ウールを着てもチクチクしない人は何が違う?快適に着るテクニック

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秋、冬になってくるとおしゃれをするのも楽しくなってきますね。

そんな中、寒くなってくるとウール素材の服を着たくなってきます。

せっかくの温かいウールのセーターを着た時。

背中や首の周りが「チクチク」することはないですか?

最初は、その服だけが自分の肌に合わないのかと思っていても、同じような素材のものは「チクチク」する。

よく見てみると「ウール」が使われていたという人も多いのではないでしょうか。

「自分だけ?」「安物?」「こういうもの?」と、周りに相談するほどでもないけど気になりますよね。

どうして、チクチクするのか。

どうしたら、チクチクしないのか、詳しく見ていきましょう。

綿100なのにチクチクするのはなぜ?!ポリエステルの方が快適なんてことはあるの?

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実際に綿100%なのに「ちくちく」する場合は、あります。

なぜなら、綿でも強くねじってつくられた糸などをつかうと硬くなってしまうからです。

なので、人によっては、ちくちくした感触になります。

ポリエステルは、フリースなどに使われている柔らかい起毛素材にも使われています。

素材というよりも扱い方や加工方法で、感触がまったく違うものになる場合があります。

ちくちくしない素材の選び方は「刺激を与える素材を避ける」

ちくちくしない素材の選び方としては、「刺激を与える素材を避ける」ということがポイントです。

ナイロンやポリエステルといった化学繊維、麻やウールといった繊維が固いものは避けた方が無難ですね。

綿を選ぶときのポイントは「ネームタグ」

綿100%であれば、なんでも大丈夫!というわけではありません。

要注意なのが、「ネームタグ」です。

首元や腰のところに付いていたりしますが、タグが体に擦れると違和感をおぼえることがある人もいるのではないでしょうか。

基本的に、ネームタグの素材はポリエステルです。

しかも、ネームタグは当たり前のようについていますが、丈夫に作られているので硬くて刺激を受けやすいです。

タグをなくした衣類も最近は発売されているので、そうした服を選ぶのもいいですね。


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セーターのチクチクをなくす方法!敏感肌におすすめの対処法

敏感肌の人は特にニットやセーターを着ると肌がちくちくして、痛かったり痒かったりしますよね。

でも、暖かい服が着たいですよね。

そこで、敏感肌の方でもちくちくをなくす方法を考えてみました。

色々と試してみてください。

セーターのチクチクをなくす方法①肌に直接触れることを避ける

ちくちくから解放されるためには、肌に直接繊維が当たらないことが大前提です。

セーターを着る時には、必ず重ね着をしてください。

長袖タイプの肌着を着て、肌を守ってください。

セーターのチクチクをなくす方法②柔軟剤で柔らかくする

柔軟剤を使って洗濯をすると、ニットの仕上がりがふんわりとします。

細かな繊維が柔らかく、落ち着きます。

中性洗剤で手洗いをした後に柔軟剤を使うと、より柔らかくなります。

セーターのチクチクをなくす方法③ゆったりと着ることができるシルエットを選ぶ

ゆったりと着られる、大きめのタイプを選びましょう。

ぴったりとした形よりも肌にかける負担は低くなります。

セーターのチクチクをなくす方法④洗濯のときのすすぎはしっかりとする

洗濯をするときには、繊維に洗剤が残らないようにすすぎをしっかりと行ってください。

他の衣類と通常モードで洗濯した場合も、セーターやニットだけは更にすすぎを2回くらい追加するくらいが目安です。

ウールがちくちくする理由

最後に、「ウール」がチクチクする原因について、改めて見ていきましょう。

ウールは、羊毛や羊毛からできた毛糸や織物のことです。

保温性と吸湿性がいいので人気の素材です。

ただ、ウールがちくちくしてしまう原因が3つあります。

ウールがちくちくする理由①ウール繊維が太い

ウールの繊維が太いと、ちくちくとした刺激を感じることがあります。

特に日本人は、22μ(ミクロン)以上になるとちくちくを感じると言われています。

髪の毛が約50~100μなので参考にしてみてください。

ウールがちくちくする理由②肌トラブル

肌が、乾燥すると刺激に弱くなります。

乾燥から、かゆみや痛みを感じることがあるので、特に冬場になると空気が乾燥し、肌にも影響を与えるでしょう。

そうなると、肌が乾燥してしまい、ちくちくに敏感になります。

混合ウールの場合は、汗を貯めこんでしまうこともあります。

柔らかく湿った状態の肌は、少しの刺激にも敏感になり、ウールの刺激をさらに受けてしまいます。

ウールがちくちくする理由③のりなどによる刺激

新しいセーターなどは、作られる過程でのり(糊)や薬品が残っていることも。

買ってきてそのまま着ると、そののりや薬品がお肌を刺激することがあると言われています。

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ウールを着てもチクチクしない人は何が違う?のまとめ

ウールを着てもチクチクしない人は何が違うのか?ということについて見てきました。

これから、大活躍してくれるセーターやニットを快適に着る方法についてお話させていただきました。

せっかくデザインが気に入って購入した服でも、実際に着てみると不快感があるとストレスにしかなりませんよね。

お話させてもらった内容を参考に、快適におしゃれを楽しんでもらえたらうれしいです。