にすっとフィットして心地よいスプーンであれば、それだけで「食べるって楽しいかも」と感じてもらえる可能性がぐっと高まります。
フィーディングスプーンとベビースプーンは、ただの呼び方の違いじゃなくて、赤ちゃんが「食べさせてもらう」時期から「自分で食べる」段階へと進む中で、必要な役割を担ってくれる存在です。
だからこそ、成長のペースやその子の好みに寄り添いながら選ぶことが大切です。
私自身、何本も試して失敗したからこそ言えるのですが、「いいスプーン」は食事の時間そのものを変えてくれます。
うまくいかない日があっても、スプーンを変えたらニコッと笑ってくれたあの瞬間が、今でも忘れられません。
焦らなくて大丈夫です。
まずはママやパパ自身が「これなら安心してあげられそう」「自分も楽しく使えそう」と感じられるものを手に取ってみてくださいね。
赤ちゃんと一緒に“食べる”時間を少しずつ、心地よいものに育てていけますように。
