冷凍チャーハンの賞味期限切れには意味がある?賞味期限を延ばす裏技!?

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皆さんは冷凍食品は食べますか??

最近の冷凍食品は本当に美味しくて、我が家でもちょこちょこお世話になっています。

特に、冷凍チャーハンは色々な味が販売されているので、レンジでチンしただけで簡単に本格的なチャーハンが食べられるので、私も大好きです。

でもこの冷凍食品、みなさんは賞味期限は気にして食べていますか?

冷凍にしているものは何となくいつまでも食べられるような気がしますが、実はこの冷凍食品にも賞味期限はしっかり設定されています。

冷凍された冷凍食品の場合、賞味期限を過ぎたら食べられなくなるのでしょうか?

冷凍チャーハンの開封後の賞味期限は?開封前とは何が違うの?

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冷凍の食品というのは、基本的には賞味期限が長く、長期的に保存しておくことが可能です。

それでもやはり食品ですので、当然ですが賞味期限はあります。

賞味期限切れの冷凍チャーハンはいつまで食べられる?

冷凍食品の多くは、未開封の場合半年~1年ほどの賞味期限になります。

賞味期限はあくまで「美味しく食べられる期限」なので、実際にはその期間以上のもつと考えられますよね。

そして冷凍食品の場合、-18度以下の条件で冷凍保存することが前提として考えられています。

でも実際には、冷凍庫の開け閉めなどで庫内の温度は安定しないことが考えられます。

そのようなことも予測されて、冷凍食品は実際の賞味期限よりも早めに記載されている・・・ということもあります。

冷凍チャーハンもそのようなことが考えられますので、「賞味期限切れから1~2か月ほどであれば食べることができる」と言われています。

人によっては「いやいや、何をもったいない!1年ぐらい過ぎてても食べられるよ!」という方もいるようですが、それはさすがにオススメはできません。

あくまで-18度以下で保存していることが前提となりますので、基本的には賞味期限を大きく過ぎた冷凍食品は食べないほうが賢明かもしれませんね。

開封後の冷凍チャーハンの賞味期限は?

では、一度開封した冷凍のチャーハンは、賞味期限はどうなるのでしょうか?

「少し使ってまたすぐ冷凍庫に戻したから大丈夫でしょ!」などということはありません。

一度開けてしまった冷凍食品は冷凍焼けを起こしてしまいます。

従って、一度開封した冷凍食品の賞味期限は1~2週間ほどと考えられます。

冷凍焼けとは、食品の水分が飛んで失われ、食品が方生成り品質が劣化することをいいます。

これがどんどん進むと、食品は食べられなくなります。

「冷凍してあるから大丈夫!」とは思わずに、一度開封したものは早く食べきるようにしましょう。


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冷凍チャーハンが溶けたあと…再冷凍で保存しても大丈夫なの?

冷凍チャーハンを解凍したのに食べなかった場合、再度冷凍で保存することはできるのでしょうか?

これは、はっきりいって、やめておきましょう!!!

各冷凍食品メーカーも、食品のパッケージに“再冷凍はおやめください”との注意書きがしてあります。

再冷凍してはいけない理由は、大きくわけて2つあります。

一つ目は「品質の低下によるもの」です。

多くの冷凍食品は、メーカーでマイナス30度以下で急速に冷凍されています。

そうすることで食品の細胞組織を壊すことなく、品質を保ったまま冷凍できるのですが、もちろん家庭の冷凍庫ではそんな急速冷凍はできませんよね。

一度溶けてしまった冷凍食品からでた水分は、再度家庭の冷凍庫で冷凍すると氷の結晶となり、元の品質を壊してしまうのです。

元の品質を壊してしまった冷凍食品は、味がとっても落ちてしまいます。

2つ目は、「食中毒の危険性」です。

空気中に浮遊している雑菌が食品に付着すると、食中毒を引き起こす可能性があります。

雑菌が繁殖しやすくなるのは10度以上と言われています。

一度解凍すると食品の温度もあがりますので、雑菌が繁殖するリスクが増加します。

特に、開封した冷凍食品の再冷凍は雑菌の繁殖がさらに高くなりますので、再冷凍はやめましょう。

冷凍チャーハンの場合、未開封であれば食中毒の心配はありませんが、やはり水分が一度でてしまうので、味や食感はあまり良くないようです。

食べられないことはありませんが、私個人としてはオススメはできませんね。

冷凍食品の再冷凍で特に危険な食品は?

野菜からスイーツまで色々な種類のある冷凍食品ですが、特に気を付けたいのが高たんぱく質の食品の再冷凍です。

肉類や海産物は、雑菌が付着しやすいたんぱく質が豊富なので、一度解凍してしまうと雑菌が付着してしまって食中毒の危険性が高くなります。

特に、生のままの再冷凍は絶対にやめてください。

どうしても再冷凍しなくてはいけない場合は、加熱をしてから再冷凍をするようにしてくださいね!

冷凍すると賞味期限が伸びるのはなぜ?

冷凍すると賞味期限が伸びるのは知っているけど、なんでそうなるのでしょうか。

個人の判断にお任せしますが、私はバターとパセリは冷凍であれば一生持つと思っています(笑)

冷凍して賞味期限が伸びるのは、その食品についている細菌が活動を停止するからです。

そもそも食品が腐るのは、細菌が繁殖するからです。

冷凍室はだいたいマイナス18℃ぐらい。

この温度であれば、たいていの細菌は活動できません。

なので、食品の賞味期限が伸びるのです。

この他にも

  • 食品が持っている運動エネルギーが低下するため
  • 酸化の速度が遅くなるため
などの理由があるようです。

一般家庭にある冷蔵庫は、毎日何度も開けたり閉めたりを繰り返すので、冷凍した食品の賞味期限はおおむね1か月ほどです。

しかし、業務用の冷凍庫できちんと管理されている場合は1年以上持つ場合もあるんだそうです。

冷凍食品の賞味期限は真空パックにするとさらに伸びる?

真空パックにしてから冷凍すると、より賞味期限は伸びます。

冷凍食品が劣化するのは、“食品から水分が抜けてしまう”のが最大の理由です。

冷凍食品の劣化を防ぐには、いかに食品を乾燥させずに保つかということが重要なポイントです。

食品を真空にすると、食品にすき間がなくなりますよね。

すき間がある場合は、そのすき間に霜がついてしまいます。

霜は、食品から抜け出てき水分でできています。

…ということは、すき間をできるだけ少なくすると水分が抜け出してこない、ということです。

なので、真空にしてすき間を減らして霜がつきにくい(=食品から水分が抜けにくい)状態を作りましょう。

そうすれば、極力乾燥させずに長期間の冷凍保存ができるのです。

ちなみに、霜がついてしまったりして食品が乾燥することを「冷凍焼け」と言います。

冷凍焼けした食品でも賞味期限内であれば問題なく食べられるのですが、風味が失われているので美味しくありません。

真空パック以外で冷凍食品の冷凍焼けを防ぐ方法は?

真空パックにする以外に冷凍焼けを防ぐ方法は、

  • なるべく冷凍庫の開閉回数を減らすこと
  • 温かい食品を直接冷凍庫に入れないこと
などがあります。

どちらも、冷凍庫内の温度を一定に保つための方法です。

また「砂糖水にさっとつけてから冷凍する」という方法もあります。

水1リットルに対して砂糖1gをよく溶かした水を作り、そこに食品を漬けます。

短時間さっと、で大丈夫です。

漬けたあとはラップにくるんで密閉して冷凍室へ。

砂糖は水と結合しやすいという性質があるので、それを利用して食品から水分が蒸発するのを防ぎます。

この方法を試すことができるのはお肉などの限られた食品でしょうが、是非お試しください。

砂糖の量も少ないので味にはほとんど影響はありません。

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賞味期限切れの冷凍チャーハンはいつまで食べられる?のまとめ

冷凍チャーハンが賞味期限切れのときいつまでなら食べられる?ということについて見てきました。

「冷凍食品だから大丈夫」と安心してしまい、ついうっかり食べるのを忘れていた冷凍食品。

捨てるのは勿体なくてどうしよう・・・という時、ありますよね。

1か月以内くらいであればまだ許容範囲ですが、それ以上の期間過ぎている場合は、いさぎよく処分しましょう。

せっかくの美味しい冷凍食品、美味しく食べられる期間内に是非美味しく消費してくださいね。