離乳食の豆腐は冷凍するとパサパサになる!?上手に保存するポイント

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豆腐は、離乳食で活躍する食材の一つです。

初期から与えることができますが、おかゆや野菜に慣れてきた頃(離乳食開始から1か月以降)に始めると良いと思いますよ。

野菜との相性も良いので、豆腐が食べられるようになると、メニューの幅がより広がります。

私は、離乳食メニューのアイデアがなくなったときは、豆腐と野菜をまぜて「○○の白和え」のようなそれらしい料理名を付けて、よく作っていました。笑

ただ、豆腐を与えるときに注意していただきたいのは、大豆のアレルギーがおこる可能性があるということです。

一番初めに食べさせるときは、少量から様子を見てあげてくださいね。

豆腐を与えるとき、熱湯で毎回ゆでるのはちょっと面倒ですよね。

なので私は、茶こしに使う分だけ入れて上から熱湯を回しかけて(または、熱湯に漬けて)、そのまま茶こしで裏ごししていました。

茶こしは小さくて、離乳食の調理にとても向いているのでおすすめですよ。

裏ごしの時期が終われば、絹ごし豆腐なら少し加熱して冷ますだけで食べられるようになるのでとても楽な食材です。
(二人目のときは、早い段階で加熱すらしなかったかもしれません…;)

今回は、そんな便利な豆腐の保存方法に「冷凍保存しておいた豆腐って離乳食に使っても大丈夫なの?」ということについて詳しく見ていきましょう!

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離乳食の豆腐ペーストを大量に作ってしまった!冷凍保存は可能?!

離乳食は、大人が食べるものの調理とは違う手間がたくさんあります。

初期の頃の「裏ごし」という作業もとても大変です。

そんな離乳食に使う食材は、一度にまとめて作って冷凍保存して活用される人がほとんどだと思います。

では、離乳食で使う「豆腐」はどうなのでしょうか?

豆腐は冷凍保存には向いてない!?

そもそも豆腐が冷凍保存に向いているかと言えば…正直あまり向いていません。

豆腐を冷凍保存することも可能と言えば可能ですが、食感は冷凍前と少し変わってしまいます。

大人であれば、変わった食感を楽しむために豆腐をそのまま凍らせて調理する方法もあります。

冷凍した豆腐をそのまま解凍すると、

  • 木綿豆腐はお肉や高野豆腐のような食感
  • 絹ごし豆腐は湯葉のような食感
になります。

でも、離乳食の初期の頃には、こういう触感の豆腐は不向きだと思います。

それでも、冷凍するということであれば、

「冷凍保存すると、食感が変わってしまう可能性がある」

ということを念頭においた上で試してくださいね。

離乳食用に豆腐を冷凍するとき!食感ができるだけ変わらないポイント

まり向いていない「豆腐の冷凍保存」

離乳食用の豆腐を解凍したとき。

できるだけ食感が変わったりパサパサにならないためには、冷凍前に裏ごしするのがポイントです。

裏ごしすることで、そのままの状態で冷凍するよりも、食感の変化を最低限にとどめることができますよ。

ですので、離乳食に使うための豆腐を冷凍保存する場合「まずはしっかりと裏ごししてペースト状にする」ようにしましょう!

ちなみに、栄養は冷凍前と解凍後と変わりありません。

なので、上手に冷凍と解凍ができれば、離乳食の手助けアイテムになることは間違いありません。

解凍後、あまりにも食感が変わってしまった場合は、離乳食に使用するのではなく、大人が食べるようにしてくださいね。

離乳食用の豆腐の冷凍方法

初期に使う豆腐は、木綿ではなく絹ごし豆腐が良いと思います。

離乳食用として冷凍する場合、

①熱湯でゆでる
②すり鉢などですり潰してペースト状にする
③製氷皿で小分けにしてよく冷ましてから冷凍する

この3ステップで冷凍してみてください。

初期以降は、フライパンでそぼろ状にいためてから冷凍しても大丈夫ですよ。

離乳食の豆腐を冷凍保存できる期間は?

そして冷凍した豆腐は、1週間を目処に使ってください。

また、一度解凍したものを再度冷凍するのは衛生上やめましょうね。

あと、冷凍保存しておいた豆腐を解凍した後は、必ず加熱調理するようにしてくださいね。

離乳食に使う豆腐を冷凍したら変色した!使わないほうがいい?

「冷凍保存してみた豆腐を冷凍庫から出してびっくり!黄色になっていた。。。」という経験、ありませんか?

冷凍してから変色してしまった豆腐は、決して悪くなったわけじゃありません。

変色してしまった豆腐でも食べる分には問題ありませんが、繰り返しお伝えしている通り、解凍すると多少ボソボソした食感になってしまいます。

ではなぜ、豆腐を冷凍すると変色するのでしょうか?

それは「豆腐の水分が先に凍って、水分以外のところが濃縮されてしまうから」なのです。

つまり水で薄まっていた大豆の成分がギュギュギューっと濃縮されて固まるから、色も濃くなって黄色くなります。

「そもそも大豆って黄色なの?」と思う方もいるかもしれませんが、きなこを思い浮かべてもらうと良いかもしれません。

きなこも大豆からできていて、凍った豆腐と似た色になっているのではないかなと思います。

そういう理由で変色した冷凍豆腐は、大豆本来の色なので食べても問題ありませんよ。

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離乳食に作った豆腐を解凍したらパサパサに!解凍にはコツがある?

豆腐を解凍したときにパサパサになるのは、解凍時に水分が抜けてしまうからです。

豆腐を解凍した後にできるだけパサパサにならないためには、冷凍前に裏ごしするのがポイントです。

解凍方法は、

  • レンジ
  • 熱湯をかける
  • 凍ったまま鍋で調理
などがあります。

パサパサが気にならないようにするためには、白和えとして使うのではなく、解凍時におだしで煮てみるのも良いですね。

そして少し離乳食が進んでくると、ハンバーグに混ぜるもの一つの方法です。

冷凍前に、鶏の挽肉と混ぜて肉団子にしてから冷凍すれば、解凍後もフワフワの食感になりますよ。

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離乳食の豆腐がなめらかにならない!どうすればトロトロなめらかになるの?

そもそも豆腐を裏ごししても

「なんだかつぶつぶする」
「うまくつぶせない」

という場合も多いですよね。

そんな、意外と難しい「豆腐の裏ごし」ですが、豆腐を離乳祝にぴったりのトロトロなめらかにするコツがあります。

それは「豆腐を温めること、そして水分を足すこと」です。

ゆでたり電子レンジで加熱したりして温めることで、豆腐を柔らかくして潰しやすくなります。

その後すりつぶすときに、離乳食の時期にあうくらいのかたさにまで、出汁やお湯でのばしましょう。

このときのだしやお湯も、できるだけ温かいものを使いましょう。

豆腐が固まりにくくて、トロトロなめらかになりますよ。

そしてもう1つ、「究極の豆腐をなめらかにするコツ」ですが、それは「豆腐の種類」です。

絹ごしは絹ごしでも、冷奴用の小さな豆腐や充填豆腐などは、元々とても柔らかいので、簡単になめらかにのばすことができます。

いつも使っている豆腐だと、裏ごしがなんだかうまくいかない時ときには、豆腐を変えてみるのも上手にトロトロにする、大切なポイントの1つですよ。。

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離乳食の強い味方!豆腐で作った作り置き可能レシピ

では、豆腐で作った離乳食の作り置き可能レシピをご紹介します。

離乳食は、基本的に作り立てを食べさせてあげるものですが、冷凍や冷蔵で作り置きすることが可能です。

豆腐を月齢に合わせた状態に下ごしらえして、豆腐だけを冷凍し。

「そしてその冷凍豆腐を使って調理する」というのもありますが、これからご紹介するのは、調理後の作り置きです。

離乳食での「お豆腐ハンバーグ」の作り置きレシピ

<材料>

  • 合い挽きミンチ 100g
  • 絹ごし豆腐 60g
  • 卵 1/2個
  • パン粉 大2
  • 牛乳 大2
  • タマネギ 1/4個
  • 塩 少々

<作り方>
1.タマネギをみじん切りにして耐熱皿に入れて電子レンジで1分加熱
2.パン粉を牛乳でふやかす。卵はよく溶いておく。
3.ボウルにミンチ・絹ごし豆腐をそのまま入れ、塩少々を加えてよく混ぜる。
4.3に1と2を加えて混ぜる。
5.適当な大きさに分けて、フライパンで焼いて完成。

<保存方法>
つくったハンバーグを一つずつラップに包んで、冷凍庫へin!

1週間程度の保存が可能です。


離乳食後期頃からは、お豆腐ハンバーグはテッパンのメニューです。

大人にとってもカロリー控えめで嬉しいメニューなので、とりわけもしやすいです。

上記のレシピに、ひじきやにんじん、青菜系の野菜もみじんぎりにして入れても良いと思います。

好き嫌いのある子供であれば、みじん切りでごまかして食べてもらいましょう。

食べるときは、電子レンジでチン!のみです。

離乳食の豆腐を電子レンジで調理するときの注意点

離乳食で使う豆腐を電子レンジで加熱するときは、豆腐をパックから出したそのままの状態でお皿などにおいて加熱するのではなく、

「水をはった耐熱容器に豆腐を入れ、ラップをふんわりかけてから」

電子レンジで加熱するようにしてください。

水をはった耐熱容器に入れると、熱の伝わり方がまんべんなく行きわたるようになります。

そして、豆腐をそのまま電子レンジ加熱すると爆発することがあるので注意が必要です。

爆発を防止するためには、あらかじめ豆腐を少し崩しておくと良いでしょう。

加熱時間の目安は30秒程度です。

あまり長い時間加熱していると、爆発の危険性が高まります。

ちょっとずつ様子を見て、加熱ムラが発生しないようにたまに混ぜるなどして上手に電子レンジ加熱をしてください。

個人的には、お鍋を出すのはとても面倒なので、この加熱方法ばかり気に入ってやっていました。

電子レンジって本当に便利ですよね。

離乳食の初期に豆腐を冷凍保存したものを与えても大丈夫?のまとめ

離乳食の初期に豆腐を冷凍保存したものを与えても大丈夫なの?ということについて、最後にポイントをおさらいしておきますね!

  • 豆腐で大豆アレルギーが起こる可能性があるので初めてあげるときは注意してください。
  • 初期に使用する豆腐は、絹ごし豆腐がオススメです。
  • 冷凍保存するときは、ゆでる→裏ごし→製氷皿で小分けにしてください。
  • 冷凍すると、食感が変わる可能性があります(栄養は変わらない)。
  • 冷凍した豆腐は1週間以内で使い切りましょう。
  • 解凍後は必ず加熱調理し、再度冷凍しないようにしてください。
  • 解凍後にパサパサにならないコツは、冷凍前にペースト状にすることです。
  • 解凍後にハンバーグに混ぜて使うのも良いでしょう。
  • 鶏の挽肉と混ぜて肉団子の状態で冷凍すると解凍がうまくいきます。
大きなサイズの豆腐を買うと、なかなか使い切れなかったりしますよね。

割高かもしれませんが、離乳食に使うものは、小さいパックがいくつか連なっているようなものを買うのも良いと思います。

これであれば、冷凍せずに使い切ることもできるのではないでしょうか。