アレルギーがあると、だいたい鼻水がでますよね。
ですから何のアレルギーかまでは判断ができません。
動物アレルギーだとか花粉症だったりすると、動物を触ったらとか花粉のシーズンだとかで判断できますが、それ以外だと無理ですよね。
アレルギーとして頭に思い浮かばない人も多いと思いますが「カビ」もアレルギー症状を起こします。
なんだかわからないけど、アレルギーっぽい症状がでるなって時は疑ってみてください。
カビアレルギーはカビが繁殖するじめじめした時期に多いので、梅雨時期になるとアレルギー症状が出る場合はカビアレルギーの疑いが濃厚になります。
カビアレルギーの症状は4つあります。
「気管支喘息」
「アレルギー性鼻炎」
「アトピー性皮膚炎」
「過敏性肺炎」
ですから、咳や鼻水、皮膚炎などがずっとおさまらない場合は病院で検査をしてみましょう。
カビのアレルギーかもしれない?!検査できる病院や費用は?
もしかしてカビアレルギー?と思った時は、病院で検査をしてみましょう。
まず、どこの病院に行けばいいのかになりますが、
- 咳や鼻水が主な症状の時は耳鼻咽頭科
- 皮膚症状がある場合は皮膚科
子供でしたらアレルギー科のある小児科などがいいでしょう。
検査の種類は2種類あり、血液検査と皮膚検査があります。
アレルギー検査の種類①血液検査(RAST検査)
花粉や動物アレルギーの検査と同じようなもので、血液を採取してIgEという数値を調べるものです。
高いほどアレルギーが強いということになります。
アレルギー検査の種類②皮膚検査(プリックテスト)
こちらは採血と違って痛くないですし、その場で結果がわかるので子供が検査をするときはこちらを採用している病院は多いです。
検査方法は、腕に針の先を少しだけ刺して傷を作り(ほんの少しなのでちょっとチクっとするだけ)そこにアレルゲンの薬を垂らして10分くらい時間を置きます。
アレルギーがあると大きく腫れ、何もないと無反応ですので、見た目でわかりますよ。
カビだけではなく、ダニやハウスダスト、花粉などの検査もこれで簡単に検査できます。
保険を使って1度に13項目まで検査可能ですので、カビアレルギーではない可能性も考慮していくつか項目を増やしてみるのも大事かもしれません。
皮膚検査の検査費用は健康保険を使って3割の人は1項目50円です。
そのほかの初診料などは病院ごとで違うと思いますが、血液検査に比べてだいぶ安価です。
一度に12項目検査できるので、カビだけじゃなく他のものもついでに検査してもいいかもしれません。
アレルギー性鼻炎の体質改善にはどんなことをするの?
アレルギーになったらもう一生治らないのではと悲観する人も多いと思います。
花粉の時期になれば、
「飲み薬」
「目薬」
「鼻スプレー」
などなど、フルセットを毎日しないとまともな生活ができない!と苦しんでいます。
しかし、不思議なことに同じ空間にいるのに、全く何もない人もいますよね。
何が違うのか?その人と同じ生活を行ったら体質改善するのではと思いませんか?
どうしてアレルギーになるの?①食生活がカギ?!
ちなみにですが、私は花粉症ではないのですが、家族は全員花粉症です。
何が違うのかといえば食生活かなと思います。
食事は同じですが、家族はチョコレートやアイスが大好きです。
私はチョコレートもアイスもほとんど食べません。
我慢しているわけじゃなくて、あまり好きではないのです。
食べると喉が渇くし口の中に甘ったるいのが残るので・・・
どうしてアレルギーになるの?免疫力の低下」や「活性酸素の増加」が原因?!
アレルギー性鼻炎が悪化する人は「免疫力が低下」していたり「活性酸素が多い」可能性が高いです。
免疫力が低下するとよくないというのは、だいたいの人が知っていると思います。
乱れた食生活や寝不足、過労などで免疫力はすぐに低下してしまいます。
ですので、生活習慣を整えることがアレルギー性鼻炎を改善させる第一歩ですね。
活性酸素も体には大事な役割をしていますが、これが増えすぎると体が老化していきます。
活性酸素が増えすぎるとアレルギーがひどくなるだけじゃなく、高血圧や糖尿病・がんや動脈硬化などにもなりかねないのです。
活性酸素を減らすには、抗酸化作用のある食べ物やサプリなどを摂取するとよいですね。
ビタミンやポリフェノールなどは代表的な抗酸化物質です。
野菜を食べたりお茶を飲んだりして、活性酸素を減らしていきましょう。
忙しくてなかなか栄養バランスまで考えていられないという場合は、マルチビタミンのサプリなどもありますよ。
カビアレルギーでの鼻水のまとめ
カビアレルギーの症状は、気管支喘息・鼻水・アトピー・肺炎などの症状があります。
長引く咳などは、肺炎になっている可能性もあるので、一度レントゲンを撮ってみることも大事です。
カビアレルギーの検査方法は、血液検査や皮膚検査があります。
皮膚検査の方が身体的負担も経済的負担も低いのでおすすめです。
アレルギーのもとであるカビを除去することが一番大事なので、お風呂場や部屋の中のカビ発生場所を特定して、きれいにしておくことを忘れずに。
カビを除去したあとは、また発生しないようにアルコールスプレーなどで拭いておくのも効果的です。
お風呂は防カビ燻煙効果のある商品もあるので、これをすれば数か月はカビが生えませんよ。