暖かくなってくると、旬を迎えるのがアサリです。
身が太ってきておいしくなるのもこの頃からです。ゴールデンウィークのころには、潮干狩りにいかれるかたも多いのではないでしょうか?
持ち帰る時あさりは「クーラーボックス」いれられるとおもいます。
でも、あさりをお家にもって帰ったはいいけど、なんだか元気がなくって砂抜きが上手にできない…なんて経験、ありませんか?
そこで、山から浜辺に嫁いだ私が、姑に聞いたクーラーボックスでアサリを持ち帰るとき
「新鮮なままの状態でアサリを持ち帰る方法」
「失敗しないアサリの砂抜きの方法」
私の失敗談とともに、姑から教わった方法をご紹介したいと思います。
潮干狩りでとったアサリを新鮮なまま持ち帰る方法
では、まずは私が姑から教えてもらった、「潮干狩りでとったアサリを新鮮なままの状態で持って帰る方法」をご紹介しますね。
潮干狩りからあさりを持ち帰るために用意するもの
- 保冷剤
- 2Lのペットボトル(海水を入れて持ち帰ります)
- アサリを入れる袋
- 新聞紙
アサリの砂抜きは、クーラーボックスでも出来るのです。でも、砂抜きは家に持ち帰ってからにしましょう。
車や電車でクーラーボックスがゆれてしまうと、アサリがストレスに感じて死んでしまうからです。
せっかくの新鮮なアサリなんですから、まずは鮮度を落とさずにもって帰りましょう。
あさりを新鮮なまま持ち帰る準備をしよう
まず、クーラーボックスの底に保冷剤をいれましょう。
次に、その保冷剤の上に新聞紙をひきます。この新聞紙は、アサリに直接保冷剤が当たらないようにするためのものです。
アサリが、直接保冷剤に触れてしまっては、凍ってしまって死んでしまいますよ。凍らせるのはアサリの砂抜きがおわってからです!!
あさりを新鮮なまま持ち帰るときのポイント
クーラーボックスの中にしいた、新聞紙の上にアサリを置くのですが、ビニール袋などに入れても入れ口は閉じないでおくことがポイントです!
だってアサリも生きているんです。空気がないと、息ができなくて窒息してしまいます。
新聞紙を湿らせて、上からフワッとかけてあげておくといいですよ。
あと、もう1つ気を付けないといけないのが「アサリを入れた袋に海水は入れない」ということです。
海水があるとあさりの口が開いてしまって、アサリから管(くだ)がでてきてアサリが海水を吸ったり吐いたりします。
そんな風に、あさりの管が出ている状態で持って帰ったりしてしまうと、クーラーボックスが揺れたときにアサリ同士がぶつかって管がちぎれてしまいます。
家に帰ったときには、クーラーボックスの中のあさりが悲惨なことになってしまいますよ。
あとは、持って行ったペットボトルに海水を持って帰るのも忘れずに!持ち帰ったあとの「アサリの砂抜き」に使用します。
あさりを持って帰るときの私の失敗談
私は、海水がないと持って帰るときにアサリが死んでしまうと思っていました。
なので、クーラーボックスの中に海水を入れて、その海水の中にアサリを沈めて持ち帰ったこともありました。
そのときは、とても残念なことになってしまい悲しい思いをしたことがあります。
みなさんは、同じような失敗をしないように気を付けてくださいね。
持ち帰ったアサリの失敗しない砂抜きの方法
無事に家に着いたらいよいよアサリの砂抜きです。
持ち帰ったクーラーボックスをそのまま使いますよ。
あさりを持って帰ったらすぐにすること
まずは、あさりを持ち帰ったら、すぐにクーラーボックスの中のものを全部出しましょう。
長い間、クーラーボックスの中にいたあさりは疲れているので、できるだけ早めに出してあげましょうね!
全部出し終わったら、クーラーボックスの底に、「アミ」や「ざる」などを入れます。
ちなみにわたしは、揚げ物の時に使う「トレイのアミ」を使っていますよ。
あさりの砂抜きの仕方①あさりをクーラーの中に並べて置いていく
クーラーボックスの中に置いたアミの上に、アサリを並べます。
出来るだけアサリが重ならないように、間隔をあけてくださいね。
アサリが重なっていると上のアサリが吐いた砂を、下のアサリが吸ってしまって砂抜きにならないからです。
あさりの砂抜きの仕方②クーラーボックスの中に海水を入れてアサリの砂抜き開始
アサリを並べたら、ペットボトルに持ち帰った海水を「アサリの半分くらいの高さ」まで入れます。
海水を入れたら、クーラーボックスの上にそっと新聞紙をかぶせて、4時間から5時間待てば砂抜きの完了です。
クーラーボックスのふたは開けたままにするか、割り箸をはさんで半開き状態にしておいて下さいね。
完全に閉めてしまうとアサリの息ができなくなって、アサリが死んでしまいますよ。
あさりの元気がないときの砂抜きの対処法まとめ
潮干狩りから持って帰ったアサリを見て、姑にダメ出しを食らってしまった、何とも懐かしい思い出です。
でも、そのときに姑から「あさりの持ち帰り方」や「あさりの砂抜き」の正しい方法を聞いてからは、失敗することなくおいしくいただいてます。
みなさんには、せっかく潮干狩りで頑張ってとったあさりを持って帰るときに、私のような失敗することなく、おいしいアサリを味わっていただければうれしいです。