吹奏楽部のあるあるになっている、部活の時間には学校の最上階に行き、疲れているのに帰る時も階段を下まで降りてを繰り返すのって嫌になりますよね。
私が吹奏楽部に所属していたときは、コンクールやホール練習の前日になると4階から全ての楽器を運んで搬入していたものです。
ティンパニーやチューバを運ぶ作業は腕がパンパンになるくらい毎度辛かった思い出があります。
そもそも学校の最上階に音楽室が設置されている理由は、防音性を高めるためなんです。
また、音楽室に貼ってあるちょっぴり不気味な肖像画は、なんと楽器のおまけでもらったものを貼っているだけなんです!
不気味で厳かな印象とのギャップを感じますよね。
音楽室の天井がギザギザな理由は?音の反響をよくするって本当?
先ほどお伝えしたように、音楽室が最上階にあるのは防音性を高めるためなのです。
音楽室をよく見てみると、天井がギザギザしていたり、壁に穴が空いていたりと普通の教室と造りが違います。
壁の穴に鉛筆をさして抜けなくなり、先生に怒られていた男の子もいましたね。
では、音楽の授業で最適な環境になるよう作られた音楽室の造りについてご紹介をしていきます。
音楽室の天井がギザギザなのは音響をよくするため
音楽室は、音同士がぶつかって音波のトラブルを避けるためというのが主な理由です。
合唱やリコーダーなどの同じ音を大人数で出しても、聞いた時の響きの重なりが良くなるように設計されています。
お風呂場で歌うと「私、歌が上手くなった?」と鼻が高くなりがちな、あの現象と同じように響きが良くなる設計が施されているというわけです!
さらに普通の教室とは違って、合唱で3パートが重なったり、違う楽器との音色の重なりを十分に響かせることができる場所なのです。
音楽室の壁は音を反響させない効果がある
音楽室の壁は有孔ボードといって、音が反響しない効果があり音を外部に漏らさず吸収させる効果も備わっています。
学校内では音楽室の他にも、「体育館」や「放送室」、中には「会議室」に使用されている場所もあります。
この壁のおかげで、音楽室の外への音漏れを防いでいるわけです!
吹奏楽部の自主練の他にも、一般生徒の三送会の出し物や体育祭の声出し練習にも向いている場所ということがわかったと思います。
サプライズの催しは誰にも知られたくないのに、放課後の教室にいたらクラスの1人は入ってきてしまうことって、よくありますよね。
そういう心配が入りませんし、音楽室の新しい使い道が増えると、使用したいと思う生徒も増えそうです!
音楽室に肖像画が貼ってある理由は?肖像画はもともとカレンダー?
元々、楽器を売るために全音楽出版社の社長が、音楽家の肖像画が描かれたカレンダーを配布したのがきっかけで飾られるようになったのです。
音楽室に入ると、ベートーヴェンがにらみつけているようでゾッとしますよね。
メジャーではない作曲家もいて、「このモジャモジャの髪の毛の人誰なんだろう」と思いながら眺めていました。
しかし、現在は「作曲家が怖い」という生徒の声からマイルドに描かれている作曲家を飾っている学校もあるようです。
現在はどのような肖像画が飾られているのか、そして現在ではいくらで売られているのかご紹介をします!
現代の音楽室に飾られている肖像画は怖くない!?
音楽室に飾られている肖像画が、今はマイルドな雰囲気になっています。
PCを使ってパステル調で描かれたイラストに変化してきているのです。
今、音楽の授業が嫌いな生徒が増えていて、その理由として「音楽室が怖いから」が上位に挙げられているというのです。
作曲家の肖像画は、子どもたちの音楽への興味すら失う原因になりつつあります。
大人になったら色々な歌や楽器に触れる機会は滅多にないので、もったいないなと思いますよね。
でも、怖い顔をした作曲家が、可愛らしくて愛着のあるイラストへ変更したら、行ってみたくなる学校のスポットの上位になりそうです。
先生方も生徒の興味・関心を損ねないよう奮闘されているのが伝わります。
10年後にはメジャーな作曲家の肖像画は、レア物に変わるかもしれませんね!
作曲家の肖像画はいくらするの?
音楽室にある作曲家の肖像画は、36枚組で14,300円で購入ができます。
意外とリーズナブルだなあと思いますよね。
36名の中でも有名な作曲家は、
- J.Sバッハ
- ベートーヴェン
- ハイドン
- モーツァルト
- ショパン
彼らは中世の時代に有名な楽曲をいくつも残しているので、もし一緒の時代を生きていたらと思うと、私はピシッと心が引き締まりましたね。
小学校・中学校ともに同じものが飾られていることが多いようなので、進学したらどんなものが飾られているのか見比べても楽しそうですよ!
音楽室が最上階にある理由のまとめ
学校の音楽室には、生徒の興味を引き出し、伸び伸びと音楽を楽しめる工夫がたくさんありましたね。
最上階まで行くのは毎回大変ですが、音楽をするには最も最高の環境です!
ぜひ学生生活の多くを音楽室で過ごし、先生や友達と音楽に没頭する時間を大切にしてくださいね。