お祭りや学園祭に行くと必ずに目にする「わたあめ」。
キャラクターの絵の描かれたぱんぱんに膨らんだ袋に入って売られていますよね。
こどもにねだられることもしばしば。
しかし、あのぱんぱんに膨らんだ袋はどうやって入れているのでしょうか。
また、あんなに膨らませなくてはいけないものなのでしょうか。
今日は、そんな謎についてお話させていただきます。
わたあめを袋に上手に入れる入れ方は?くっつかないコツは?
お祭りの屋台でわたあめを売っているおじさんたちは、おおきなわたあめを作ったあと上手に袋にしまっていますよね。
「まさに職人技!」なのでしょうか。
調べた結果、職人でもなんでもありませんでした・・・。
お祭りなどで使われているおおきな綿菓子機には、手前に袋を掛ける為のフックがあります。
そのフックを使用すると、簡単にビニール袋にわたあめを入れることができるのでした。
袋に入れたあと、袋を空気でぱんぱんにするには空気を入れる機械を使って空気を入れます。
間違っても、自分の口をつけてふくらましたりしないようにしてくださいね。
わたあめを入れる袋には空気を入れる必要がある?
わたあめは、できた瞬間から周りの湿気などを吸収してしぼんでいってしまいます。
出来立てをすぐに食べることが一番いいのですが、大きいわたあめを一度にこどもが食べきるにはかなり難しいですよね。
また、お祭りなどでも、あらかじめ作られたわたあめを袋に入れて販売されています。
あのわたあめの袋がぱんぱんに膨らんだ状態で売られているのは、単純にわたあめがしぼんでしまうのを防ぐためです。
わたあめは、吸湿性が高いので作ってしばらくたてばしぼんで硬くなってしまいます。
そうすると「わたあめ」ではなくなってしまうので、空気を入れた袋に入れて湿気を防いでいるのです。
また、空気を入れずに袋にわたあめを入れると、袋の内側にわたあめがべたべたとくっついてしまいます。
なので、そうならないように空気をしっかりと入れて内側に綿あめが付かないように工夫されています。
わたあめの袋をオリジナルで作りたい!どこで作れるの?
上手にわたあめを作れるようになったら、ラッピングにもこだわりたいですよね。
こども向けには、キャラクターの書かれた袋などが専門店などで販売されています。
ですが、大学の学祭などで販売する場合は、もう少し大人向けのデザインの袋を作ってみたくないですか?
自分でオリジナルの袋を作ってみる
やはり、個性をだしてかわいいわたあめを売りたいのであれば、無地の袋に自分たちでアレンジを加えるのもいいでしょう。
一枚、一枚、イラストを入れていくのは枚数が多いと大変です。
ですが、シールを張ったり、リボンをつけたりするのであれば、前もって準備することもできます。
お客さんにお渡しするときに、袋にシールを貼ってリボンで結ぶこともできます。
お客さんんに好きなシールやリボンを選んでもらうのもいいですね。
袋自体に絵をかいたり、メッセージを入れたりする場合は、油性ペンでも問題はありませんが、臭いが気になる人もいます。
「マーカーペン」であれば、臭いもそんなに気にならずにメタリックのペンがおすすめです。
色々な種類が販売されているので、かわいく仕上げるにはこういったペンが便利ですよ。
印刷業者に依頼をして作ってもらう
ネットで検索をすると、ポリエチレン製の袋に自分でデザインしたものを印刷してくれる業者もたくさんあります。
受注ロットは、各社で違いますが大量に袋が必要な場合は、こういった会社を利用するのが便利でいいですよね。
また、経費を少しでも抑えるのであれば、もともと印刷されている袋を購入するのでいいですね。
オリジナルのデザインを入れてもらうと、業者とのやり取りも何度かすることになりますし、デザインによっては価格が高くなる場合もあります。
業者があらかじめ印刷している袋を販売していて、気に入ったものがあれば。
それを注文することで一回でやり取りも完結しますし、追加料金も発生しません。
わたあめの袋に入ってる空気のまとめ
わたあめの袋に入ってる空気はなぜ必要なのか?ということについて見てきました。
お祭りで定番のわたあめも今は、色々と進化をしていますよね。
割りばしにくるくると巻き付けて作るわたあめですが、カラフルなものも出てきています。
また、わたあめのアレンジメニューもたくさんあります。
カクテルの上にカラーわたあめをのせてみたり、わたあめでグラス自体を覆って可愛く仕上げたり。
または、わたあめは元は砂糖なのでコーヒーや紅茶、などにのせてもいいですね。
大きいわたあめの販売と並べて、こういったアレンジドリンクも一緒に展開してみてはどうでしょうか。
他のお店と差別化できて、大人気になること間違いなしですよね。