男の子を優しい子に育てるには?今日からできる5つの声かけ習慣

「うちの子、もっと優しくなってほしいな」って思うこと、ありませんか?

お友達にすぐ手が出てしまったり、弟や妹に乱暴にしてしまったり。

「男の子ってどうしてこんなに荒っぽいんだろう…」とため息をついているお母さん、実はとても多いんです。

「このままで大丈夫かな」「私の育て方がいけないのかな」と不安になる気持ち、すごくわかります。

でも大丈夫です。

男の子を優しい子に育てることは、ちゃんとできます。

今日からできる声かけのコツを、一緒に見ていきましょう。

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男の子は「関わり方」次第で必ず優しくなれます

まず、大事なことをお伝えします。

男の子が優しくなれるかどうかは、生まれつきの性格だけで決まるわけではありません。

「男の子だから仕方ない」と思わなくて大丈夫です。

優しさや思いやりは、生まれながらに備わるものではなく、周囲との関わりを通じて少しずつ発達していく力だとされています。

つまり、親の声かけや関わり方の積み重ねが、子どもの優しさを育てる大きなカギになります。

焦らなくていいんです。

毎日のほんの小さなやりとりが、じわじわとお子さんの心を育てていきます。

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なぜ男の子は優しさが育ちにくいと感じるの?

「うちの子だけ荒っぽいのかな」と思うと、余計に不安ですよね。

でも実は、男の子の優しさが育ちにくいように見える理由には、いくつかのわかりやすい背景があります。

感情を言葉にする力がゆっくり育つ

子どもの発達において、気持ちを言葉で表現する力は少しずつ育っていきます。

男の子は女の子に比べて、この「感情を言語化する力」の発達がゆっくりなことが多いとされています。

つまり、「悲しい」「悔しい」「びっくりして怖かった」という気持ちを言葉にできないから、代わりに体を使って表現してしまう。

それが「乱暴」に見えてしまうことがあるんです。

乱暴にしたくてしているわけじゃない、ということが多いんですよね。

「男らしさ」の刷り込みが影響することも

「男の子でしょ、泣かないの」「男なんだから強くなきゃ」という言葉、無意識に使っていませんか?(私も以前、ついやってしまっていました…反省)

こういった声かけが積み重なると、男の子は「感情を表に出してはいけない」と学んでしまいます。

感情を自分で表現できなくなると、相手の気持ちに共感する力も育ちにくくなると言われています。

「優しさ」の土台は、実は「自分の感情を知ること」なんです。

「優しさのお手本」を見る機会が少ない

子どもは見て学びます。

日常の中で「優しさのお手本」に触れる機会が少ないと、優しい行動のイメージが育ちにくくなります。

親自身が周りの人に優しくしている姿を見せること(モデリングと呼ばれます)が、子どもの優しさ育てにとても効果的だと言われています。

「こうしなさい」と教えるより、親が体で見せる方が、子どもにはずっと伝わりやすいんです。

正直に言うと、私も最初は「男の子ってそういうもの」と半分あきらめていました。

でもあるとき、息子が公園で友達を泣かせてしまって。

叱るだけじゃ変わらないと気づいて、声かけを変えてみたんです。

それから少しずつ、息子の言葉が変わってきて…「○○くん、泣いてたね」って自分から言えるようになったとき、じわっと嬉しくなりました。

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今日からできる!男の子を優しい子に育てる5つの習慣

では具体的にどうすればいいのか。

毎日の生活の中ですぐ使える声かけや習慣を5つご紹介します。

どれか一つからでも、ぜひ試してみてください。

① 感情に「名前」をつけてあげる

子どもが泣いたり怒ったりしたとき、「うるさい!」「なんで泣くの!」と言いたくなる気持ち…わかります(でもここが分岐点!)。

そこで代わりに使ってほしい言葉が、「今、悔しかったんだね」「びっくりして怖かったね」という、感情を言葉にしてあげる声かけです。

親が気持ちに名前をつけてあげることで、子どもは自分の感情を言葉で表現できるようになっていきます。

これが「相手の気持ちを想像する力=共感力」の土台になります。

難しくないので、まずここから始めてみてください。

② 「他の子の気持ち」を一緒に考える

お友達を叩いてしまった、おもちゃを取ってしまった。

そんなとき、ただ叱るのではなく「○○ちゃんはどんな気持ちだったと思う?」と一緒に考えてみましょう。

最初はうまく答えられなくて大丈夫です。

「痛かったかな」「悲しかったかな」と親が一緒に考えてあげるプロセスそのものが、共感力を育てます。

「泣かせてしまったとき、自分はどんな気持ちだった?」と子ども自身の気持ちも聞いてみると、さらに効果的です。

自分の気持ちに気づくことで、相手の気持ちも理解しやすくなるとされています。

③ 「優しくできた瞬間」を見逃さず、具体的に褒める

子どもが自然に優しい行動をした瞬間、すかさずキャッチしてください。

「今、ドア開けてくれたね。ありがとう。すごく助かったよ!」という、具体的な声かけがポイントです。

漠然と「偉いね」「いい子ね」と言うより、「何をしたから喜ばれたのか」が子ども自身にわかると、その行動が定着しやすくなります。

少し大げさなくらいに喜んで見せるのがコツです。

④ 絵本の読み聞かせを活用する

「感情」や「思いやり」をテーマにした絵本は、子どもが感情移入しやすい最高の教材です。

読み聞かせのあとに「この子、どんな気持ちだったと思う?」と一言聞くだけで、自然と共感力を鍛えるトレーニングになります。

繰り返し読むことで物語が心に深く刻まれ、「もし自分がこの立場だったら?」と想像する力が養われていくとされています。

「これは勉強だよ」なんて言わなくていいんです。

楽しみながらでOK。

うちの息子がずっとお気に入りだったのは「ぐるんぱのようちえん」。

読んだあとに「ぐるんぱ、悲しかったと思う?」って聞いたら、しばらく考えて「でも最後は嬉しかったんじゃない」って答えてくれて。

そういう会話が自然にできるようになって、絵本の力ってすごいなと実感しました。

⑤ 親自身が「ありがとう」「ごめんなさい」を見せる

これが実は一番大切かもしれません。

子どもは、親が言葉で教えることより、親の行動を見てまねします。

パートナーや家族に「ありがとう」「ごめんね」を自然に言っている場面を、子どもに見せてあげてください。

「言いなさい」と教えるより、見て学ぶ方がずっと子どもの心に入ります。(言ってることとやってることが違うと、子どもってちゃんと気づいているんですよね。これが一番グサッときた気づきでした)

やってしまいがちなNGな声かけも知っておこう

良かれと思ってやりがちでも、実は逆効果になることがあります。

知っておくと防げるので、確認してみてください。

  • 「男の子でしょ、泣かないの」と感情を否定する
  • 乱暴にしたときだけ叱って、優しくできたときはスルーしてしまう
  • 子どもの前で誰かの悪口を言ったり、人を責める言葉を使う
  • 「なんでできないの!」と行動ではなく人格を責める言い方をする
  • 「悲しい」「怖かった」と感情を出したときに「そんなことで」と流してしまう

特に「男の子だから」という言葉は、意識していないとついつい出てしまうもの。

でもこの一言が積み重なると、男の子は「感情を表に出してはいけない」「感情は弱さだ」と学んでしまいます。

なかなかすぐには変えられなくても、気づいたときに少しずつ直していけば大丈夫です。

また、優しくできなかった行動に対しては「あなたはダメな子」ではなく「その行動がいけなかった」と分けて伝えることが大切です。

人格を否定されると、子どもは自信をなくし、かえって他の人に優しくできなくなってしまうとされています。

まとめ:男の子の優しさは「毎日の小さな積み重ね」で育ちます

今日お伝えしたことを整理しますね。

男の子を優しい子に育てるために必要なのは、特別な教育法でも、高いおもちゃでもありません。

毎日のちょっとした声かけと、親自身の在り方の積み重ねです。

  • 子どもの感情に名前をつけてあげる(「悔しかったんだね」)
  • 他の子の気持ちを一緒に考える時間をつくる
  • 優しくできた瞬間を具体的に、大げさなくらい褒める
  • 絵本の読み聞かせで感情移入の力を育てる
  • 親自身が「ありがとう」「ごめんなさい」を見せる

優しさは、生まれつきではなく「育てるもの」です。

そして育てられるのは、毎日そばにいるあなただからこそ。

今日すべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫です。

一つでも「やってみようかな」と思えることがあれば、それで十分です。

「こんなにちゃんとできるかな」って思わなくていいんです。

子育てって、うまくいかない日があって当然だから。

「今日は感情に名前をつけてあげられた」「今日は一緒に気持ちを考えられた」そんな小さな一歩の積み重ねが、お子さんの心をじわじわと育てていきます。

この記事を最後まで読んでくれているあなたは、もうすでに十分、お子さんのことを大切に考えているお母さんだと思います。

一つだけ、今日試してみてくれたらうれしいです。