先日、我が家の3歳の娘は幼稚園で初めての遠足がありました。
普段は給食なので、はじめてのお弁当に親子ともにわくわく。
ところが後日もらったお知らせには“お弁当は「おにぎりのみ」にしてください”との指定が。
どんなおかずを入れようかな、なんてのんきに考えていたわたしは。
「おにぎりだけって、逆にどうしたらいいの!?」
と、頭を悩ますことになりました。
そこで今回は、幼稚園のお弁当がおにぎりのみの場合に
★具に何を入れたら良いのか
★子どもが喜ぶかわいい詰め方のポイント
について、詳しく見ていきましょう。
お弁当におにぎりだけだと栄養不足!?栄養満点な具材には何がある?
お弁当におにぎりだけだと栄養不足にならないかが気になりますよね。
でもそんなに心配しなくて大丈夫。
それが毎食となると話は別ですが、たまにある1日のなかのたった1食のこと。
足りない栄養は、朝・晩のごはんで補えば良いんです。
実は農林水産省も、食事の栄養バランスについて「3日~1週間単位でとれれば良い」と提唱しています。
それにそもそも子どもって好き嫌いもあるし、きちんと考えて作っても食べてくれないことだってありますよね。
なので深く考えなくても大丈夫です。
おにぎりの栄養満点な具材は何がある?
とはいえ、せっかく作るなら子どもに少しでも栄養を摂ってもらいたいですよね。
そこで、手軽に作れて栄養満点なおにぎりの具材を3つ紹介します。
栄養満点なおにぎりの具材①じゃこやしらす干し
カルシウムやたんぱく質がたっぷり含まれているのはもちろんですが、子どもの脳の発達に大事なDHAも豊富に含まれています。
じゃこやしらす干しを入れるだけで、簡単に栄養満点のおにぎりができますよ。
ごまやかつお節を一緒に混ぜると、さらに栄養価アップです!
栄養満点なおにぎりの具材②ひじきの煮物
不足しがちの鉄分強化にぴったりなひじきのおにぎり!
娘は普段ひじきの煮物を食べてくれないのですが、おにぎりに混ぜ込むとパクパク食べてくれます。
甘いだしの味付けがごはんに合っておいしいんだと思います。
特に野菜やおあげの入ったものなら、栄養バランスもさらにばっちりですね。
ただし夏場は煮汁で傷みやすいので、避けてください。
栄養満点なおにぎりの具材③お肉
遠足や運動会の時におにぎりを作るなら、やっぱり食べてパワーを補ってもらいたいですよね。
しかもお肉のおかずって子どもも大好きで、お弁当の定番だと思うんです。
でもおにぎりのみのお弁当だと入れられない・・・。
そんなときは、おにぎりの具材にしちゃいましょう!
焼いたお肉やウインナー、ミートボールや市販の冷凍食品のからあげを切って入れてもいいと思います。
スタミナ満点のおにぎりが、手軽にできちゃいますよ。
お弁当におにぎりだけの詰め方は?かわいく見えるポイント
おにぎりのみのお弁当でも、やっぱり開けたときに「かわいい!」「おいしそう!」と思ってほしいですよね!
どんな風にすれば子どもが喜ぶ詰め方ができるのか、かわいく見えるポイントを3つご紹介します。
子どもが喜ぶおにぎりの詰め方の4つのポイント①のりに工夫をする
顔をつけたり、ハートや星形に切り抜いておにぎりをデコったり・・・
そんなときに焼きのりはとても万能です!
のりを切るのは細かい作業で少し大変なので、頻繁に作る方はのりパンチがおすすめです。
ちなみに特別な道具を使わなくても、のりを細めの長方形に切って格子状におにぎりに乗せるだけでも、簡単にかわいいチェック柄のおにぎりが作れます。
我が家は朝ご飯にもおにぎりを作ることがあるのですが、少し時間のある日にこれをするだけでも「かわいいー!」と大喜びしてくれます。
また、のりの他にも薄焼き卵やハムを型抜きしておにぎりに乗せるのも手軽でおすすめです。
子どもが喜ぶおにぎりの詰め方の4つのポイント②彩りのいいおにぎりを作る
ケチャップライスや炊き込みご飯など、色つきのおにぎりがあるとそれだけで映えますよね!
市販のふりかけや混ぜごはんの素で、彩りの良いおにぎりを作るのも一つの手です。
お花のチップやキャラクターの顔が入ったふりかけもあるので、スーパーで子どもと一緒に選ぶのも良いと思います。
見た目にもこだわれて、味付けも簡単にできるので一石二鳥です!
子どもが喜ぶおにぎりの詰め方の4つのポイント③柄や絵のついたラップでくるむ
「おにぎりラップ」という、その名の通りおにぎりをくるむためのラップがあります。
たとえば「へんしんおにぎりラップ」というアイテム。
色々なキャラクターや絵柄があり、くるんでシールで留めるだけでおにぎりが華やかになるとても便利なアイテムです。
簡単にかわいいおにぎりができるので、忙しい朝にはもってこいだと思います!
ただ一つ注意点があって、小さな子どもには開け方が少し難しいかもしれません。
我が家も最初はこれで包んでお弁当箱に入れてあげようと思って買って、家で練習がてら使ってみましたが上手く開けられず。
食べるときにシールを剥がすのが、3歳の娘にはまだ難しかったようです。
またどうしても、包むために1つのおにぎりを少し大きめに作らなければいけません。
なので、体の小さい娘は少し食べにくそうでしたので、注意が必要です。
「へんしんおにぎりラップ」の詳細を見てみる
子どもが喜ぶおにぎりの詰め方の4つのポイント④おかずカップの上に乗せる
最終的に我が家はこの方法で詰めました。
お弁当のおかずを詰めるときによく使うおかずカップの上に、おにぎりを乗せるだけです
(少し大きめのおかずカップがおすすめです。)。
あとはそれをお弁当に詰めるだけ!
カラフルな物や、色々な絵柄の付いたものおかずカップがあるので、それだけでかわいいおにぎり弁当が簡単にできます。
ご紹介した方法の中で一番手軽に、しかも何のテクニックも使わずにできるので、ぜひ1度試してみてください。
もちろん子どもにとっての第一は「食べやすさ」なので、食べやすい大きさや、食べきれる量で作ることを前提に作ってくださいね。
ちなみに我が家のおにぎり弁当の中身は
- のりで顔をつけた鮭フレークのおにぎり
- ひじきの煮物の混ぜ込んだおにぎり
- ケチャップライスの中に半分に切ったミートボールを入れたおにぎり
帰ってくるなり「おいしかった!」と喜ぶ笑顔が見ることができたので、初めてのおにぎり弁当は大成功だったと思います。
幼稚園の遠足でおにぎりはラップに包んだ方が食べやすい?
おにぎりをそのままお弁当箱に詰めると、
- おにぎり同士がくっついて取り出しづらかったり
- 食べるときに手にくっついてベトベトになってしまったり
それだと遠足では食べづらくて時間がかかってしまいそうですよね。
では、おにぎりをラップに包むとどうでしょう?
おにぎりをラップで包んでからお弁当箱に詰めれば、手にくっつくことなくキレイに取り出すことができます。
でも、子どもによってはラップをはがすのが難しく感じてしまうこともありそうで心配ですよね。
幼稚園のおにぎりのラップの包み方!食べやすいポイントは?
おにぎりのラップをはがすのが苦手な子供にとっても食べやすい、そんなおにぎりのラップの包み方を見ていきましょう!
おにぎりのラップの包み方①マスキングテープでラップの端に目印
どこからラップをはがしていいのかわからなくなってしまう子どもには、ラップの端っこをマスキングテープでとめるのがおすすめです。
ラップの端をおにぎりの下半分あたりの位置に合わせ、両端の余ったラップを折りたたみます。
おにぎりの上部で余ったラップは折りたたまずに、くるくるとねじり、その部分をマスキングテープで軽くとめておきます。
そうすれば簡単にラップをはがすことができます。
おにぎりのラップの包み方②スティックおにぎりにしてキャンディー包み
おにぎりというと丸や三角のイメージですが、食べやすさで選ぶならスティックおにぎりが1番かもしれません。
おにぎりを棒状にしてラップを巻いたら、両端の余ったラップをねじってキャンディー包みにします。
ラップを片側からはずせば、手を汚すことなくおにぎりを食べることができます。
シールやリボンで飾れば見た目も簡単におしゃれになりますよ。
幼稚園でおにぎりのみの具のまとめ
幼稚園のおにぎりのみのお弁当について見てきました。
おにぎりだけでも、子どもが喜ぶかわいいお弁当は作れます。
また入れる具材次第で、栄養満点のおにぎりを作ることもできます。
それに万が一少し彩りが悪くても、栄養が偏っていても大丈夫。
「大好きなママが作ってくれた」ということだけで、子どもはじゅうぶん嬉しいものです。
ぜひ楽しく、愛情いっぱいのお弁当を作ってみてくださいね。