紙粘土は柔らかくて扱いやすいので子供が工作したい時にぴったりのアイテムですよね。
おうちで色んな作品を作って楽しんだり、宿題として学校に提出したりすることもあるのではないでしょうか?
紙粘土の作品というと乾かしてからニスを塗るのが定番です。
ですが、ニスを塗らなくても別に問題なさそうですよね…
でも、作品を長期間楽しむにはやはりニスを塗るべきなのです!!
紙粘土の作品にニスを塗ったほうが良い理由
ニスを塗らないと紙粘土の作品は少しずつ乾燥し劣化していきます。
ニスは作品にツヤを出してキレイに仕上げる役割があるのは有名です。
でも、それだけではありません。
乾燥によるひび割れを防止したり、防水効果を発揮します。
作品の強度を高める役割もあるのです。
紙粘土に触れることを目的としていて、そのあとの作品にはあまり興味がない場合は特にニスを塗る必要はありません。
ですが、作品として使用したい時や学校に提出する時はニスを塗って作品を守ったほうが良いでしょう。
ニスを塗るときのポイント
ニスを塗る時はいくつかポイントがあるのでご紹介しますね。
- 作品が乾いてからニスを塗る
- 薄く塗る
- ニスを塗った場所は乾くまで触らない
- 2~3回重ね塗りをする
ニスを一度に厚く塗ると液だれしたり、乾かなかったりと失敗しやすくなります。
時間はかかりますが、薄く重ね塗りするのがキレイに仕上げるコツです。
ニスを塗った場所をすぐに触ってしまうと指紋がついてしまいます。
なので、手で持てる場所を確保しながらパーツ毎に分けてニスを塗るのがオススメです。
ニスを塗って乾かした後にサンドペーパーで軽く研磨すると、よりキレイな仕上がりになるので試してみてくださいね!
ニス塗りは難しく感じるかもしれません。
でも、丁寧に塗ればよりキレイで丈夫な作品が仕上がります。
ぜひ親子で協力してみてくださいね。
ニスを塗りたいけど家にニスがないし余りそうなので買いたくないという時もありますよね。
そんな時はおうちにあるもので代用することも可能ですよ!
紙粘土に塗るニスがない…代用するのにおすすめなのは?
ニスがない時は家にあるものでニスの代わりになるものがあります。
オススメは木工用ボンドです!
木工用ボンドなら家にあることが多いのではないでしょうか?
ニス代用品としてのボンドの使い方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
ニスの代わりに木工用ボンド!?使い方を伝授
ここからは、ニスの代わりに木工用ボンドを使うときの具体的な方法を紹介します。
ニスの代わりに木工用ボンドを使う方法①木工用ボンドと水を1:1の割合で混ぜる
ボンドそのままだと塗りにくいので水に薄めて使います。
あとはニスと同じようにはけを使って作品に塗っていきましょう。
ニスの代わりに木工用ボンドを使う方法②絵具に混ぜる
色塗りをする段階で絵具にボンドを混ぜておきます。
そうすれば、色塗りとボンド塗りの両方を同時に終わらせることができるのでお得です!
ボンド以外にもニスの代わりとして、ネイルのトップコートも使えるようです。
トップコートは元々ハケがついているので、ニスとして使いやすいのもいいところですね。
小さな作品や細かい部分を塗るときに、活用できるかもしれませんね。
ニスに比べて乾きやすいので素早く塗ったほうがムラにならなさそうです。
紙粘土にニスを塗る…スプレーは使っていい?使い方を解説
最近は紙粘土に塗るニスでもスプレータイプのものがあります。
ハケで少しずつ塗るのが面倒な時にとても便利なアイテムですね。
スプレータイプならではのいいところをたくさんご紹介していきます。
ハケで塗るかスプレーで塗るか迷ったらぜひ参考にしてみてください!
スプレータイプの特徴を知って上手に使おう☆
では、スプレータイプのニスの特徴をご紹介します。
スプレータイプのニスの特徴①刷毛で塗りにくい部分にも塗ることができる
細かい部分はハケで塗るのが難しいですよね。
スプレーならどんなところでも簡単に塗ることが可能です。
スプレータイプのニスの特徴②手を汚さずに使える
ハケで塗ると作品を持つ必要が出てくるので手にニスがつきやすいです。
しかし、スプレーなら少し離れたところから使えるので手を汚さずに済みそうです。
その分周りに飛び散ることも考えられるので外で使ったほうが安心かもしれませんね。
スプレータイプのニスの特徴③素早く広範囲に塗ることができる
スプレータイプなら素早く全体に塗れます。
ですが1か所にスプレーが集中してしまうとそこだけ厚くなって液ダレする可能性もあります。
ムラができないように全体に薄く塗るよう注意してくださいね。
大きい作品にニスを塗りたい時はスプレータイプのほうが使い勝手が良さそうですね!
ただし塗るのにコツが必要です。
簡単そうだからといって一気にやらず、丁寧に塗ったほうが失敗せずに済みそうです!
紙粘土にニスを塗ったら強度が強くなる理由!ニス以外で強くすることができるものは?
紙粘土で製作をした後には、仕上げにニスを塗ることが絶対条件になっているのは、ツヤ感を出すことで仕上がりがキレイになるからです。
その他にも、強度が上がるため、フニャフニャの紙粘土が固まって万が一落としてしまっても、ヒビが入りづらいというメリットがあります。
ニスを塗るメリットをご紹介しつつ、もしもニスが足りなかった場合にニスの代用品として使用出来るものもお伝えしますね。
紙粘土にニスを塗る理由!どうしてニスを塗ったら強度が上がるの?
1番分かりやすい理由としては、ニスを塗ることで紙粘土の乾燥によるひび割れを防止したり、防水効果を発揮したりするからです。
効果を最大限に発揮するためにも、作品がしっかりと乾いたらニスを塗ることを徹底しましょう。
また、私の経験から、1回では強度が十分でない作品もあったので、薄くニスを広げる工程を2~3度繰り返すことをおすすめします。
ツヤ感も増すので、キレイに仕上がりますよ。
紙粘土に塗るニスがないとき!木工用ボンドが代用品としておすすめ!
木工用ボンドを水と1:1の割合で混ぜて使うことで、ニスの代わりとして使うことが出来ますよ!
木工用ボンドを水と薄めずに使用すると、乾いた時のムラが出やすいので、水とわりましょう。
また、絵の具で色塗りをする工程が必要な時には、絵の具にボンドを混ぜて使うと時短になります。
ボンドはニスに比べて乾きやすいデメリットがあるので、なるべくササっと塗り終えるようにしてくださいね。
紙粘土にニスを塗らないってアリ?他のもので代用できないの?のまとめ
せっかく作った作品ですからニス塗りで失敗してしまうのは悔しいですよね。
我が家でも一度に大量にニスを塗ってしまってなかなか乾かずに指の跡がついてしまうという失敗をしたことがあります。
ニスを塗る時は焦らずに、薄く塗ることを心掛けてみてくださいね!
それだけで一気に仕上がりがキレイになりますよ。
子どもが小さい場合は、ニス塗りの作業は難しいので保護者の方が手伝ってあげましょう。
完成まで気を抜かずに素敵な作品を仕上げてくださいね。