首すわりがしっかりしてきたら、そろそろ始める離乳食。
10倍がゆなどは、比較的簡単に作ることもできます。
ですが、他の食材を試すとなると一つ一つの食材を調理するのはなかなか時間もかかります。
ましてや、上に兄弟がいるとなると、それぞれ別でごはんの用意をすることになるので、とても面倒くさいですよね。
なんとか、簡単に離乳食を作る方法はないのか?
できるだけ、時短で完成するものはないのか?
わたしも、下の子ができた時にとても苦労をしました。
どちらの残り物も再利用するのが難しく、こどものお世話に振り回される毎日なのでできるだけ楽をしたい!と毎日試行錯誤していました。
離乳食初期の野菜デビューににんじんはおすすめな理由
にんじんは甘くて、食べやすい野菜なのでデビューに選ぶには最適な野菜です。
栄養価も高く、ぜひにんじん好きな子になって損はありません。
また、初期のころはしっかりと柔らかくなるまで調理し、にんじんの形が残らないように注意してあげましょう。
舌ざわりが悪いと、食べてくれない子も多いので、なめらかなペースト状にしてあげるのがいいでしょう。
離乳食初期の人参は圧力鍋で簡単に調理できる!
離乳食作りに実は、圧力鍋が便利です。
短時間で、柔らかくなり栄養も損なわれないのでおすすめです。
芋類などは、柔らかく仕上がるので、スプーンで軽く抑えるだけでペースト状にすることがきます。
圧力鍋を使った離乳食の作り方
①圧力鍋に水(300ml)入れ、野菜を蒸し皿に入れてフタをする
(このとき食材別に作業する必要はありません。いろんな野菜を入れても大丈夫です。)
②圧を5分ほどかけて、火を止めたら圧力が下がるまで放置
③冷えたら、食材を取り出しそれぞれすり鉢でする
④ラップに適量を取り小分けにして包む
⑤熱が取れたら冷凍庫で保存
*残ったスープは野菜のうまみが出ているので製氷機などに入れて冷凍しておくと便利です。
にんじんを使った簡単レシピ『にんじんスープ』
- にんじん10グラム
- 野菜のだし汁
凍ったままのにんじんと野菜スープを一緒に器に入れ、レンジで温める。
にんじんを使った簡単レシピ『にんじんとリンゴのうま煮』
- にんじん5グラム
- りんご5グラム
- 水適量
リンゴはすりおろしておく。
にんじんとリンゴ、水を適量器に入れて、レンジで温める。
離乳食初期にレンジで食材を加熱するのはOK?簡単に作る方法は?
レンジは、少しの食材でも温めることができるので、一回に与える量が少ない離乳食作りにはかかせません。
耐熱容器であれば、器もそのまま使うことができるので、洗い物を増えませんね。
電子レンジを使って作るいいところ
- 火を使わないで温めることができる
- 調理時間を短縮することができる
- 栄養成分が茹でて柔らかくするよりも失われにくい
- 少しの量でも調理できるので、食材に無駄がでない
- 洗い物が少なくて済む
- 高温での調理になるので殺菌効果も期待できる
電子レンジを使った基本的なポイント
電子レンジを使って離乳食を作るときのポイントを見ていきます。
- 食材の大きさは均一になるように切り分ける
- 破裂する可能性のあるものは切り込みを入れておく
(ミニトマトは要注意!!)
- 水分が少ないと焦げ付くので、水を少量加える
- 水分量が多い物は、加熱中に吹きこぼれることがあるので大き目の容器に入れる
- ラップをしっかりと止めてしまうと真空状態になってしまうので、ラップはふんわりとかける
- 加熱後は、全体を混ぜて加熱のムラがないようにする
- 加熱後にラップを外すときはやけどに注意!!
- 冷ますときには、ラップを密着させて蒸らすような状態にするとしっとりと仕上がる
電子レンジで作れる!とろみの素
水分の少ないものや、口の中でばらばらになってしまうものには、とろみをつけてあげることで食べやすくなります。
とろみをつけることで、舌ざわりもよくなるので「べー!」と出してしまう赤ちゃんにはぜひ試してみてください。
- 水または、だし汁50ml
- 片栗粉小さじ1
耐熱容器に入れてまぜたら、電子レンジで600Wで20秒~30秒加熱します。
(このとき片栗粉がダマにならないようにしっかりと混ぜるのがポイントです)
離乳食初期のにんじんのまとめ
「離乳食初期のにんじんはレンジで加熱しても大丈夫なの?」ということについて見てきました。
離乳食でにんじんを使うときのポイントをお話させていただきました。
離乳食は、基本「食べてくれない」と考えて挑みましょう。
もりもり食べてくれたら、ラッキーです。
作るのに手のかかるのに、全力で拒否されると本当にへこみますが、作る過程を出来るだけ楽ちんにして、ストレスを減らしましょう。
離乳食は、食べる練習期間です。
食事で栄養をとるのは、まだまだ先なので、いろんな食材に挑戦させてあげましょう。
野菜が好きな子、お米が好きな子、パンや果物色々食べさせているうちに奇跡的にお気に入りが見つかるかもしれません。