お弁当は冷ましてから、蓋をしてカバンに入れたほうがいいというのは有名ですね。
でも、お弁当を作り終わってから湯気が出ない程度に冷めるまでは結構な時間がかかります。
季節にもよりますが、常温で冷ました場合30分程度かかります。
うっかり寝坊して急いでお弁当を作った日にそんな時間はありませんよね。
なんとかしてお弁当を早く冷ます方法はないのでしょうか?
お弁当を素早く冷ます方法は?
調べてみると、お弁当を素早く冷ますには3つの方法があるようです!
みなさん冷蔵庫、保冷剤、扇風機を上手く利用していました。
確かに常温で放置しておくよりも早く冷ますことができそうですね。
扇風機の場合は風が直接当たってしいます。
なので、お弁当の中に
「のり」
「ふりかけ」
「キャラ弁の飾り」
などの吹き飛ばされてしまいそうなものがあったら要注意です!
お弁当を冷ましてから蓋をする理由は?
お弁当を冷ましてからでないと蓋をしてはいけないのにはきちんとした理由があります。
温かくて水分の多い場所は雑菌が繁殖しやすく、食べ物がとても傷みやすいのです。
温かいまま蓋をしめたお弁当箱の中は熱が逃げにくく、湯気で満たされてしまいます。
するとお弁当箱の中は雑菌が好む場所になってしまい、食中毒の原因になりかねません。
なので、必ずお弁当は冷ましてから蓋をしめてくださいね。
私は試しにしばらく蓋をしてみて、蓋に水分(湯気)がつかなくなるまで冷ますようにしています。
時間がなくても冷蔵庫、保冷剤、扇風機を使ってしっかり冷ましてから持っていくようにしましょう!
お弁当を温かいまま冷蔵庫に入れるときに注意したい2つのこと
1番簡単に冷ますことができそうなのは冷蔵庫です。
でも、冷蔵庫で冷ますときに注意しておきたいことがあります。
お弁当を冷蔵庫で冷ますときの注意点①蓋をしてはだめ
蓋をしてから冷蔵庫に入れると、お弁当内の熱が湯気となり、蓋に水分がついてしまいます。
その水分がお弁当に入ると食材が痛む原因になります。
また、べちゃっとして味も落ちてしまうので、冷蔵庫に入れるときは蓋をせずに入れてくださいね。
お弁当を冷蔵庫で冷ますときの注意点②他のものに影響が出る
温かいお弁当を冷蔵庫に入れれば、当然ですが冷蔵庫内の温度が上がります。
お弁当は冷めるかもしれませんが、冷蔵庫の中にある他のものの品質が落ちる可能性があります。
必ず粗熱をとってから冷蔵庫に入れるようにしてください。
いきなり冷蔵庫に入れて冷ますのは危険だということがわかりましたね。
お弁当を冷ますために無茶をしたら冷蔵庫が壊れてしまった、なんてことは避けたいものです。
そのためには、冷蔵庫に入れる前の段階としてお弁当の粗熱をとるのがとても重要です。
そこで、お次は粗熱を素早くとる方法をご紹介します。
冷蔵庫に入れる前に一工夫してみてください!
冷蔵庫に入れる前に一工夫!簡単に粗熱を取る方法
では、ここでは簡単にお弁当の粗熱を取る方法を2つお伝えします。
簡単にお弁当の粗熱を取る方法①お弁当箱につめる前に広げる
お弁当箱は小さいのでおかずやごはんが密集していて冷めにくいです。
できれば、お弁当箱に入れる前におかずやごはんを広げておきましょう。
下に保冷剤を敷いた金属トレーの上におかずをならべれば、一気に冷ますことができます。
簡単にお弁当の粗熱を取る方法②冷めにくいものから用意する
ごはんや、よく火を通す必要のあるおかずは、とても冷めにくいです。
そのため、1番はじめに準備を始めましょう。
そのほかのものを準備している時間に広げておけば、その分粗熱がとれます。
お弁当が熱いまま蓋を閉めるのはNG!?保冷剤を使ってスピード冷却!
お弁当を冷ますには保冷剤も重要なアイテムです。
保冷剤を使うときは、お弁当箱の下に敷く形で使うのがオススメです!
お弁当の下に保冷剤を敷くことで、急速にお弁当が冷めていきます。
蒸気が逃げるスペースを確保するために、少しずらして蓋をおければ。
蓋の上にも保冷剤が置けるのでさらに急速に冷ますことができます。
そのときに注意点が1つ。蓋についた水分はきちんと拭き取るように気を付けてくださいね!
保冷剤は、小さなものでももちろん効果があります。
更に、アイスノンのような大きなものだと、より早くお弁当を冷ますことができそうです!
蓋を開けたままで冷ますとごはんの乾燥が気になる場合は、「ごはんの上に海苔をのせる」、「ふんわりとラップをかける」などしてみてくださいね。
お弁当がまだ熱いまま蓋をしてしまった!時間がないときどうすればいい?
お弁当の食材を傷めないように、お弁当をしっかり冷ましてから持って行くことが大切です。
まずはお弁当を冷ますために、冷ます時間を確保する必要があります。
ただ、分かってはいるけど、ついうっかり寝坊してしまうことってありますよね。
「お弁当を冷ます時間がない。どうすればいいの?」
と悩んだことありませんか?
お弁当を冷ます時間がないとき①冷凍食品を保冷剤代わりに使う
お弁当の粗熱を少しでも早く取るために、自然解凍できる冷凍食品をおかずとして入れてみましょう。
冷凍食品が保冷剤代わりになります。
時間がない日はおかずを作る暇がないと思うので、冷凍庫から取り出してお弁当箱にポンと入れるだけなので一石二鳥です。
最近は自然解凍できる冷凍食品の種類も増えているので、冷凍庫に何品か忍ばせておくと便利です。
私も仕事をしていた時、自然解凍できる冷凍食品はよく使っていました。
冷凍食品以外にも凍らせたゼリーをお弁当箱に入れる方法もあります。
おかずだけでなく、デザートも持って行くことができるのでおすすめですよ。
お弁当を冷ます時間がないとき②傷み防止シートを使う
「時間がなくてお弁当が十分冷めていないのに、フタをしないと遅れてしまう!」そんなときもありますよね。
そんなときには「傷み防止シート」を使ってみましょう。
傷み防止シートには、雑菌の繁殖を抑える効果があります。
お弁当の上にシートを載せることだけなので、手間もかかりません。
100均にも売られていてコスパもいいので、ぜひ使ってみてくださいね。
お弁当を冷ます時間がないとき③保冷バッグに保冷剤を入れて持ち運ぶ
とにかくお弁当が冷めるように、お弁当の持ち運びの時は保冷バッグに保冷剤を入れてとにかく冷やしましょう。
保冷バッグ
- はかさばる
- ごっつい
でも、かばんに入れやすいポーチ型や、そのまま持ってもおしゃれなデザインの保冷バッグもあるので、好みの保冷バッグを持っているといいですよ。
お弁当を冷ます時間がない人に!これで解決3つの方法!のまとめ
「お弁当を冷ます時間がないときの素早く冷ます方法」について見てきました。
一生懸命作ったお弁当に雑菌が繁殖して食中毒になってしまったなんてことがないように。
お弁当はしっかり冷ましてから蓋をしたいですね。
保冷剤と扇風機を使って粗熱をとり、あとは冷蔵庫にいれておくのが1番よく冷めそうだなと私は思いました。
すべてのワザを集結させて冷ますことができれば最強です!
あとは、
- 冷めにくいものから作るなど順番を工夫する
- 冷めやすい小ぶりなサイズのおかずにする
ついつい時間がぎりぎりになってしまった日も、焦らずに色々な方法をミックスさせてきちんとお弁当を冷ますようにしてくださいね!