亡くなった人の通帳が出てきたらどうすればいい?どんな手続きが必要になる?

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親戚や家族が亡くなると、気持ちの整理がつく間も無く、見送らなければいけないことが辛いことですよね。

でも、同じくらい遺品整理が辛いと思っている方がいます。

中でも、通帳の管理や相続において、

「どのような手続きをしたら良いのか。」
「本人がどこまで管理をしていたのかわからない。」

といったことで、大変な思いをする方も。

私の曽祖母が亡くなってもう10年が経とうとしていますが、最近通帳が出てきて、親戚一同驚きを隠せなかったなんてこともありました。

亡くなった人の通帳が出てきたらどうしたら良いのか、困っていたとしてもこの記事を最後まで見れば安心して、手続きを済ませられますよ。

後々の負担を軽くするためにも、早めに手続きをしましょう!

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亡くなった人の口座を解約しないとどうなる?ずっとそのまま残すことも可能なの?

亡くなった人の口座を解約せずに、そのまま放置しておくと入手金といった手続きが出来なくなります。

仮に、故人が残った家族のためにお金を残していてくれたとしても、使えることなく終わってしまうかもしれないのです。

そんな勿体無いことのないように、手続きを早めに済ませましょう。

手続きをして終えば、口座に預金を残すことも出来るので、安心してくださいね。

亡くなった人の通帳はすぐに凍結される

そもそも、金融機関の名義人の人が亡くなった場合には、すぐに通帳の口座が凍結される仕組みになっています。

口座が凍結されてしまうと、現金の引き出しが出来なくなったり、公共料金の引き落としもストップするのです。

そして、亡くなった人が払っていた公共料金などは、マイナスの相続財産として、原則として、相続人となる妻や子供が一度負担する仕組みになっています。

凍結した口座を解除するには?

最初に、金融機関に口座凍結解除を依頼すると、必要な書類を提出してほしいと言われることが一般的です。

その書類の提出を完了することによって、口座の凍結は解除されます。

口座を解除した後には、元々の口座にあった預金を別の指定口座に移したり、新規の口座に全てまとめて管理しておくことになります。

書類さえ提出してしまえば、スムーズに手続きを終えることが出来るので、安心です。

金融機関によっては、提出の書類の他にも手続きが必要になるかもしれないので、金融機関に行く前に、事前に電話などをして問い合わせておくことをおすすめします。

10年以上手続きをしないと手数料を払うことにも?

通帳をそのまま保管しておくことは不正ではありません。

だけど、10年以上の期間口座を使っていないと、休眠口座の扱いになり手数料を払わなければいけないかもしれません。

もしも亡くなった人の口座が休眠口座と金融機関が認めたら、金融機関から預金保険機構に移されてしまって、ボランティアや慈善活動に活用することが法律で決められているのです。

その手数料は、年間で1000円~3000円なんてところもあるようなので、もったいないですよね。

手数料だけ取られて、預金残高が減ってしまう可能性も考えられるので、休眠口座になる前に、手続きは済ませておいたほうが良さそうです。

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亡くなった人の通帳は記帳しても問題ない?何か特別な手続きは必要なの?

亡くなった人の通帳は、原則取引は停止されていますが、ATMからであっても記帳は出来るようになっている金融機関がほとんどです。

記帳ができない場合には、金融機関の窓口に申し出れば、記帳をしてくれます。

記帳を急ぐ必要は特段ないのですが。

例外として、亡くなった方の財産が相続税の控除額を超えていて、受け取る側が申告をする必要がある場合には、急いだ方が良いです。

年間110万円までの贈与は非課税なのですが、110万円以上を超えている場合には、以下の手続きを早めに済ませておきましょう。

相続税の申告のために必要な手順は?

必要な手順はとても簡単なもので、金融機関の窓口から「取引履歴」という書類を取り寄せるだけです。

亡くなった人と相続人となる人の関係性がわかる戸籍や身分証明書などが必要になります。

金融機関によっては、他に必要な書類もあるかもしれないので、事前に確認をしてから窓口まで行きましょう!

取引履歴の書類をもらう手数料は高いって本当?早めの申請が良い?

実は、取引履歴の書類を入手することは簡単なのですが、手数料が高いのがネックなんですね。

亡くなった人の時期から今どのくらい経過しているかによって、取り寄せる年数も異なってきます。

例えば、証明書が1ヶ月分で300円の手数料だとしましょう。

単純計算をして、1年分でも18000円、3年分だとしたら54000円にも膨らみます!

でも、この手数料は金融機関によって違うので、1年分で1000円程度のところもあります。

手数料でこんなにも取られるとなると、痛い出費になることは間違いなさそう。

このことも踏まえて、早めの手続きの完了がやっぱり良いと思います。

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亡くなった人の通帳が出てきたら?のまとめ

身内が亡くなると、様々な準備や片付けに追われて、ついつい面倒になりがちな書類関係の整理が後回しになってしまいます。

でも、口座を解約しないと、デメリットになってしまうことの方が多く、金銭面でも痛い出費が重なってしまう場合もあるのです。

家族や親戚で協力をしながら、早めに手続きを済ませて、落ち着いて故人を見送れる環境が整うことを願っています。