自分での歯磨きや、仕上げ磨きを毎日しているのに、こどもの口臭が気になることってありませんか。
虫歯なのか、食べ物の影響なのか、大人の口臭予防はよく聞きますよね。
でも、こどもで口臭が気になる場合はあるのでしょうか。
また、これが原因で友達に指摘されて嫌な思いをさせるのもかわいそう。
改善できる方法があるなら改善していたいですが、何科に相談すればいいのでしょうか。
日々、気を付けたほうがいいことなどはあるのでしょうか。
子供の口臭が治らない!考えられる原因はどんなこと?
こどもの口臭は、だれにでもあるものです。
なのですが、大人の口臭とは違うことがあると覚えておいてください。
こどもの口臭のタイプ
こどもの口臭といっても、様々なタイプがあります。
例えば、
①一日中においが気になる
②体調が悪い時に気になる
③時々においが気になる
④3歳になってから急に気になるようになった
⑤思春期になってから気になるようになった
などです。
また、どのタイミングで口臭が気になるようになったのかで原因も変わってきます。
こどもの口臭の考えられる原因
次に、考えられる原因について見ていきます。
それが原因で口臭が発生することも。
虫歯予防はもちろん、虫歯ができている場合は歯医者さんに連れて行ってあげましょう。
口が開いていると乾燥状態が続くので、口の中に菌が侵入しやすくなります。
また、菌が広がりやすくなります。
これも、虫歯や歯周病の原因になります。
噛まずに食事をすると、唾液が口の中で十分に出ないので歯周病菌が洗浄されません。
歯周病予防には、よく噛んで食べることが大切です。
さらに、精神的なストレスなどから口臭が気になる場合もあります。
ストレスでも、唾液の分泌が減り乾燥に近づきます。
なので、こどもの口臭が急に気になりだしたら、体調や環境の変化などで精神的なストレスを感じていないか注意が必要です。
口臭が気になるときには何科を受診すればいい?
口臭が気になるときに受診できるのは、
- 歯医者
- 口臭外来
一度気になると、親も臭いに敏感になってしまいます。
他人が気になるほどの口臭なのかどうかを、受診して先生に判断してもらうのも必要です。
まずは、歯医者さんで虫歯の有無を診てもらい、口臭の有無も相談してみてください。
歯医者さんによっては、「口臭外来」を設置しているところもあるので調べてみるのもいいかもしれませんね。
子供の口臭はストレスからくることも!口臭は体調のバロメーター!
では、ストレスが原因で子供の口臭を診てもらいたいときは、何科を受診できるのでしょうか。
口臭の状態から、おすすめの受診先を紹介します。
子供の口臭の受診先①耳鼻科
こどもの口臭の原因は、様々です。
虫歯や歯周病以外にストレスなどが関係している場合は、口臭が急に強くなってきたりもします。
長い間続くようであれば耳鼻科の受診をおすすめします。
子供の口臭の受診先②小児科
口の乾燥が原因の口臭であれば、呼吸器系の病気が関係していることも。
必要であれば、小児科に相談するのもいいでしょう。
口臭といっても、原因は様々に考えられることがわかりました。
単純に、虫歯や歯周病が原因だけではありません。
ストレスが関係してくることもあるので、日ごろから、こどもの口臭を体調チェックのバロメーターとして確認することも大切です。
自宅でもできる口臭ケア
では、ここからは自宅で出来る口臭ケアについてご紹介します。
おやつなどは、だらだら食べ続けるのをやめさせて決まった時間に食べさせるようにしましょう。
この歯垢が分解されるときに、悪臭が発生します。
歯垢をできるだけ溜めないように、食べたらすぐに歯磨きをする習慣を身につけさせましょう。
また、仕上げ磨きも、夜の寝る前に必ずしてあげましょう。
鼻づまりなどで口呼吸になってしまう場合は、耳鼻科に相談し鼻づまりを解決させましょう。
寝起きは特に乾燥しているので、朝の歯磨きが終わったらたっぷりと水分を取らせてあげましょう。
子供の口臭のまとめ
何度も言うように、こどもの口臭の原因は様々です。
家庭で気が付いた時には、すぐにフォローしてあげましょう。
また、こどもが成長していくと口臭に対して指摘されることで心に傷ができることもあります。
口臭のことは、大人でも指摘しにくいデリケートなことですよね。
なので、子供の気持ちも考えながらフォローしていくように心がけてあげてください。
さらに、お友達などから指摘されるのも本人にとっては辛いことです。
ですので、いち早く親が気が付いて対応してあげましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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